ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

スルタンアフメットの爆弾事件で、思うこと。

2016年01月18日 08時42分06秒 | 事件・事故・宗教・政治
ブログ再開したばっかりで
いきなり

こういう事件が
おこっちゃうのは

誠に誠に
遺憾なのですが…。

ってか。
トルコ、現在ね~。

外国からみたら
内戦状態ですか?って

思われても
おかしくないような
そんな状態だよね~。

相変わらず
南東部では

クルド人ゲリラとの
攻防戦が続いていて

1ヶ月にわたる
外出禁止令が

出されている市も
あるほど。

ロシアとの
緊張状態は持続中だし

シリアの状態は
膠着中。

その上に
ISISがちょろちょろして

アンカラやら
イスタンブールなんかの

トルコ第一、第二の都市で
好き勝手に

爆弾を
爆発させちゃったり
したら

そりゃあ、あんた、もう。
トルコ終わった、と

思われても
しょうがなかんべよ~…

ってな状態よね。
やっぱり(涙)

今回の
自爆テロ攻撃が

イスタンブールの
スルタンアフメット地区で
起きたのは

1月12日。
午前10時20分。

ビザンツ帝国時代に
エジプトから運ばれてきたらしい

オベリスクの前で
事件はおきやした。

スィベル、という名の
女性ガイド率いる

ドイツ人旅行者
33名の一行は

この、オベリスクの前で
ガイドの説明を聞いていたのよ。

と。
そのグループの中に

いつの間に
まぎれこんだのか

見慣れぬ若い
男性が1人。

不審に
思う暇もなく

ガイドは
「かちっ」というような

小さな音を
耳にした、んだそうな。

これ。実は。
服に仕込まれた爆弾の

起爆装置が
うまく作動しなかったので

テロリストが
手榴弾のピンを抜いて

手榴弾を引き金にして
爆発を起そうとした。

その。
まさに、ピンを抜く音
だったそうなんだけどね。

それに気づいた
彼女は

咄嗟に、グループにむかって
「爆弾よ!逃げて!」と叫んだそうだ。

ツーリスト達が
逃げだして数秒後に

悲劇的な爆発が
起こってしまった、とのこと。

爆音は、5キロ以上離れた
タクシム広場からも

聞こえた、ってんだから。
どんだけのもん
だったんだろうね。

結果として。
10人のツーリストが死亡

15人が負傷する、という
惨事になってしまったわけだ。

現在までの
捜査では

犯人は
ISISメンバーで

シリア人の
ナービル・ファドリ、という

27歳の男で。
シリア難民のフリをして

トルコに入国した
ばっかりだった、ってこと。

イスタンブールで
滞在していたアパートで

同居していたと
思われる

数人のシリア人が
逮捕されて、捜索中。

首相によれば。
金で、ISISに

テロを起させている
黒幕がいる、と思われるので

黒幕を暴くまでは
捜査を徹底的に、続けていく

という事
なんだけども。

果たして。
どんな黒幕が、出てくることやら。

ワタクシゴトに
なってしまうんだけど。

うちのと~ちゃんが
ガイドしてるグループが

そんな目に遭う可能性も
ありあり、なわけで。

まったく。
背筋がぞっとする事件ですだ。

幸いにして。
ガイドが

間際で、ツーリストに
呼びかけをしたことで

更なる大惨事を
防ぐ効果があった、らしいけども。

トルコという国に
興味を持って

楽しい旅行を
期待しながら

やってきたツーリストが
こんな目にあうなんて

本当に、本当に
悲しい限りです。

こんな卑怯な
人間達のせいで

トルコの良さを
知ってもらう機会が

減るってのは。
残念でしょうがない。

ホント。
残念でしょうがないよ。

ISISと
シリア内戦が、

どうにか
カタがつかないことには

こういう不幸な事件が
起こり続けていくであろう、ってのは

残念ながら、想像に
難くないところで。

ただ、ただ。
悲しいし、悔しいし、むかつきます。

日本にいた時はね。
テロの恐怖を

こんなに身近に
感じる機会は

はっきり言って
なかったんだけどね。

肌で、その恐怖を
直接感じられる

現在は。
そんな状態です。

残念ながら
トルコ。

あらためて
犠牲になった方々の

ご冥福を
祈らずには、おれません。

…って。
そんな事、考えながら

テレビニュースを
見てたのさ。

そしたらね。
そこで。

海外のプチニュース、
みたいなのが、紹介されてね。

それが、なんと。
日本の話題だったのです。

なんでも。
北海道の、一ローカル単線がね。

乗客の減少により
廃止される予定になったんだって。

ところが。
その単線を、現在利用している

たった一人の乗客は
高校3年生のオンナのコ。

高校卒業と同時に
都内の医大に

進学が決まって
いるのだけど。

あと3ヶ月は
電車通学をしなきゃいけない。

そこで、JR北海道(っての、あったっけ?JR東北か??)は。
単線廃止を

3ヶ月延期して。
女の子の卒業まで。

ローカル単線は
たった一人の乗客のために

毎日、運行することに
なったそうで。

ありがとうございます、と
はにかみながら、微笑む女の子と

腰までありそうな
深い雪を

彼女のために
雪かきして、

駅の前の道を
通れるようにしている

駅員さんの姿が
印象的でね~。

あたしゃあ何だか
涙が出そうになりやしたぜw

こんな現実が取り巻くトルコと
こんな日常が続く日本。

もちろん。
いろんな複雑な

要素が
絡み合っているから

一口に、どちらがどう、とは
いえないんだけど。

平和のありがたさ、を
改めて実感すると共に

そんな日常が
続けられる

日本、という国を
とても誇りに、感じましたわい。

キャスター達も
まるで、映画のような、いい話ですね~。

とか。
ほっこり顔で、話してて

何だか、自分の事のように
嬉しかったですたいw

トルコのあとは、
インドネシア、と

世界中に
狂気を撒き散らしている

アクの塊のような
集団ですが…この人達。

こういうヤツラこそ、
アッラーの神様のバチが

びしっと、あたってほしい
今日この頃であります…。


本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

ぽちっと応援
よろしくお願いします。


にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする