テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



 音楽を奏でることは、とても楽しい。自己満足で十分楽しい。自己満足ということは全体にヘタでも多少音をはずしても、それでも楽しいということである。ところどころ「これはいけてる」と思える表現が出来てればよい。ただ、人に聞かせようとか、(そのためにも、)音楽的完成度をあげようとか考えると、とたんに苦しみが始まる。頭でわかっていても、うまくできない。テクニックの問題のみならず、基本的な音楽の素養の不足、芸術的感性の不足、などで、自己嫌悪に陥り、どんどん落ち込んでいったりして、せっかくの「楽しみ」が苦痛にも変わりかねない。しかし、真の喜びは自己満足で終っていては味わえないものということも言えるだろう。今、マトリョミン楽団であるマーブルの練習をしているが、一生懸命練習して完成度を高めている(であろう)他のメンバーの方々の足を引っ張らないように、少し苦しまねばなるまい。
 そして、その向こうには自己満足を超えた新たな次元の楽しみが待っているはずである。

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