チームはばタンの旅ラン日記

プー太の旅日記改め、
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アカデミー賞 『ハート・ロッカー』

2010-03-10 | 映画
そして今日はアカデミー賞で作品賞を含む6冠を手にした『ハート・ロッカー』を観てきました。
申し訳ないですが、この映画 アカデミー賞をとるまで知りませんでした。
観に行きたい候補の中から外れていました・・・

2004年、イラク。死と隣り合わせの危険任務に従事する米軍爆弾処理班に、ジェームズ二等軍曹が赴任してくる。緊張した状況下で、怖いもの知らずな行動を取る彼の姿を見て、仲間たちは不安を募らせる。彼は勇敢なプロフェッショナルなのか? 虚勢を張る無軌道な命知らずなのか? そんな彼らの思いとは無関係に戦況は厳しくなり、命がけの爆弾処理の日々が続く。任務終了まで、あと38日……。

っていうあらすじなんですが、毎日の爆弾処理の任務、その中で爆弾で亡くなる仲間や市民・・・
任務が明けるまで手に汗握って、こっちまで肩に力が入って、
早く終わって!!って気持ちで観ていました。

実はこの作品の監督さん(キャスリン・ビグロー)は女性なんです。
それもアバターの監督(ジェームズ・キャメロン)の元奥さん。
こんなビッグなカップルが夫婦だったなんて・・・
映画論戦で意見が食い違ったのでしょうか?!
でも、元夫のジェームズ・キャメロン監督は、キャスリン・ビグローを祝福してたから安心しました。

毎年アカデミー賞の発表がある度に不思議だったんです。
何でこの映画だったんだろうって・・・
で、プー太ママと話してたのが『裸の王様』説
一般人がいいと思う映画を選んだら、審査員のプライドが許さないんではないかって・・・
つまり、この映画が大賞とりましたよ!って偉い人が言うとするでしょ?!
そこで、『それはおかしい!』って言う人より
何とかしてその結果を受け入れようとする人が多いんじゃないかって・・・
さすがは審査員!この映画の良さがわかってるなって。
一般の人にはわからないかもしれないけど、自分にはこの映画の良さがわかるぞ!ってね。
王様は裸なのに、みんなが『素晴らしい服ですね』って言ったら
本当にそう見えてしまうのか、しまわないのか・・・ とにかく一緒に乗っからないとまずいかな?!って空気。
そんな空気と重なってたんですが、今年の『ハート・ロッカー』は
作品としてよかったと思いました。
全く娯楽性はありませんが、考えさせられる映画ではありました。

最後に、任務が明けて家に戻り、家族と平和な日常生活を送る場面があるんですが、
その後に、違う赴任先で防弾服?!を着た主人公が映り
○○地勤務終了まで365日とテロップが・・・
はぁー また365日過酷な日々が続くんだと思ったら、どっと疲れました。
映画もまた振り出しに戻って、365日の始まりだったらどうしようって・・・
でも、実際に爆弾処理の任務に就いている人がいるんですもんね。
精神ずたずたになるだろうなと思いました。
この映画で、世界中で起こっている争い(戦争)が1つでもなくなることを願います。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まるで・・・ (プー太ママ)
2010-03-11 21:59:50
こちらはドキュメンタリーを見ているようでした。
それぞれ俳優が演じているはずだし、戦場も全く別の場所でロケしたに違いないのだけどー。

臨場感バリバリで、目の前で起こっているかのような~何ていうか、ニュース番組の感覚でした。

映画界もまだまだ女性の活躍が少ないのですね。
監督賞が女性初の受賞とは、意外でした。
ご本人はそこら辺の女優さん顔負けの美形&スタイル抜群の方ですね~。
素敵なスピーチでしたし、ファンになりました。
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確かに・・・ (トトロ)
2010-03-12 23:50:37
湾岸戦争のとき、テレビニュースに映し出された映像が、映画のように見えたのと反対で、
ほんまやね、ドキュメンタリーみたいやったね。
でも、世界中のどこかでホンマに起こってることなんやもんね。真実味あったよね。
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ディア・ドクター (プー太ママ)
2010-03-17 06:37:32
本場アメリカのアカデミー賞作品もそれぞれ味のあるものでしたが、今年は何かと話題性の高かった日本アカデミー賞も忘れてはいません。

最近観た「おとうと」では釣瓶ちゃんの演技に心動かされましたが、初主演の「ディア・ドクター」をまだ観ていませんでした。

主演男優賞を総なめ(日本アカデミー賞では謙さんに軍配が上がりましたが・・・)にした作品だったので、ずっと観たいと思っていたところ、受賞記念として再上映している劇場がありました。(明後日までの期間限定)

こちらの演技(というより、本当に自然にやってる感じですー)もなかなかGOODでした。
前に観た「ゆれる」という映画の監督さん(女性です)の作品ということもあり興味がありました。

過疎地での医療問題を、深~く、でもサラリと描いているように思えました。
脇を固める役者さんたちが流石だなぁとも。

月末にはSeattleからご一行様来日で忙しくなりそうなので、時間を見つけては映画三昧しています。
昨日は「I Love You!!フィリップ」を。
明後日は「シャーロック・ホームズ」。
連休中には「NINE」の予定です。
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