息子は、来春に修学旅行があるということで、班編成や勉強会が始まっている。旅行は京都と奈良、そして広島まで足を伸ばすという。広島には、家族で一度行こうと言っていたが、修学旅行が先になってしまった。息子は京都が好きで、家族旅行というと京都や奈良に何度も足を運んでいるが、まだまだ行きたいところはたくさんあるようだが、修学旅行となれば、マイナーなところにはなかなか行けないだろう。母も京都が好きで何度も足を運んでいるということもあって、家族は、けっこう京都通ではある。勉強会が始まり、先生が教材を使っていろいろ読んでくれるのだが、たとえば「弥勒菩薩半跏思惟像」などといった字が読めなくて、時には間違った読み方で読んだりしている。そんなことを家に帰って母に言ったようで、母は実家に帰った際、おじさん(義弟)にそのことを話した。息子がわかっていて、友達とクスクス笑っているという話を聞いて、おじさんに「クスクス笑っているのは、最も卑怯なことだ」といわれ、それ以降息子は、間違えるたびに先生にその読み方はこうです、といった具合に指摘しているようだ。そんな話をした際におじさんが、こんなことを言った。最近の修学旅行では、仏像や寺などろくに見ないという。興福寺の阿修羅像を安置してある国宝館に入っても、3分くらいで出てきてしまう。たまにじっと見ていた男の子がいたら、数分後に同じ班の女の子が呼びにきて「いつまで見てるの」と連れて行かれたという。そして、旅館での反省会で、行動を乱す人がいるなんていう言葉があったという。きっと息子もこの男の子と同じかもしれない。みんなの行動を乱す、なんていわれるのがおちなのかもしれない。
勉強のたびにそんなことを繰り返していると、班編成のとき○○と同じ班になりたいってみんなに言われるかもしれないよ、と母がいうと、おじさんが「まずそんなことないね」といとも簡単に言った。そんな物知りはよけいに嫌われるかもしれないということになった。今の子どもたちはよくわからない、ということがまたまたよくわかった。
勉強のたびにそんなことを繰り返していると、班編成のとき○○と同じ班になりたいってみんなに言われるかもしれないよ、と母がいうと、おじさんが「まずそんなことないね」といとも簡単に言った。そんな物知りはよけいに嫌われるかもしれないということになった。今の子どもたちはよくわからない、ということがまたまたよくわかった。
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