んが!
キターっ。
チケットが当たってしまった。5組のうちの1組。
おお、すごーい。ラッキー。
もともと13日に一つ見る予定だったのです。
うわーい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
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フランス映画の中でも、会話の妙、繊細な気持ちの変化などの描写がとてもうまい監督のエリック・ロメール Eric Rohmerの日本における上映権が今年で相次いで終了するそうです。
そこで、渋谷のユーロスペースで一気に回顧上映するそうです。
9月6日から19日まで。
私は数作品しか観たことがないので、観たい!
緑の光線 Le Rayon vert を大きなスクリーンで観たいなあ。
のですが、平日の昼間の上映も多く、なかなか観れないです。
日本のスクリーンで観れるのはこれが最後らしいですよ。
昔、NHKテレビフランス語会話で、「パリのランデヴー」が応用編の教材として使われてたっけ。
カンヌといえば、カンヌ国際広告祭という世界最大級の広告のコンペがあります。
日本語のサイトはこちら。
http://www.canneslionsjapan.com/
英語の公式サイトはこちら。
時期は毎年6月ですから、映画祭の饗宴のあと。
世界中からフィルム部門やラジオ部門、インターネット部門やセールスプロモーション部門など広告の作品が集まるイベントらしいです。
ここで入賞することは広告業界人にとっての名誉みたいです。
そして、ここのヤングクリエイティブ部門(今年からはヤングライオン)に出場したクリエイターは、将来有望株として注目されるようです。
映画祭といい、広告祭といい、カンヌで開催するなんて、いいなあ。
昔、お友達のチームがエントリーして、皆でカンヌに行って、プロモーションや船上パーティもあったそうです。そのチームは惜しくも入賞しなかったらしいけど、行けるだけでもすごい。
14日から25日まで、いよいよカンヌ映画祭です。
今年のポスターはこれです。
写真はあのDavid Lynch デヴィッド・リンチだそうです。ぞくぞくしちゃいますね。この手ブレ感。
デザインはPierre Collierピエール・コリエさんだそうです。
公式サイトはこちら。
http://www.festival-cannes.fr/fr.html
試験で撃沈しましたが、転んでも只では起き上がりません。
何か情報はないかしらん、とフライヤーをいくつか持ち帰りました。
あと、図書館で見た雑誌の広告でもカミーユの新譜情報をゲット。
で、こんな映画祭(?)があるのを発見。
入場料は500円。おもしろそうだし、日本で公開されていない映画がてんこ盛り。
でもなかなかスケジュールがあわないなー。
EUフィルムデーズ2008 今年で6回目だそうです。
http://www.eufilmdays.jp/jp/index.php
ついでに、欧州連合を調べていたのですが、駐日EUのサイトからこんなリンクもありました。
ヨーロッパ旅行情報のサイト。
私のような欧州の旅行好きにはたまりません。なんといっても天気予報として表示されている都市が、知らない都市ばかりで、そのマイナーなところが好きです。
そして、欧州の地図が詳しく見れます。高校生の時の世界地図が捨てられなかった私にはありがたいです。
http://www.visiteurope.com/ccm/portal/?nav_cat=128&lang=ja_JP
フランス映画祭、行ってきました
仕事は早退して、文房具屋でサインペンも購入。よし!
会場へ着いたら、土砂降り。いやーん。
でも、早目にソフィー・マルソーサイン会に並ぼうと意気揚々と向かう。
んが。
なんか様子が変。
人がまばら。
あれ?
ああああ!
私ったら、「六本木ヒルズ」と「アークヒルズ」を間違えてる!
頭の中は六本木ヒルズなのに、体はアークヒルズに来てる!やばーい。
慌ててタクシーに乗って六本木ヒルズへ!
なんだかんだしてたら、サイン会場は長蛇の列。しかも最後尾は雨。お腹もすいた。
しかも予定開始時間を15分も過ぎてて始まってないし(さすがフランス時間)、肝心の映画も始まるので、ソフィーのサイン会はあきらめてまず腹ごしらえして、上映会場へ。
見たのは、「食料品屋の息子」という、俳優も監督も知らない地味ぃーな作品。
土砂降りだったせいか、座席は結構空席が多かったです。私の横一列は2人しかいなかったです。
「アントワーヌは、30歳。都会で生活しているが、定職に就かず、日々夢中になるものもない。彼が密かに思いを寄せるクレールは26歳だが、大学進学を目指してバカロレアの勉強をしている。そんなある日、 田舎で移動販売の食料品屋を営む父親が倒れた。母を手伝うため、アントワーヌは10年ぶりに帰省することにする。その代わり、勉強に専念したいクレールの生活を助けるために、彼は母に借金をする・・・。」
てのがストーリーですが。
とりあえず、これ見よう、と選んだ作品なんですが・・・。
いやあ、これが良かったです!
ここでの風景がいい。フランスのどどど田舎での生活。
そこに欠かせない移動食料品屋。
そして、日本もフランスも共通の田舎の過疎問題、若者離れ、跡継ぎ問題、老人の医療、痴呆、うつ、などなどがてんこ盛りなのだけれど、ともすれば、重く暗くなりがちなこのテーマを南仏の風と太陽と空気がさらりとしてくれる。
BGMもとてもあっていて、よかった。
そして、この主人公の彼女のクレールの明るさと前向きさがいい。
ほのぼのとしているけれども、重たいテーマを扱っている映画です。
上映後のQ&Aではギラド監督が自分でフランスの地図を出して、ここが撮影地だよ、と見せてくれました。低予算だったので、無駄な撮影ができなかったとコメントしてました。
Q&Aでは、まともな質問が多くて、もっと監督の答えを聞きたかったのですが時間切れ。
上映後のサイン会も行ってしまいました。
監督に、「私もクレールみたいに通信教育でフランス語を勉強してます」と言ってテキストにサインをもらいました。あったかい感じの監督さんでした。
マリオン、おめでと!
第80回のアカデミー賞でマリオン・コティヤールが主演女優賞を受賞
「エディット・ピアフ ~愛の賛歌~」なりきりの演技らしいですが、見ていません。
見たいなーと思いつつ、終わってしまいました。
TF1というテレビ番組のサイトでも受賞模様が見れます。
短いですけど、ちゃんと英語でスピーチしましたね。
http://cinema.tf1.fr/cinema/cinenews/0,,3721701,00-marion-cotillard-entre-dans-legende-oscars-.html
数年前のフランス映画祭でサイン会でも笑顔を振りまいていました。とっても明るくてチャーミングです。