前方の車が右折を指示したのだが、「?なんだこれ」そう思った。その車がハリアーだったかどうかは記憶にないが、違和感があったことは事実。ネット上でも新型ハリアーの方向指示器が「低すぎる」というものが出回っている。テールライトは窓下、いわゆる車全体から見れば中央辺りに配置されているのに、方向指示器はバンパーの位置に配置されている。ふつうの車はテールライトも方向指示器も、ほぼ同じ位置に配置されているから、運転側にしてみればそれが離れているという意識が働かない。
というわけでネット上でも「見えにくい」と言われているが、「シャープな一本のラインを強調するために、リアウインカーを離れた位置に配置したようです」というディーラーの言葉を紹介している。近ごろテールランプに限らずヘッドライトも細長いデザインの車が目立つようになった。とりわけトヨタ系に多いような気もするが、実際調べたわけではない。ただ「見えづらい」という表現が正しいかどうか、むしろイメージしている位置に無いから「違和感がある」という方が正しいかもしれない。視認性という意味では、テールライトから離れているから、むしろ「見やすい」。車種によってはテールライトが明るすぎるせいか、方向指示ランプが見えにくい車がある。ほかのランプに同化してしまう、という例。実際その車の車種を思い出してここに記させないが、方向指示が「見えにくい」と思ったことは時々ある。
違和感だけのことだが、いずれにしても「いつもあるところに無い」は、咄嗟の時に「間違い」を起こしても不思議ではない。ようは誰でも利用している道具だから「いつものところ」に無いのは、相手に異変を発生させる可能性があるので、好ましいとは言えない。フロントのライト類はこのように「離れた位置」に配置しづらいので同様の違和感を感じたことはないが(むやみに明るいフォグランプを店頭するのはとても気になるが)、後尾のライト類は車によっていろいろだ。昔の車はこうしたばらつきが少なかったが、今の車は規制が緩くなったのか、多様性に富んでいる。繰り返すが「違和感」を覚えた車がハリアーだったかは記憶にない。ほかにも低い位置に方向指示器が配置されている車はいくつかある。見ていてわかりやすいのは、何といっても「シンプル」なこと。しかし、そうなるとデザイン的に多様性を示せないわけだ。
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