近ごろ催しも、集まりもなくなって、休日に高速道路を走ることはない。したがって休日の高速道路がどういう状態なのかは、過去の記憶しかないのも事実だ。そうしたなか、今日短い区間を走ってみた。なんと「車の多いこと」にびっくり。追越車線を走る車は、ずっと追越車線を走るようなほど、ようは走行車線は車がずっと繋がっている。もちろんこういう状況だから、追越車線も繋がっている。新型コロナウイルスの感染者が多発する中、往来を自粛するような雰囲気があるにもかかわらず、この光景なのだ。走っている車はもちろん県外ナンバーの車ばかり。時おり「松本」を見るが、9割は県外ナンバーだ。これらの車がどこに行くかは、言うまでもないがそのほとんどは伊那谷のインターで降りることはないのだろう。
来年は今日がオリンピックの開催日である。したがって来年は昨日が海の日で、今日がスポーツの日、となるのだろうが、来年も今年のような名ばかりの休日にならないことを期待するが、もう100パーセントに限りなく近く、今日がオリンピック開催日になることはないだろう。
このところの新型コロナウイルスの感染者数の増加に、政府なのか東京都なのか、対応の不味さに呆れている。とりわけ東京都だろうか。きっと頭の良い人たちがたくさんいるだろうに、頭の悪いわたし達でも「ありえない」愚策をとっている。明らかに感染者の増加が予想されるのに、軽症者に対する宿泊施設が足りないような状況にあるという。いったん確保した宿泊施設との契約を打ち切ったからだという。そもそもGOTO●●は、終息後に考えていたものなのに、前倒しして始めようとした。「もう夏場は大丈夫」と考えたのだろうか。新型コロナウイルスと共存していかなくてはならないというのもわかるが、それならどういうシステムを創るか、馬鹿なわたしでもわかる。もっと言えば来年オリンピックを開催するという国なら、終息していないコロナ渦の中で、どう人々を迎え入れるかは、安全を考慮すれば当たり前に答えは出る。そう、誰でも新型コロナウイルスには「感染していない」というお墨付きをもらえるシステムだ。いよいよ感染者が多くなってくる中、第1波同様のあたふたさが眼に見えてくる。同様にPCR検査を制限するような事態がくれば、この国では本当に新型コロナウイルスが終息しないかもしれない。このような状況を数年続けたら…。想像を絶するようなひと社会が到来するだろう。伝統などと言うものは途絶え、疲弊した人々は、将来を見失うかもしれない。この第2波の状況いかんによって、……。
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