昨日は2か月ほど前に東京に同行していただいた方たちとの、ようやくの慰労会だった。近在とはいえ駒ヶ根から伊那までの数人の方たちが集まるということもあって、なかなか日程が折り合わなかった。何度か予定していた日が流れ、同じ店に3回目の予約で実現した、という慰労会。いつもは料理を完食することなくたくさん残してしまうわたしには珍しく、すべて口にすることのできた久しぶりの飲み会だった。もちろんみなさんわたしより年上。それぞれ共通した話題があるなかで、わたしはただただ「頷く」立場だったからできた「完食」だったかもしれない。歳の上の方たちだったから、1次会で終わりだったが、電車の時間まで1時間ほど待ち時間があったため、同じ方向に帰られる方と、「ちょっと」のつもりで店に入った。ところが次の電車の時間にはうまく話が途切れず、結局「終電」というやつに…。さらにいけないのは、次の駅が降車駅という手前の駅を電車が発車するまでは「次、降りるぞ」と記憶があったのに、ふと気がつくと「次の降車駅は〇〇」、???「おい、俺の降りる駅じゃない」と気がつく。見事に本当に久しぶりの乗り過ごしである。迎えに来てもらっていた妻へすぐに電話をして、次の駅まで走ってもらった。ところが次の駅で降りてホーム内のトイレに立ち寄った後、駅を出ると、「あれ、もういる」。とまあ、妻の車は駅に着いていた。わたしの降りる駅と次の駅との間は10分とは言わないが、それ近く時間を要す。飯田線でも長距離スパンだ。したがって車で走ると、電車より先に着くくらい、車道の距離より電車道が長い。
実は先週末もあるお客さんたちとの懇親会だった。それこそわたしが昨日乗り過ごして降りた駅の近くでの飲み会。総勢7名の飲み会だったが、このコロナ禍。濃厚接触者だったため、この日から出勤したという方も参加していて、身近でもコロナの流行り語りが増えている。今日も両隣の部署から「濃厚接触者のため今日から自宅待機」という連絡があった。わたしの部署ではこれまで感染者はもちろん、濃厚接触者になったという人もなく、「よく出ないね」など言われるほど静かなものだが、先週もお客さんのところに2日続けて立ち寄ったら珍しく連休しているので、気になってふだん仲の良い別のお客さんに様子をうかがっていたら、ご本人から直接電話が入った。「コロナにかかっちゃったんです」と。「でも誰から移ったかもわからないし、周りで掛かった人も、誰もいないんです」と、まったく感染経路は分からないという。もう誰が掛かっても不思議じゃないし、もしかしたら誰でも掛かっていて、たまたまそれらしい症状があっただけ、かもしれない状態。
盛んに連絡を入れてくれる公民館関係の方は、会社から止められているからといって、「飲み会なんてとんでもない」を繰り返す。いっぽうわたしはこの4月以降、30人規模の飲み会もあったし、数人レベルの飲み会はかなりこなしている。ところが、昨日も一緒に飲んだ方にも繰り返したが、「実は会社の歓迎会は、まだです」なのである。ようは会社の出先全員での飲み会は、それほど多人数でもないのにまだ一度も実施できていない。感染者が落ち着いて「いいんじゃない」と言っていたころ、幹事さんがなかなか腰を上げなかったせいで、このままだと忘年会が歓迎会になってしまうかも…。
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