ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

ジズレ市の、外出禁止令解除。

2015年09月12日 21時47分33秒 | 事件・事故・宗教・政治
なんか。
最近。

記事が、エラク
硬いものばかりに

なっちまって
るんですが…。

ご時勢がご時勢なんで
しょうがない、とはいえ。

自分的には
ちょっと、つまんないw

もっと。
楽しいトルコや

美しいトルコ、の
ハナシをしたいのにね~…。

ところで。
9月12日午前7時をもって

シルナック県ジズレ市の
外出禁止令が
解かれまして。

市民は、1週間ぶりに
表に出てるらしいですが…。

町は、見るも無残な姿に
なってるらしく。

ここからは。
ヒューリエット紙から、引用翻訳。

**********
「外出禁止令が解かれたジズレで、衝突の爪あと」



シルナック県のジズレ市の外出禁止令は、8日間経過後、本日、午前7時をもって終了し、市民は、長い日々を経て、やっと、表に出ることができた。警察・兵隊の、クルド人ゲリラに対する作戦で、激しい衝突の舞台となったジズレ市の景観は、道路に散らばる、無数の空の薬きょう、破壊された建物、商店、道に掘られた、埋められていない塹壕…まるで、戦争後のようだ。

シルナック県知事の決定により、9月4日金曜日、午後8時から開始された外出禁止令は、本日午前7時をもって、解除された。外出禁止令発令中に、市内の大部分に巣くった、クルド人ゲリラ達との、衝突が繰り返されたジズレ市では、禁止令解除とともに、市民が、今朝から、外出をすることが、できるようになった。ジズレ市への出入りも、正常に戻った。



「ジズレ市からの、最初の風景」

ジズレ市で、警察・軍隊と、クルド人ゲリラとの間の衝突が、特に激しかった地区では、家屋や店舗が、被害を被った。いくつかの建物は、壁に多数の銃痕が残り、街角には、無数の空の薬きょうが、見られる。ジズレ市の、多数の小路には、軍が小路に入って来れないように、クルド人ゲリラが、爆発物を埋めこむために、掘った塹壕が、埋め返されないまま、放置されているが、大部分のバリケードは、路上から撤去された模様だ。

家屋から、長い日々を経て、外出できるようになった人々は、食料品などの、生活必需品を求めて、衝突で被害を被らなかった商店などへ、押し寄せた。
ジズレ市の、メインストリートでは、現在も、警察などが、パトロールを続けており、被害を被った商店主などは、どの程度の被害状況なのかを、確認するのに、忙しい。

*************

*ヒューリエット新聞の
元記事は、こちらへ(ただし、トルコ語)
→→→→http://www.hurriyet.com.tr/gundem/30054222.asp

*ジズレ市の、他の写真は、こちらへ。
→→→→http://fotogaleri.hurriyet.com.tr/galeridetay/97981/2/1/cizreden-goruntuler-12092015

クルド人、と
一口に言っても。

全部のクルド人が
PKKと言われる

クルド人ゲリラを
支持しているわけではなくて

他にも、いろいろと
細かい

政治団体が
ございます。

まあ。
大多数は、PKK派って
とこなんでしょうけど。

ジズレ市、というのは
過去にも、いろいろと

衝突が多かった
町で

一番、
記憶に新しいところで

2014年末から、2015年初頭に
かけて

PKK支援派と
HUDAPAR(という略称の、クルド人政治団体)支援派が
衝突して

多数の死傷者をだした、っていう
事件があった。

ジズレは、南東部の火薬庫、と
いえるかもしれない。

その他の、
今回の事件に関する、ビデオ。





どちらのビデオでも
目につくのは。

少年や、どうみても
小学生だろ、って
子供達が

最前線に立って
まるで、良い事をしてるように

大活躍してるところ、
です。

彼らの主義主張が
どうであれ

年端もいかない
子供達を

洗脳して
暴力に駆り立てる行為は

やっぱり
許しがたい、と思うのだよね。

国家権力が
手出しできないのを
わかっていて

わざと、子供を
前線に押し出す手法。

これだけでも、やっぱり
テロリストの卑劣さが
十分にわかるというもの…。

これは、アフリカなどの
国で行われている

少年兵、と
何も変わりのないこと。

昨日とかは。
ディヤルバクル、という

南東部の大都市の
町のど真中にある

警官がよく
利用する食堂に

昼の日中に、公衆の面前で
通りすがりの車中から

無差別射撃が
行われて

何人かの警官が
負傷。

残念なことに
若いウェイターが一人
死亡しました。

テロリスト達が
白昼に。
大都市の真ん中で

こんな事件を起す
力量を持ってしまったことが
残念です。

どこで、道が
間違っちゃったんだろ?

トルコは、今。
連日連夜。

テレビの討論番組で
この点を、特集しておりますが…。

早く解決して。
早く、毎日、死人の出ない国に

なってくれることを
祈るばかり。


本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

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よろしくお願いします。

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コメント (4)
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