金魚cafe

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風が強く吹いている

2013-05-01 23:43:16 | 読んだ本
三浦しおん著 新潮社

舟を編む、まほろ駅前多田便利軒と映像がされる三浦しおんさんの小説。

これも映画化されましたがまだ観ていません。

なぜ三浦しおんさんの本は映像化されるのか?

三浦しおんさんの小説は読んでいるとその風景が頭にすぐ浮かぶのです。

それだけ細やかに描写してるにもかかわらず、難解でなくすっと目から頭に入っていく文章。

だから映像化しやすいのかもしれません。

駅伝に出場できるぎりぎりの人数の弱小陸上部。

それもメンバーはほぼずぶの素人。

格安の下宿に住める条件は駅伝を走ることだった。

みんなは下宿のあてがないためしぶしぶ承知するのですが、ぶつぶつ文句をいいながらも走ることの楽しさを知ります。

その走るときの苦しさ、そして完走した本人でしかわからない喜びを細やかに描かれていて、駅伝に興味ない人間が読んでも引き込まれていきます。

1月2日の箱根駅伝、いつもおせちを食べながらTVで観ていてすごいよねと家族で言いながら観ていました。

走りながら自分を見つめなおす選手たち。

早く走った人も、遅かった人も、アクシデントで自分の実力が出せなかった人も完走したことでまた次に進めるのです。

この寛政大陸上部を引っ張っていく清瀬がなだめたり時には厳しく怒ったりしながらこの素人集団をまとめていくところがホントに強いチームってこういうふうに作っていくんだろうなと今いろいろスポーツで言われているご時世考えさせられるものがあります。

なぜ1月の寒い時期に箱根の山を登り下ってくるのか、それは走った人にしかわからない喜びをうまく描かれていて読んでいるこちらも一緒に箱根を走る気持ちにさせるそんな小説です。

映画を観れなかったのでまたDVDで観てみようと思います。


さようなら4月

2013-05-01 00:14:39 | 日記
もう4月も終わりですね。

日曜日に蔵之介さんが出演されてた劇的ビフォーアフターを観てカフェ風にリフォームされたお嬢さんのお部屋を観て、私もちょっとカフェの中にいるように見えたらいいなと模様替えです。

連休は奈良町に出かけた以外は冬物を片付けたりしていました。



冬の間お世話になった湯たんぽもご苦労様と片付けました。

地元の100均ではなく315円均一ショップで買った本の形をした小物入れの箱です。



本棚に立てて並べられるので場所を取らず収納できそうです。



そして今日届いた舞台のお知らせのハガキです。

今で言えば江戸時代のコピーライターでもあり、発明家でもあり、プロデューサーでもあった平賀源内、和に洋を重ねた衣装でカブいてますね。

関西方面も舞台があるので楽しみです。