長島敏春「逗子日乗」(旧「生命のサンゴ礁」)

2007年温暖化による石垣島のサンゴ礁大白化に遭遇。「生命のサンゴ礁」を開始。2023年に「逗子日乗」とする。

ハマクマノミと性転換

2014年01月20日 | 石垣島

サンゴ礁でタマイタダキイソギンチャクと共生しているハマクマノミ。大きい方がメスで、小さい方がオスだ。クマノミは性転換することが良く知られている。大きなメスが死ぬとオスがメスに性転換する。クマノミ以外でも、キンギョハナダイ、ハナヒゲウツボ、ホンソメワケベラなど性転換する魚が多い。なぜなのか。一説では海中は陸上に比べると生存競争が激しいため、効率よく子孫を残すための一つのシステムが性転換だという。

ドロップオフ付近で撮影した。遠くサンゴ礁が見えるような構図だ。ワイドマクロの撮影は主題に対しどんな環境を入れるかが大切だと思う。懸命に生きるクマノミとイソギンチャクの姿がより鮮明になった。

NikonD700 Sigma15mm

ジュンク堂トークセッション「サンゴの海と写真絵本の可能性(長島敏春 岡本洋平 刑部聖)」インターネット配信中。

・YouTube http://youtu.be/SBeNI1UvIBY
・ニコニコ動画 http://www.nicovideo.jp/watch/1382932119

写真絵本「サンゴの海」が偕成社から好評発売中。