長島敏春「逗子日乗」(旧「生命のサンゴ礁」)

2007年温暖化による石垣島のサンゴ礁大白化に遭遇。「生命のサンゴ礁」を開始。2023年に「逗子日乗」とする。

オキゴンベとアカヤギ

2017年03月12日 | 海と森のギャラリー

逗子の小坪沖4、5キロにあるオオタカ根はソフトコーラルが大変豊かだ。オキゴンベがアカヤギから顔をのぞかせている。私は生き物を環境を入れて撮影している。魚はどんな環境に棲んでいるのか等、環境と生き物の関係性に大変関心がある。単体の生き物は造形的にも美しいものだが、生きものがどこにいるのか気になる。環境と生き物は相互依存の関係にあると思う。オキゴンベは小魚や甲殻類を食べている。小魚や甲殻類は海の環境がつくり出した動物プランクトンなどを食べている。アカヤギのポリプが開いているのが確認される。ポリプを開き動物プランクトンやデトリタスを食べている。海で食物連鎖が展開されているのだ。

 

逗子アートフェスティバル2016 写真展「海」長島敏春 海と森のギャラリー

「生命のサンゴ礁 長島敏春」

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