心とほんとの会話屋さん

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人はなぜ落ち込むのか?

2013-09-20 19:48:01 | 本のネタ
 昨日、仕事の関係で少し落ち込んでいたこともあり、このテーマを選びました。昨日の予想通り、落ち込みは、ほぼ解消されているので、昨日からの気分の上下を振り返りつつ書きたいと思います。


 人はどういう時に落ち込むのでしょうか?自分が落ち込んだ経験を振り返り類型化してみると、大きく二つに大別できると思います。一つ目は、自分で設定した目標をやり切れなかった際に自己嫌悪に陥ることで落ち込むことです。特に早起きや日記など、比較的簡単に思える目標を三日坊主で諦めてしまった時、自分の意志の弱さを上手に受け入れられずに落ち込んでしまいます。もう一つは、他人から自分の存在を無視・否定されることで、自尊心を傷つけられることにより落ち込むことです。これは、自分が大切にしている価値観・人生観を否定されるほど怒りと落ち込みが大きくなる傾向にあります。
 では、どうしたら落ち込みから脱出できるのか、を考えてみたいと思います。一つ目の自己嫌悪については、自分が掲げる目標を達成できない自分に嫌気がさすことが原因ですので、高すぎる目標を設定しないことが解決策になります。しかし、朝4時起き生活をするというのは、私にとっては高すぎる目標でしたが、多くの成功者たちにとっては実現可能(適度)な目標であり、個々人によって高すぎる目標は変わってきます。ポイントになるのは、現時点の自分自身の実力を客観的に把握することです。多くの人は、こうあったらいい!という願望をそのまま自分の実力と勘違いし、高すぎる(実現困難)目標を設定してしまいます。自分の実力を客観的に把握するには、数値化できる行動目標を設定し、実施した結果を手帳に転記(モニタリング)することで実施できたかどうかを把握していくことです。私の場合、毎日1万歩!という目標を設定し、万歩計の歩数を手帳に転記したり、月間のお小遣い目標を設定し、実績を手帳に転記することで、自分が実現できることとできないことをきちんと受け止めています。今では、背伸びする目標がどういレベルなのか理解できるようになってきました。このブログ自体が背伸びする目標なのですが、、、
 二つ目の自尊心を傷つけられる点については、相手の言動を変えるのでなく、相手の言動をどのように解釈するのかを変えることが効果的です。心理学の世界では、”他人と過去は変えられない。変えられるのは、自分と未来だけ!”という言葉があるように、他人の言動を変えることは不可能であることを理解してください。仮に相手が攻撃的な言動をしたとしても、
 『厳しく指導してくれるということは私に期待してくれているからだ!』とか
 『期待していない人に対して、注意や指導はしないだろうから』
という解釈をすることで落ち込み度合いは軽減することができます。
 しかし、簡単に解釈を変えればいいと言っても、どういう解釈をしているから落ち込んでいるのかという、解釈のクセに気付けない限り、どのように変えればいいのかコツを掴めないかと思います。この解釈のクセに気付き変化させるコツについては、明日、少し掘り下げてご紹介させていただきます。

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