金魚cafe

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朗読劇「お文の影、野槌の墓」森ノ宮ピロティホール

2013-05-05 22:59:21 | 佐々木蔵之介さん
朗読劇4日は行かず今日はマチネ、ソワレと観に行って来ました。

普通劇場に入れるのは開演の30分前ですが、今回は朗読劇の前に怪談話があるということで開演45分前に入場でした。

いつもはまばらな入場前の列。

普通は席は指定なので時間に間に合うように到着すれば良いのです。

今回は限定商品が多くていつもより早めに皆さん並んでらっしゃいます。

かくいう私も早めに到着しこの長い待ち時間どうしたものかと時間つぶしに持ってきた本を読んでますと、近くに並んだ方と仲良くお話させて頂いて

時間を過ごせました。

並んで買えた今回の限定商品どら焼きとサイン栞つき原作本です。



どら焼き、サイン栞つき原作本は15分弱で完売いたしました。

セーフでした。^^;

ピロティでのお楽しみはまだありまして、開演前に怪談話を15分、皆さんの公募から選ばれたお話を3人が朗読されました。

これは東京でもあります。

関西だからでしょうか、ちょっとコワイけれど最後は笑わされるほのぼのした怪談で怖いというより楽しい時間でした。

合間のトークも台本なしの普段のお話でお3人が公私とも仲いいんだなあというのがすごくわかります。

そして朗読劇、私は今回同じ話を計3回聴いたことになります。

でもお3人の間とか役になり切って感情が高まっていくところ、その日その日で違いますね。

観ている私たちもその時の観客の方がコミカルなところで笑うところ悲しい場面ですすり泣きが聞こえるところがみんな違います。

こちらが笑う声が大きいと前の演者の皆さんも乗ってきます。^^

回を重ねるたびに互いの呼吸の合わせ方がすごくピッタリになってきます。

3人横並びで本当に朗読しながら互いの表情を観れないのに会話の間がピタリと合うのは素晴らしいです。

チラリとアイコンタクトっぽいところもありますがほぼ客席を向いているのです。

役に一番入り込んでるのは蔵之介さん、お江戸の世界をかもしだすのは猿之助さん、隆太さんは誠実で暖かい感じがいたします。

個性の違う3人ならではの朗読劇、続けることの大事さ、いい舞台を作って行こうという気持ちが伝わってきます。

すごく楽しすぎてあっという間に終わってしまうのが少しさびしいですが、きっと次があると信じて待っております。