長島敏春「逗子日乗」(旧「生命のサンゴ礁」)

2007年温暖化による石垣島のサンゴ礁大白化に遭遇。「生命のサンゴ礁」を開始。2023年に「逗子日乗」とする。

水中写真展初のマット系アート紙を使用

2010年09月17日 | 東京

今回、何名かの方から水中写真で初めてのマット紙での展示を見たとご指摘を受けました。
従来、水中写真展では光沢紙を使うのが一般的です。また、サイズも大型が多い傾向にあります。
海の輝きや青を出すには確かに光沢紙が合います。サイズも大きい方が迫力があります。
私の場合前回のニコンサロンbisで光沢紙による大型パネルを試みましたので今回は別の形と目的で行いました。

今回は会場での見栄えだけではなく、どこで見ても、一枚の写真として長く鑑賞出来る表現を目指しました。
マットは光沢と異なり光の反射がありません、表現も落ち着いた印象です。
また、マット系アート紙はサンゴ礁とサンゴの質感に丁度合います。
今回は特に一枚一枚をじっくり見て頂きたいと思っています。