VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
出演者紹介:カテゴリー”VoT紳士録” 
用語辞典:カテゴリー”つきペディア”

珍客万来

2012-05-30 | Weblog
今夜のつんちゃ球場、普段あまり会わない相手と一緒になった。

夜の”夕涼み”を終え、
そろそろ帰ろうかと思ったら、
何やら青いライトが動くのに気付いたつんちゃ。

「なんや、なんや?」と早足でフェンス外から内側を覗き込んだ。
すると大きな黒と白の影が近づいた。

久しぶりに会ったグレートデーンのクロとボルゾイのグリだった。
以前も何度かあっていたせいか、
或いはあまりにでかくて目がテンだったのか?
つんちゃ、一瞬、ガウりかけて飲み込んだ。

跳ね回る2つの大きな物体の影を
ただただ目で追っていた。

いい加減、「これは無理!」(陰の声:って何が無理?)とあきらめがついたのか、
2つの影を発見する直前には
ウダウダと歩くのを渋っていたくせに、
スタスタと帰り始めた。

と、そこへ新たなる「未知との遭遇」があった。
人影が立っている足元に何やら動いている。
チャリンチャリンと鈴の音がするので、何かいるようなのだが、
あまりにも小さくてわからない。
カニンヘンダックス?
にしては小さすぎた。
地を這うようにチョコチョコ動く姿を近くで見ると
フェレットだった。

覗き込んだつんちゃ。
ガウると思ったら、こちらも「・・・。」の沈黙だった。


慣れない相手には大抵ガウることにしているつんちゃ方式が
今夜は通じない相手だったようだ。。。

つん:朝は平凡なつんちゃ球場やねんけど、夜は「闇鍋球場」に変わるねんな。


つん:なあ、ブロちゃん?
ブロ:”おやつが通じる”相手ならいいんじゃないかと・・・。


つん:とりあえず足が4本あるだけマシか。。。


つん:この間の遠足で、足の無い・胴のなが~~いヤツ、おったもんな。
   アイツ、尻尾振ってんのんか振ってないんかわからへん。
   第一、どこから尻尾かもわからへんとこが許し難い。。。
(陰の声:つんちゃは尻尾振りながらガウるじゃないですか・・・。反則でしょ。)
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怖いもの比べ

2012-05-29 | Weblog
真夜中の地震に始まり、
今夜は激しい雷雨。

大震災以来、つんちゃは地震に敏感になっていた。
やっと落ち着いていたのだが、
未明の地震に久しぶりに反応していた。

3・11の時にひとりでいたつんちゃ。
初めて経験した大きな地震ですっかりトラウマができてしまったのだが、
雷に関しては怖いという認識がなく、
ゴロゴロどぉ~~~~~んっという音にも素知らぬ顔をしている。

今夜もナイトウォークでちょうど雷が不気味な閃光を放ち始めた中、
地面ばかりに気を取られ、帰ろうとしない。
ほとんど首絞め状態で引きずるように帰ったが、
かなりご不満の様子だった。

そしてまだまだ雷が続く中、
遠くの花火としか思っていない様子で
おへそも無防備にぐっすり眠っている。

臆病者のつんちゃにひとつくらい気にしないものがあってもいいよね。
怖いものだらけじゃ疲れるもんね。。。

つん:雷?好きにして。うちは寝るわ


つん:あ地震の時は起きるから




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赤潮水泳のツケ

2012-05-28 | ウォータードッグ
昨日の”犬毛海岸”では
先週に続き、今週も海は濁った赤茶色。
がっかり、と思ったのもつかの間、
つんちゃは泳ぐ気満々だった。
その期待の眼差しに負けて泳がせてしまった。
・・・のが間違いだった。
帰りに日陰の風通しの良いベンチで
お友達わんこのお父さんとしばらく話し込み、
つんちゃもそばで気持ちよさそうに寝ていた。

が、家に帰ってシャンプーするのに
風呂場で待たせた間に、ゲロゲ~~ロ。
狭いつんちゃ家の風呂場に赤潮の悪臭が漂い、
つんちゃは自分の体に付着した臭いでノックアウトされたのだった。

教訓:赤潮・青潮では泳ぐなかれ。
   もしも入ってしまったら、応急処置で洗い流し、
   シャンプーはなるべく時間を置かずにするべし。


つんちゃの鼻が曲がっていないことを確認し、
このツケの支払いはつんちゃの朝食1回分で済んだことを
良しとすべき・・・か?

つん:うちの朝ごはん、返せー。



つん:今日こそ泳ぐでーー


一見、青い海に見えるが・・・


そんなにお気楽に泳いでいて平気か?


つん:いや~~なんか臭いわー


(陰の声:そりゃそーでしょ、これだけきちゃない色してるんだもの。


つん:あ、赤潮だったのね~~~


(陰の声:知ってて入ったんだろーが。。。
つん:無実です。。。


つん:おーい、ピース大丈夫かぁ?
ピース:おれは鍛え方が違うんでい


リズ:ふたりとも、何やってんの?こんな汚い海で。
   ここはヨットに乗るか、走るとこでしょ。泳ぐ海じゃないわよ。
リズまま:リズはヨットに乗らないくせに。。。おとーさんだけ沖に出てます~


つん:だよねー。泳ぐ海じゃないよねー、歩くとこだよねー。
(陰の声:赤潮の海水、いっぱい含んだ体でゆーことか!)


ところ変わって、今朝のつんちゃ球場。
ゴン:おれ?おれの水遊びはだね・・
つん:ちょっと、ゴンちゃん。うちが見えへんやろ!


ゴン:おれの水遊びはここだー!


ゴン:ちょっくら、ひとシャワー頼むぜヨ。


ゴン:さんきゅーっ


アンクル・ゴン:つっきーちゃんはお水飲まないのかい?
つん:ううう~~~ん・・・うちは白いのがええねん。
(陰の声:公園の水道の蛇口からにゅーにゅー出てくるはずないだろ!わがまま言うでない!)










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遠足のレベル分け

2012-05-26 | 遠足
薫風の五月。
運動会シーズンである。
今日もあちこちで運動会が開かれていたようだ。
ワタシの子供の頃は運動会というのは春秋の2回あり、
「秋の大運動会」と呼ばれたとおり、
秋に行う運動会がメインだった。
最近はお受験など生徒側の事情やら、
学校側の事情も相まって「春の大運動会」なのだそうだ。

そして、駆けっこなどには、順位をつけない学校があるらしい。
順位は差別やいじめにつながるという配慮なのだそうだ。
社会に出れば「差」が存在するのに、現実をまげて
学校内だけで余計な配慮をしてどうするんだ?
という意見の方に分があると思うけど。

聖徳太子の「冠位十二階」以来、
日本でも階級が存在したのだ。
身分制度が必要とされた時代から、
現代の格差社会まで、「見ない事」にしたって、
いろんな「差」は世の常で存在する。

レベル差はわんこ社会でも「世の常」である。
野生動物の能力差は生死に直結するが、
ペットの世界での差は強いて言えば
飼い主がペットと関わる度合い次第ということになる。
高齢化の進む「勝手にドッグラン」仲間においては、
遠足レベルに「世の常」が存在を広げつつある。

今日の遠足では、つんちゃはほとんど東屋を動かず。
以前の遠足でこの同じ公園に来たときは、広い公園内をあちこち歩いたものだったが、
今回は休憩・お弁当拠点のベースキャンプとなる東屋までの直行直帰。
ラブ・パール・シュン・遊たちは一周コースへ出かけたが、
マフィンとレモンとつんちゃはベースキャンプ組。

普段の散歩で全然歩かないのに、
遠足でテンションが上がっているから歩いたとしれも、
怪我の元になりかねない。
犬は限界まであとどのくらいかを計算しない。
いきなり限界となってはフォローできないので、
「イベントつんちゃ」から「オベント(お弁当)つんちゃ」にレベルチェンジ

遠足もわんこの運動能力によってレベル分けすることになりそうだ。
上級者コース・中級者コース・初級者コース・初心者コース・・・オベントコース

歩き始めは意気揚々のつんちゃ。


ベースキャンプ到着で早速へたり込む。


ベースキャンプ中高に陣取り、ほぼ位置を変えず。


つん:太陽が動くんやなくて、地球が動いているんや。(byガリレオつんちゃ)


(陰の声:地動説を唱えるつんちゃは何者?)
つん:アマテラスつん。


ラブ:太陽系というより、おやつ系なのよねー。
シュン:おやつ系って?


レモン:おやつを中心に回ってるってことよー。


シュン:そっかー。おやつが出るところに合わせて自分で動かなきゃいけないんだ。学習・学習。。。


ラブ:お、今度はこっち。レモン系を目指さなきゃ。


レモン:スゴイ吸引力だわ。


遊:こっちにもあるんだけど。。。
ラブ母さん:えーっとね、こっちは「オトナ系」だからねー。


恒例の集合写真が落ち着いて取れるようになったのは、
犬たちが慣れたから?それとも動くのが億劫になったから?


つん:いっぱい歩いたわ~。。。満足。満足。
(陰の声:遠足レベル、かなり下げてもらったものね。)








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観覧席のつんちゃ

2012-05-25 | Weblog
股関節形成不全で小さい頃から足が遅かったつんちゃは、
駆け回る遊びは得意ではなく、
取っ組み合いで遊びたい心を満足させていたように見えた。

駆けっこでは健脚のわんこに追いつかないのがわかっているから。
そんな風に見ると不憫になってしまった。

でも、ラブラドールはじめ大型犬の友達とたくさん知り合えて、
みんなが遊んでくれた環境は恵まれていた。

そんな取っ組み合いの相手で超横綱だったフーチは、
まだあどけなさを残したまま、
お空へ引っ越してしまった。

フーチの後任としてやって来た沙羽はちょうど今、5か月でラブラドールくらいの大きさである。
とっても良い取っ組み合いの相手なのだ。

なのに、今ではつんちゃは取っ組み合いの土俵に上がれない。
代わりにゴンが嬉しそうにじゃれ合うのを
ただ黙って「観覧」している。

本音は?
以前のように取っ組み合いたいだろうな・・・。

ゴン:お前、またでっかくなったんじゃないのか?


ゴン:必殺、エリマキトカゲ攻撃だぞーーー。


沙羽:ぜんぜん大きく見えないぞーーー。あたしの方がおっきいぞーーー。


ゴン:あ、あれ?俺、負けてる?
つん:だからゆーたやん。そいつらデッカイ族なんだって。うちはフーチの時に学んだんやって。


つん:よいしょっと。親方席でぶつかり稽古、見るとしょーか。


ゴン:おいタッチだぜ。交代してくれ!俺、かなり疲れた。。。


つん:プロレスちゃうねんで、ゴンちゃん。交代なし!
ゴン:せ、せめて年齢のハンデくれよー。


沙羽ぱぱ:つん、砂かぶり席は危ないぞ。
沙羽:なんで遊ばないの?



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つっきーの木