来月の今頃は朗読劇が始まっています。
原作が宮部みゆき著 角川書店 ばんば憑き
その中のお文の影、野槌の墓を朗読劇で語られるそうです。
読んで観に行った方がいいのか、それとも読まず何も知らず観に行った方がいいのか?
前回、前々回の朗読劇のときも原作を読んでいきましたが、それはそれで良かったと思います。
ストーリーが頭に入っていると、読む方たちの声に集中できたからです。
ストーリーを知らずに行ったらどんな展開になるのかワクワクすると思うし、どちらでも堪能できると思います。
毎日を一生懸命働いて今日も一日無事過ごせましたと感謝するようなささやかな暮らしをしているお江戸の市井の人たちと、この世の人ではない物の物語です。
ほんわかしたり、せつなかったりでどちらも子供が中心になります。
何もかも手に入れても幸福じゃない、幸福ってなんだろ?
宮部みゆきさんの本を読むといつも考えさせられます。