オークションの活用方法（不用品の処分、必要品の調達）

　ヤフーをはじめ、さまざまなオークションサイトで、個人間で商品のやりとりができる世の中になってきました。そのオークションの仕組みを使って、自分自身の不用品を処分するだけでなく、絶版図書など必要なものを調達することができることはご存知のことと思います。
　オークションで落札する際、感情に委ねて入札すると、思わぬ高値で商品を落札することになるので、ご注意ください。最近では、出品者がダミーのIDを活用して、入札額を釣り上げていると思われる事例があるので、ある商品へのン入札限度額（これ以上は入札しないという金額）を予め決めておくことをおススメします。
　わたし自身も、何度となく、想定以上の高値で落札することを経験しているので。。。


　一方、不用品の出品においては、少しでも高値で落札してもらいたいのであれば、同等商品の出品状況と落札代金の傾向調査をすることをおススメします。いわゆるマーケティング調査に相当するのですが、この行為を実施することで、興味がある人にヒットする出品名称を付けるだけでなく、魅力的な即決価格を提示することにより、想定以上の金額で落札してもらうことが可能です。
　ですが、マーケティング調査には、それなりの時間と苦労が必要なので、断捨離をメインで実施した品物は、最安値で出品を開始し、市場のなりゆきに委ねることが最適です。
　マーケティング調査に労する時間を排除し、不用品を早く手元から手放してしまうのです。たとえ、もっと高値で売れたことに気付いたとしても、早く処分することにそれだけの価値があったと捉えることにすれば、大きな後悔はなくすことができます（といっても、お金が最重要事項と思っている人は簡単にはいきませんが）。

　是非、オークションのやり取りを通して、自分が必要なものは何か、何にこだわりを持っているのかを感じ取ってみてください。面白い気付きがあると思いますよ！



　明日は、伝えることと、伝わることの違いについて、ご紹介予定です。