心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

無意識とは?

2013-09-19 22:57:06 | 本のネタ
 昨日、口癖の影響をご紹介する際に簡単にご説明した”無意識”について、少し掘り下げてご紹介します。

 無意識という言葉は、PCや携帯で自動変換できるほど、現代では周知の存在になっておりますが、一番最初に無意識という概念を提起したのは、フロイトという博士になります。無意識の概念がない時代に、自分ではコントロールすることができない無意識が存在すると提唱したフロイト博士は変わり者に見えたでしょうね。その当時の常識とは異なることを主張しているのですから。まぁ、天動説の時代に地動説を唱えたコペルニクスも似たような存在でしょうが。
 気になるのは、意識と無意識の割合、つまり人間はどのくらいのことがコントロールできる領域にあるのかというと、意識にあるのは、5~10%に過ぎないそうです。では、90~95%と言われる無意識にはどんなものが貯まっているのか気になりますよね。フロイト博士は、意識の上にあると辛くなるマイナスな出来事の記憶を無意識に仕舞い込んで、辛い感情が芽生えることを避けていると主張されました。一方、フロイトの弟子である、ユングは「無意識は辛い出来事だけでなく、宝ものも入っている」また、「個人の経験だけでなく、過去の人や動物、植物等のあらゆるものとつながっている」と主張されました。このことを集合無意識と呼び、あらゆるものの経験・知恵がつながっているのです。
 なかなかうまく説明できないのですが、映画”アバター”で人間があらたな星を侵略していった際、先住民であるアバターがホームツリーと呼んでいる木と自分の髪の毛をつなげることにより、過去の人類や動物たちと交信し知恵を授かろうとする場面が、集合無意識へのアクセスに相当していたと思います。
 また、私自身が集合無意識の存在を確信したのは、般若心経の言葉が現代物理学の真理を語っていることを知ってからです。色即是空空即是色!=形あるものは空になり、空から形あるものができる。なぜ、お釈迦様は2500年前に、現在物理学でも解明しきっていないことを般若心経として残すことができたのか?それは、過去の人類や動物等、全ての知恵にアクセスすることができる能力を持ち、真理として残したとしか思えなかったからです。

 ちと本日の説明は分かりにくかったので、明日は、もう少し分かりやすいテーマで書くことにします。明日のテーマは、人はなぜ落ち込むのか?にします。本日、ちょっと落ち込んでいるので、反省を含めて!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿