心とほんとの会話屋さん

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株式の売買を通して感じる、人間の心理的傾向

2015-01-18 17:32:39 | 本のネタ
 10年以上前に、株主優待券を取得することで手にした株が数種類。

 それに加えて、入社以来コツコツと積み立ててきた勤務先会社の株式がちょこっと手元にあります。

 株価が上昇している間に、いくつか現金化してみようと、昨年夏くらいから、ちょこちょこ売買を再開しました。


 その売買で気づいたことは、人間は最安値で購入し、最高値で売り抜かないと、損した気持ちになるものだということ。

 もともと、株主優待券を取得することを目的にしていたのであれば、10年以上、優待券をいただき、目的達成!でいいはずなのに。。。

 購入価格より上昇しているかどうかが気になるだけでなく、売却価格より、現在の株価が上昇していると、売るタイミングを間違えたと、利益が出たのに損した気分になるから不思議です。

 一方で、まだまだ上昇するだろうと、株を持ち続けた結果、どんどん下落して、売り時を誤ったことも後悔するから、これまた不思議です。


 これらの理屈は、頭では分かっていつつも、当事者になると、心理的動揺をしてしまうんですね。

 まだまだ、自分のメンタル面の弱さを感じた出来事でした。



 株トレードの先生から教わったのは、株式売買の目的が曖昧だから、売り時に迷うんだ!ということ。

 売買をする際には、購入から売却までのシナリオを事前に組んでおいて、そのシナリオ通りに機械的に売買するしかない!との助言をいただきました。


 櫻井翔が主演した、家族ゲームというドラマで、家庭教師先のお母さん(鈴木保奈美)が株式売買で多額の借金を作ったことが、あながち架空の話ではないのも、目的やシナリオのない売買であるだと考えると腑に落ちました。

 映画やドラマは、実社会で発生している出来事を多少デフォルメしていますが、核心をついているんですね。今後は、そういう目線で映画やドラマを鑑賞してみます!


 あなたは、新聞などを賑わせている出来事が、まったく他人事だと思っていませんか?

 ちょっとしたスキを見せると、自分ごとになる可能性があると思った方がいいかも知れませんね。



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。