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今は仲春 啓蟄 第八候 桃始笑(ももはじめてさく)

2012年03月10日 | 四季
仲春 啓蟄 第八候 桃始笑(ももはじめてさく)

啓蟄(けいちつ)
大地が暖まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ。
『暦便覧』には「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴
をひらき出ればなり」と記されている。
柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲くころ。

桃始笑(ももはじめてさく)
桃の花が咲き始める頃。
現在多くの方が新暦3月3日に行っている雛祭りは
本来は桃の節句と呼ぶには時期尚早のようです。
今も旧暦に近い4月初旬に雛祭りを行う地方も
あるようですが、そうしたところでは、まさに
木々の咲き誇る桃を見ながら、女児の成長を祝う
ことが出来るのでしょう。

旬のさかなは蛍烏賊です

古くから食用とされ、佃煮、酢味噌和え、沖漬け、
素干し、足だけを刺身にした竜宮そうめんなどがある。
古くより食されてきた食材だが、地元では決して生で
は食べなかった。また腐敗が非常に早く進むため、
近年までは地方への輸送は困難だった。現在では、
生食用として春先の店頭に並ぶことが多くなっている。
また近年では神秘的な発光を見られるホタルイカ漁
そのものを観光資源としている例もあります。

旬のさかなは鰊です

産卵期の春から初夏にかけてが脂が多くのる。
塩焼き、フライ、マリネにするほか、身欠きニシン
や燻製、コンブで巻いて煮締めた「こぶ巻き」
などの加工品とされる。
冷凍・冷蔵技術や輸送の発達していなかった時代、
身欠きニシンは山間地では重要な食材であった。
京都名物に、にしん料理があるのもこのような理由
による。北海道からニシンを空輸し南座横の名物と
して知られるにしんそばは明治時代に誕生したもの
であります。

旬のやさいはぜんまいです

山野に生える。水気の多いところを好み、渓流のそば
や水路の脇などによく出現する。かつてはサツキなど
とともによく生えていたものである。
山菜の代表格としてワラビと並び称される。若い葉は
佃煮、お浸し、胡麻和え、煮物などにして食べる。
かつての山里では棚田の石垣に一面に生えていた。
春の芽生え前に、草刈りをしておけば、鎌で収穫
できたといいます。


日本語って綺麗で良いですよね!好きです!
コメント
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