面白くない。なぜか。朝からいつものスーパーで丁寧に遇う。
丁寧にあいさつ。それで面白くないわけじゃない。面白きことがない。
ちょん髷は、帽子に隠れている。のぞいた髪はきれいだ。それがどうした
違うレジ。中々彼女にレジしてもらえない。てきぱきの後姿。感心。
それに比べて、ドコモショップのお兄ちゃん。ため口でその商品は置いてない。
NTTかな。吐き捨てるように店を出る。白を連れてくればよかった。しかし
冗談に止めておこう。タッチペンぐらい置いておけ。大企業のおごりが見える。
ひるからカラオケ。軽快な音を聞きながら、到着。爺とおばば。2たりの客。
じじいはバスで帰る。おばばと私とマスター。3人。やがて歌が尽きる。
私の歌う曲がない。歌いたい曲がなくなった。帰る。帰ってしまった。
軽快な曲を聞きながら、周りの車に顰蹙を買う。車の中だけ気分良い。
3重事故の現場を過ぎて、安全運転。何事もなく帰りつく。家内と落ち合ったように
自宅の駐車場。あらった扇風機の組み立てを頼まれる。逆ねじ。左回りのねじ。
知ってないと組み立てられない。涼しくなった。今日は半ズボンをやめた。
花金だぜ。何もないのが良しとする。いやだ。やっぱりお嬢と吞みに行きたい。
私は酒を飲んだことがない。今時珍しい骨とう品的女性。飲ませてみたい。
八岐大蛇だったりして。手をあげる屈伸ばばあ。私行きたい。城崎恋歌。
銭がもったいないわ。割り勘。良いよ。しまった。あのう私は膝が悪いから。
今日は遠慮します。お嬢ならいいんかい?それっておかしくないか。お金ないから。
財布を見せろ。持ち歩かないから。輪ゴムで止めてあるんじゃないか。1000円札。
さっき警察に預けました。さつ。違うな。それをいうなら銀行だ。割り勘。
しぶしぶ条件を飲む翁。じゃお盆に。えええ。来年の話か。しんじまう。
それが狙いの徳川戦法。及ばざるは、過ぎたるより勝れり。酒も過ぎてはいけない。
いかんぞう。いかない。月を見ながらささを飲む。包丁を研ぐ音がする。
さかなのつまみは何がいい?。月とすすき。渋いのう。私は肉がいい。え、どこに。
目の前にいる。屈伸ばばあ、お前。鬼ばばあ。食われる翁。お願い腹だけ食って。
脂身は、嫌いなんよ。好き嫌いのある鬼ばばあ。好きなのは?。おまえのハートさ。