ホント滅入る。霧雨のような雨が、朝から降り続く。世の中暗い。朝から中島みゆきの
糸を一時間練習する。なぜか相性が悪い中島みゆき。カラオケの終わりが長い。
そこで、クリス・ハートの糸に替えよう。無かった。カラオケ店の契約の関係?
後味の悪い最後の歌。いい歌だが、どうも私に合ってない。こんな日だから、
駐車場はがら透きのはずだったが、常連に加えて、二組のお客。割合盛況です。
竹取の翁が歌いだすと、示し合わせたように、みな帰る。オイオイ。いつも通りの
マスターとどすと私。マスターがレッスンを始めたので帰る。あん。あああが、
歌えぬ石見路一人。何か寂しくなって帰る。霧雨が冷たい。勇気を鼓舞する
two step from hell地獄の気分だが、皆そうか。遠くから来たおばさんがハイタッチ。
こんな天気にめげない人もいる。糸の代わりに歌う歌を探さねば。城崎恋歌に替わる歌
なかなかないほどの傑作。汽車や、海鳥、夕日などで、検索してみるがいい歌がない。
冷たい雨に似つかわしい、こおり健太を練習中。抒情詩的な詩だが、曲がスロー
やっぱり踊れるような歌がいい。踊りといえば、お嬢。その笑顔は、沈鬱を
吹き飛ばす。やっぱりお前が必要だ。かえってきやれ。その面影は、なし。
糸のショックがこたえた竹取の翁。糸が切れた凧のように旋回して落ちる翁。
奴だこだ。魚市場で回るタコでもいい。千回唱えるお嬢。昨日悪い夢を見た。
翁だこに絡まれる夢。ごめんそんなつもりじゃなかった。笑顔が見たかった。
笑いながら、写真を差し出すお嬢。これあげる。今度の舞台の招待状。
お嬢は、梅沢富美雄だった。もうお分かりか。夢芝居。何時まで寝てんじゃねーよ。
ご飯よ。何おかず?。冷ややっこよ。やっころしょと起きだして、飛んでいく翁。
200円の豆腐。美味しい豆腐。高くない?言い値。いいね。イー稲からできる酒を
買う。舞酔い酒。夢芝居を見ながら、酒をやっこでちびり。そんないいねをしてみたい
今日の翁でした。