サンゴ出現は化石の地層から2億4千万年前と推定されていたが、5億年前にイソギンチャクとの共通祖先から進化した事を沖縄科学技術研究基盤整備機構が、ゲノムを解読し、英科学誌ネイチャー電子版に7月24日付けで発表した。
ゲノム解析の結果、サンゴを紫外線から守る役割を褐虫藻がしているとみられていたが、サンゴ自ら紫外線を吸収する物質を作る遺伝子を持っている事が分かった。温暖化によるサンゴの白化の解明にもつながる成果だといわれている。
夜光るポリプを出すサンゴ、紫外線から守るポリプがいる。撮影地はレンベ。