いつも道理のつまらない日。買い物なし。ただ今日は薬をもらいに薬局に
いかねばならない。カラオケ喫茶に行くついで。練習しなくては。釜山港へ帰れ
石見路一人。無錫旅情。恋の川。城崎恋歌。夢芝居。今日は年齢少し高め。
屈伸ばばあ。ママばばあ。笑わんばばあ。来てました。ふとっちょ。わふく。
どすの女。割合盛況です。遂に言ってしまった。笑わん婆に笑えという。
笑った顔がかわいいよ。ホント女は笑顔がかわいい。伝わっただろうか。
演歌を聞いて笑うのもどうかと思うが絶対かわいい。結果笑わん婆はかわゆくなった。
練習した高瀬舟は、自信なく。歌わなかった。難しい。さらに難しいのが
夢芝居。いい歌だが、本当のいい歌にして歌うのが難しい。なんのこと?きいて
この曲こんな歌だったけ?と思わせる歌い方。むずかしい。とくに、あやつりつられ。
このフレーズができない。なんかおかしい。楽譜を探す。どうやら、ああやりつられ。
さらに#2これが効きました。がらりと変わる曲想。ばばあたちは、かえって行った。
残りはどすと着物と私とマスター。上級者クラス。冗談だけど。着物がうまい。
曲を一ついただいた。港春秋。北島三郎。歌ってみたい。日は暮れて運転が怖い。
でも大音響とタバコは欠かせない。危ないがこれで帰る。いつもの建物で囲まれた
ちょうど風呂場のように響くバス停には、リクルートねいちゃんは居なかった。
ざんねん。瞬く間に帰りつく。つまらん。今日は薬屋で、おねいちゃんに
差し出された、ビニル袋の取り手に、薬指を通しそこない、すいませんゆびが短いので
おねいちゃんは明るく笑う。笑うはお嬢。笑顔に今日は会えなかった。
お薬。お薬手帳。領収書。みんな入っていますから。流石薬剤師。間違いがない。
行ってみたいなカラオケ喫茶。アイスコーヒーを飲むのが早い。うたもすぐ
覚える。ビブラートもかける。お嬢も早いが、薬おんなも早い。すぐの・み・こ・む
どうして?私オブラート持っています。頭いいんだね。ありがとうございます。
あたまよくなるくすりないかな。松任谷由実の魔法の薬。歌う彼女が竹取の翁に
告げる。貴方につける薬はありません。くすりとかわゆく笑っていた。