心とほんとの会話屋さん

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できごとの解釈のクセに気付き変化させるコツ

2013-09-21 20:40:39 | 本のネタ
昨日、予定したように”できごとの解釈のクセに気付き変化させるコツ”をご紹介いたします。


 まず、できごとの解釈とは何を意味するのか、簡単に説明します。例えば、楽しみにしていたディスニーランドに行く日に雨が降っているという事実が生じたとします。ちなみに事実とは、誰が見ても同じものとして捉えられるもののことを言います。この事実に対して、どういう受け取り方をするのかが”解釈”になります。
 ディスニーランドに行く日に雨が降った際、外のアトラクションに乗れなくて楽しみが半減!と解釈する人もいると思います。しかし、ある人は雨の日しか開催しない”レイニーパレード”を見ることができるのでラッキー!と解釈する人もいます。解釈の仕方は人それぞれ異なるのですが、解釈の仕方によって浮かんでくる感情が大きく異なることは容易に想像できると思います。楽しみが半減!と解釈すれば、ガッカリ・残念と落ち込みの気分が強くなり、レアなパレードが見れてラッキーと解釈すれば、ワクワクと楽しい気分になります。
 では、この解釈の仕方を理解するためには、どうしたらいいのかというと、落ち込みや歓びの感情が芽生えた際、どんな出来事を、どのような解釈をした結果、どういう感情が芽生えたのかを文字化することが効果的です。人間は、頭の中で考えていると、事実と想像が混ざってしまう傾向が強いので、文字化して客観的に捉えることが望ましいのです。心理学では、論理療法とか認知行動療法と言われており、”自動思考記録表”で検索することでフォーマットを入手することができます。是非、自分の解釈のクセを理解することにチャレンジしてみてください。きっと、自分自身を理解するサポートになると思います。


 明日は、相手に対する”甘え”についてご紹介予定です。

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