心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

遠藤周作記念館

2009-05-08 | 日記
所属する教会の「女性の会」が企画したバスハイクに20数年ぶりに参加した。
目的地は遠藤周作記念館。

彼の作品「沈黙」の舞台となった外海地区を1度尋ねてみたいと願っていたので、
この企画一番乗りで手を挙げた。

連休明けで混雑も無く、コースとしては、まずは大浦天主堂。
ゆっくり拝観する。
中に入ると年末のミサの風景が思い浮かんできた。
なんとも荘厳であり、癒しの場所である。



天主堂からグラバー邸を素通りして、昼食の中華「四海楼」
食事をしながら眺める風景。


途中、姉妹教会である飽之浦教会に立ち寄り、
海岸線沿いをひたすら外海地区へ。

「沈黙」を読んだ時、正常ではいられないほどの衝撃を受けたのを思い出した。

この外海地区の記念館の場所は、
彼に「僕のために神さまがこの場所を用意してくださった」
と言わしめるほど視界の素晴らしい場所である。

記念館の中には、周作氏の生涯や作品が陳列されている。
どれもこれも興味深く、足は中々先に進まない。
時間が無いので駆け足の出口辺りに、
きちんと覚えていないが、

母が愛したものだから私も愛します。
兄が愛したものだから私も・・・。
佐藤や・何々が愛したものだから私も愛します。

といったような文があり、人を愛すること・絶対の信頼をおくことのすばらしさ・・・。
私にとって、妙に胸に迫りくるものがありました。
(私もそのような立場の人になりたいし、信頼されたいと願うからかもしれない)





コメント
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