心の花束

つれづれなるままに心の中に花束を持ちたい

安らかに

2011-04-24 | 詩吟 漢詩

とこしえの

君がねむりを悼むらん 

桐の一葉の散りそめてけり

           作 中島 広陰


百歳の人生ついに全からず

 哀しむ君が客と成りて黄泉に到を

墓前涙を呑んで冥福を祈る

 腸は断ず薫香一片の煙

                 作 元宮 三香 

また、お一人黄泉の国へと見送りました。
詩吟の仲間です。
自分に厳しく人に優しい人でした。

口には出せない労苦の中人でお子さん三人を育てられました。
どんなときもきちんと身だしなみを整えられ、背筋を伸ばされていました。

会の仲間が参列し、上記の句を朗詠しました。
 長い人生を懸命に生きられ若輩者の手本となられた人です。
 安らかなお顔に「お疲れ様、ごゆっくりおやすみなさい」と送り出しました。
    
「ありがとうございました。」

   残されたご家族の上に天からの慰めがありますように。
コメント (2)
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