病院に行く。そんな日はろくなことがない。おまけに台風。タダ大したことはない。
11:40分にカラオケ喫茶到着。鍵がかかって、あかない扉でも車はあるから。
他のおばさんとどこかに行っていた。車のドアが開いて、マスターが首をのぞかせる。
焼きそば食うか?。はいと答える竹取の翁。今日のカラオケは12:00スタート。
ママとスタイルの二人。ど演歌が続く。これじゃのれない。爺の親子連れ。
来店。92歳と雪恋華。お友達の少女A。少しのってくる。きました3:00すぎ
お嬢登場。俄然盛り上がる店内。踊りだすお嬢。大したもんだ。すかさずマスターが
令和音頭。みんな総立ち。踊る。平日の木曜日にこんなカラオケ喫茶はあるだろうか。
いや、ないだろう。親子と、友達が帰る。次々に軽快な曲を繰り出すマスター。
踊るはお嬢と竹取の翁。おいおいクラブかい。粘るお嬢。最後は送ってとねだられる。
うれしい竹取の翁。タダ運転が危ない。どうせ帰り道だから。目的地で左折の信号。
まっすぐ行って。イイのまっすぐ。寄りたい店がある。ええー。やな予感が走るが
どうせ帰り道。送ってあげました。なんと閉店。明かりが暗い。がちゃがちゃしてると
中からねーちゃん。もう商品はありません。6:00で閉店です。空振りです。
喫茶に6時間もいたのか。バスで帰るお嬢を下ろして、悲しい幕切れの道を
とぼとぼと車を走らせる。こんなものかもしれない。恋の始まり。
おしまいに杉田かおるの鳥の詩を歌う。鳥取の詩って変えて歌ったがまるで受けない。
鳩が豆鉄砲を食らった顔の雪恋華。そういう歌じゃないだけど、取りの詩。おわる
はずだったが、お嬢に引き止められる。弧愁人歌って、翁。夜のぎんぎつねは、
マスターよ。3人でのる。カラオケ喫茶。アイスコーヒーで粘る6時間。
こんな結末が用意されてるとは、想定外だ。いつも楽しませてくれる。
今度お餅あげるね。へ。なんで?いらないよ。でもおくさんにあげる。こんなときは
手回しのいいお嬢。こんがり焼けておいしいわよ。怒るなかない。おまえだけ。