toute la musique...

フランスの音楽、映画、語学勉強やガーデニングなどの徒然語り

METライブビューイング2022-23 ローエングリン

2023-04-22 22:48:39 | 映画 Cinema

随分と間が空きましたが、何とかかんとか生きてます。

先日見た「パリ タクシー」という映画も感動したのだけど、

今日は、久しぶりにMETライブビューイング2022-23のオペラでローエングリンを

観てきたので、その備忘録。

言わずと知れたワーグナーのオペラ。

4時間56分。(って5時間じゃん)なんで、座席はエグゼクティブシートを頑張って予約して、

途中2回の休憩で食べるおにぎりとおやつ、お茶を持参。

 

以下はまたまた公式サイトからの写真引用ですが、、、

新演出だと思うのですが丸い穴の開いたとこから最初は月が見えて、

地上と地下を表しているそうです。

で、騎士が白鳥に乗って現れるというシーンですが、まさかとは思いましたが、やっぱり、、、

騎士がYシャツとスラックスはいてて普通の仕事人姿ではないですか!! 

騎士役のベチャワさんが若々しくてよかった。。。

しかも、バイエルン公国のルートヴィヒ2世が陶酔していたのは有名な話ですが、

城の中に劇場を造ってローエングリンが白鳥に乗って登場するシーンを好んだという話もあり、

騎士の登場は白鳥とセットと思い込んでました。

が、どうでしょう!!白鳥は出てきません!

羽のプロジェクションマッピングのようなものは出てました。

そして、エルザ役のタマラ・ウィルソンの美しいソプラノにうっとり。

あれ、、、誰かに似ているかも。。。誰だっけ???と思いつつ、

2幕目もどんどん盛り上がり、ついにクライマックスの3幕目に突入!さあ!どうなる???

そして、以前観たMETでのワルキューレでブリュンヒルデ役をやったガーキーさんが、

超悪役やってます。

カラスを真似てたと言ってましたが、はまり役なこと!迫力あるし、表情もうまい!

途中で指揮者のヤニック・ネゼ=セガンさん ↓ のアップ映像も見えましたが、

この指揮者、爪にマニキュアしていておっしゃれ!

第三幕では有名な結婚行進曲(ターンタカターン♪ってやつ)が流れてきて、

へええ~ と思ったのですが、いや、待て待て!

これは、この流れは、、、結婚式ではこの曲は使ったらいかんじゃん!!!

結婚式は挙げてもその初夜で破局してしまうじゃないか!!!

真の愛とは、疑わない心とは、肩書のない愛とは、とかとか。

あとドイツ国家のために戦うとか宗教とか、聖杯伝説とかいろんな要素があって、

それらを抽象的に描いてあるのですが、それを読み解くのも面白いかも。

とか思い始めながら、第三幕の途中で、

エルザ役のタマラ・ウィルソンがマツコ・デラックスに似ていると気づいてからは、

もうエルザがマツコに見えて仕方なかった

しかし、ワーグナー恐るべし!

METライブビューイング:オペラ | 松竹

METライブビューイング:オペラ | 松竹

METライブビューイング ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場のオペラを映画館で上映!絢爛豪華なオペラを身近にお楽しみ下さい。

 

 

 

 

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METライブビューイング さまよえるオランダ人

2020-07-10 22:00:10 | 映画 Cinema

コロナの関係でだいぶん日程が変わったのだけど、METライブビューイング、ようやく再開です。

ほんとはアグリッピーナも見たかったのだけど、なかなか休めなくて。

で、一番見たかったワーグナーの「さまよえるオランダ人」です。

これ、タイトルや音楽だけは以前から知っていたのですが見たことなくて・・・

で、今まで長いオペラが続いたのですが、これは1幕で2時間半とコンパクト。

さて、始まってみたところ、序章はお馴染みのワーグナー節全開でゾクゾクしました。

んで、嵐での船長さんたちがなかなか港に入れないシーンです。

全体的に暗い舞台です。(ま、嵐なんで暗いのは当たり前ですが

 

で、出た!オランダ人!腕に抱えてるのが財宝と言ってたけど、金塊か?

 

で、船長の娘のゼンタの糸つむぎのシーン。

冒頭のシーンでも大きな目の背景があったのですが、これが不気味です。

ゼンタがオランダ人の絵に魅入られている時に見ているのもこの目なので、

これはいろいろなものの象徴だと思われます。

 

で、糸つむぎのシーンはロープで表現されていて、

「ほお!そんな風に!」というロープの使い方が美しかったです。

最後にオランダ人の合図で一斉にロープがほどけたのがマジックみたいで面白かった

で、オランダ人は一体何歳の設定なのだろうか、、、そして、ゼンタは娘ですよね・・・

ストーリーは、ううううむ。自己犠牲の在り方が悩ましいです。

オランダ人は「救済への憧れ」が愛と思っていいのかと悩むし、

ゼンタは「同情」が自己犠牲への陶酔になっているし。

何だかちょっとずつ「愛」からズレてっていないか、みんな?

と思っていたら、エリック君だけは純粋に愛を貫きました。

途中で、「エリック、頑張れ!」と心の中で叫ぶ私。

GQに記事があり、その内容がまさにそうそう!と思ってしまったのでリンク張ります。

最後、ゼンタはオランダ人に疑われて拒否されたので(そりゃそうだ)

最後は永遠の真心を持っているのだと主張して海に飛び込みますが、愛なのか意地なのか・・・。

「ゼンタ、行っちゃった・・・」

とてもとても現実逃避できた、ワーグナーの音楽にどっぷり浸かった2時間半でございました

演奏も歌もMagnifique!

 

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フランス映画

2019-06-29 15:34:00 | 映画 Cinema

先日、フランス映画祭に行ってきたので、ますますフランス映画フリーク。

で、ユニフランスとフランス観光開発機構がカンヌ映画祭用に作ったプロモーション動画が素晴らしい。

新旧いろんな映画のエッセンスとフランスのエスプリが詰まってます。

サイトには引用映画のタイトルが掲載されているのだけれども、どんだけ見たろうか。

その1:L'art de vivre à la française fait son cinéma !

 

その2:L'amour à la française fait son cinéma !


その3:L'excellence française fait son cinéma!


 

 

 

 

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フランス映画祭2019 Le fesitival du film français au Japon

2019-06-29 14:50:29 | 映画 Cinema

昨年13年ぶりに横浜で開催されたフランス映画祭、今年も横浜で開催されました。

しかし、オープニングセレモニーが自由席になり、ゆっくり買い物もできず。

岡山からこのために来たお友達とカフェで時間調整して、後で合流したコベマルと3人で臨みました。

で、良いお席をゲット。しかし、オープニングまでが長い!

今年のミューズの中谷美紀さんは素敵な着物でフランス語でおもてなし。

↓ ミカエル・アース監督とニルス・タヴェルニエ監督

 

↓ カンヌ映画祭用に撮影されたアラン・ドロンのメッセージ

↓ オープニング作品のLe Grand Bainシンク・オア・スイムのティーチ・インでのジル・ルルーシュ監督

 

で、映画はこれ。

Le Grand Bain 邦題はシンク・オア・スイム

122分と長いのに全くそれを感じさせないくらい面白くてホロリとくる映画でした!超お勧め!

マチュー・アマルリックやブノワ・ポールヴールドの演技は鉄板なのだけれど、

あのジャン=ユーグ・アングラードがこんなおっさんに、という衝撃もありました。

 

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MyFrenchFilmFestival 2018 Teaser

2018-01-06 12:03:20 | 映画 Cinema

今年も、自宅で気軽に参加できる映画祭、My French Film Festivalがあります。

1/19~2/19です!楽しみ

 

MyFrenchFilmFestival 2018 Teaser

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エール!

2015-11-03 23:50:33 | 映画 Cinema

フランス映画祭でみた映画「エール!」がようやく公開!

絶対おすすめ!

主役のルアンヌ、今フランスでブレイク中です。

フランス映画祭では、会場の方と手話で話して、感動的なシーンがありました!

 

 

 

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映画「ドストエフスキーと愛に生きる」

2015-01-11 16:16:02 | 映画 Cinema

ほんとは、この映画を渋谷のアップリンクで見るつもりだったのに。。。

http://www.uplink.co.jp/dostoevskii/

朝からなんか熱っぽいなあと思って熱を測ったら、37.1°。

あれれ?昨日久しぶりにフランス語の授業があって疲れたかな?

あーあ

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Le festival du film francais au Japon 2014 フランス映画祭2014

2014-06-28 21:08:38 | 映画 Cinema

体調が悪いのは続いていますが、今年もフランス映画祭に行ってきました。

今年はゲスト少ないですね。団長はトニー・ガトリフ監督です。

(ごめんなさい。ガトリフ監督のこと知りませんでした)← と思ったら、、「ガスパール 君と過ごした季節(とき)」の監督でした。

そして、ゲストとして来日した俳優さんはほとんどいません。さびしいですね。

サプライズゲストとして、カンヌ映画祭で受賞歴のある河瀬監督が来ました。そして、トニー団長へ花束贈呈。

ユニフランスの代表のイザベル・ジョルダーノさんが女優張りの美しさでした。

そして、オープニング作品は、De toutes nos forces  プログラムのタイトルは「フィニッシャーズ(仮)」となっていましたが、

当日のポスターは「グレートデイズ! -夢に挑んだ父と子-」となっていて、公式サイトもできているらしい。

上映後のティーチインでは、息子役のファビアン・エロー君も交えての質疑応答。

私はジャック・ガンブランが大好きなので、誰かジャックの話をしてくれないかなーと思っていたのに、

全然なかったから、残念。この映画、ジャック・ガンブランが一番頑張ってる、父の映画だと思うんだけどなー。

もう少し父の心の機微を描いてくれるともっと深くなったのにな。

公式サイトをみたら、ジャック・ガンブランが父とのことを本にしていたと書いてあった。

やっぱりスポーツしていたのですね。

そして、母親役のアレクサンドラ・ラミーさんはキャメロン・ディアスそっくりで驚いた。

話し方などが似てるけど、まさかこんなにフランス語うまくないから別人だよねー、と思うほど似ていました。

 

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ボルサリーノ Borsalino

2014-04-29 23:22:12 | 映画 Cinema

今年2月に44年ぶりに上映されたらしいけど、DVDが準新作として出ていたので借りてみた。

ジャン=ポール・ベルモンド、アラン・ドロンという当時のフランス二大スターの競演。

アラン・ドロンの最近の映像がパトリシアのライブでどアップで出ていて、渋いおじいさまって感じ。(しかも最初は誰だかわからなかったし・・・)

いやー、アラン様の昔の美しさをあらためて感じた映画でした。

ジャン=ポールも味があっていいですね。この映画、ストーリーもよくできてたと思います

なんでこれ借りたのかというと。。。南仏が舞台の映画を探していて、マルセイユが舞台だったから。

で、映画の中では、カランクで泳いだりするシーンもあり、「ああ、マルセイユ~」とココロの中で叫びました。

去年行ったマルセイユ近くのカランク(断崖絶壁の入り江)です。

ああ、夏に南仏に行きたいっ

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フランス映画祭2012

2012-04-28 17:13:02 | 映画 Cinema

またまた随分更新をさぼっていました。

が。

その間にフランス映画祭2012の全ラインナップが決まっていました。

場所は有楽町。6月21日から24日まで。これがずっと定番になるのかなあ。

昨年は休みとって観に行ってたときに人事異動の内示があってびっくりしたもんだ。

もうあれから1年かぁ。

で、今年は映画祭は20年目だそうです。横浜時代からずっと行き続けていて、今は有楽町。

フランス映画祭2012のサイトはここ。

団長は誰かしらん。ちょっと日本ではメジャーな作品が少ないのではないかな。

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