VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
出演者紹介:カテゴリー”VoT紳士録” 
用語辞典:カテゴリー”つきペディア”

続・同行二人+1 <別格二十霊場>: 晴たっ!

2016-11-22 | 月世界
別格二十か寺巡礼の2日目は
雲ひとつない快晴。
青空の中に、うっすらと白い月が見えた。(うまく写せてないけど)


東西に長い高知県の端から端まで、
海沿いに移動して4番5番6番を周った。


4番は、鯖大師。


変な名前のお寺〜!
今で言うウケ狙い?と思いたくなるようなネーミングだ。
でもちゃんと由来はある。四国だもの。
お大師様が魚売りに鯖を所望した際、
この鯖は傷んでいるからと言い訳をして断わった。
お大師様と分かれた後、荷を運んでいた馬が
急に具合が悪くなって動かなくなった。
慌てて魚売りは自分のウソを後悔し、
お大師様に詫びると、馬を治してくれただけでなく、
魚売りの持っていた鯖を海に放つと、
鯖は元気よく泳ぎ出し、海へと帰って行った。
それ以降、その海では鯖が大漁に漁れるようになり、
村人たちが食べられるようになった。
ということから、お大師様に感謝してここに祀ったという。

ここで鯖に願掛けして、
鯖を三年間食べない「鯖断ち」というのがある。
酒断ち、お茶断ちは、よくあるけど鯖に願掛けもアリかぁ〜⁈
でも毎日は食べない鯖は、願掛けしたこと自体を
忘れてしまいそう。
三年の間に気づかないうちに破ってしまいそう。

さて、高知県は横に長い。
太平洋を見ながら、海岸線を走る。
龍馬が見ていた海だ〜!と思うと感慨深い。
しかも晴れているではないか!
それだけで嬉しい。


途中、トイレ休憩で立ち寄った道の駅で、
ジェラートを食べたくなる程、暑かった。
深海層水の塩ミルクと栗のダブル。
晴ちょるきに、太平洋を見ながら食べるジェラートは格別ぜよ!


お昼ごはんを食べたドライブインで、走月の親戚を見かけ、
おもわずパチリ!
四国まで走月と一緒に来るのは、ワタシの運転では無理だけど、
(近くても、お遍路道は絶対ムリッ!)
つんちゃ地方では、まなつ組で崖観音行ったから、
今後、ワタシが行けそうなところは走月と行ってみようかな。


5番大善寺は、お大師様が海を渡ってお参りに来る人の安全のために
大岩を2つに割ったという話が残るところ。
アパート風の、白い壁の長い建物が建っているあたりがその岩があった場所らしい。
1200年も昔のそんな逸話が語り継がれるほど、地元の人は今もお大師様LOVEなのだ。


本日のラストは宿泊先のすぐ近くにある6番龍光院。

階段を上ったらちょうど日が沈むところで
夕焼けがきれいだった。
明日も晴れるね、とお遍路仲間と西の空を眺めた。


番外ネタ:
今回は4泊5日の行程全てホテルの宿泊。
なので、食事も朝夕共、ホテルのレストラン。
お遍路は宿坊か遍路宿に泊まると決まっているわけじゃないのデス。
ごはんもご馳走食べるもんねー。








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 続・同行二人+1 <別格二十霊... | トップ | 続・同行二人+1 <別格二十霊... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

月世界」カテゴリの最新記事