VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
出演者紹介:カテゴリー”VoT紳士録” 
用語辞典:カテゴリー”つきペディア”

花の色は

2016-04-29 | 月世界
どんな絶世の美女であろうとも
生きている限り歳は取る。

かの小野小町ですら、
「歳取っちゃったのよね~、はぁ~」っていう歌を詠んでいるのだ。

花の色は うつりにけりな いたづらに
   わが身世にふる ながめせしまに


長雨に傷んだ桜を眺めて嘆く小町ばあちゃんは寂し気だ。
雨に打たれて萎んでしまう前に「じゃあね」って去ってしまったつんちゃに
退色小町ばあちゃんの悩みはない。

ただ、残されたこちら側は、
寂しさを慰めるのに花を頼る。
お友達からたくさんのお花をいただいたつんちゃの周りが
その後も寂しくならないように
努めて花の状態維持には気を配るようにしている。

昨日、選んだ花の色は、柔らかい色のバラと、
それと同じトーンの芍薬(まだ蕾だけど)で、
この色合いは初めて選んだ。


つんちゃの柔らかい表情を思い起こす。
つんちゃのいろんな表情を重ねて花を選んでみると
花にもつんちゃの多面的キャラクターが設定できていいかも。

クレイユモントローのの水差しの横に
露払いのようい控えるフミ姉のラブ吉花瓶では
黄色いバラがいたずらっぽく笑っている。
(時間経過とともに芍薬も色がわかる程度にちょっと開いたかな?)


つんちゃの家具のもうひとつ、
スツールがようやく昨日届いた。
これでゆっくりつんちゃと対面できる。










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初夏へ

2016-04-26 | 月世界
今日は汗ばむくらいの気温となった。
つんちゃを失った寒い日から、季節は勝手に進んでいるんだね。。。

昨夜はご近所ワン友に行き会って、
つんちゃが旅立ったことを告げた。
もう2回目の月命日も過ぎているのにね。
「つっきー元気?」と聞かれるまで、
どうしても言い出せなかったことを詫びた。

涙はやっぱり出てくる。
ラクままは優しい目を向けじっと聞いていてくれた。
「寂しいね。」
「犬に関心を示さないラクだけど、つっきーは大好きだったんだよ。」

封を切ってしまっていたものは差し上げるのもどうかと手元に置いていたオヤツ。
でも、つんちゃが食べてかけていたものをどうしても捨てられずにいた。
ラクままは快くもらってくれた。
つんちゃのワン友たちが食べてくれるなら、それがいい。

帰宅時、つんちゃとのナイトウォークで歩いた公園に寄ってみたら
桜は地面の花びらさえきれいに姿を消し、枝には新緑の葉が茂っていた。
季節は夏へ向かっている。

夜気にあたっても寒さを感じない公園の角、
つんちゃとよく歩いたあの当時と同じ場所に野良猫たちは集っていた。
でも彼らだって、おそらく何代かの代替わりをしているのだろう。
野良猫の寿命は家猫に比べればはるかに短い。
何事もないような佇まいの猫たちにも、時の移ろいがあることを思った。


いつものようにトンポッチおばちゃんがつんちゃに買ってきてくれたオヤツ。
「あんまりいっぺんにあげると怒られるから少しにしておこうね。」
と、おばちゃんが封を切ったものと、封を切らないままのものもあった。


砂肝とジャーキーも


リンゴも


しまあじも、


全部食べ切らずに行っちゃった・・・。

一番好きだった「ターキーコンボ」は、旅立ちの時にたくさん持たせた。
でも、代役だったこのオヤツは置いてけぼりになってしまっていた。


今夜はつんちゃに「豆ごはん」をご用意した。
毎年、この季節に親戚が送ってくれる豆は、
うすいえんどうという品種で、グリンピースより柔らかくておいしいのだ。
大阪人にとって旬の、当たり前の食材で
豆ごはんと卵とじは家庭の定番メニュー。
群馬生まれの千葉育ちで大阪弁を操るつんちゃにもよく初物として食べさせた。


つんちゃと夜桜見物で見ていた桜の葉っぱと、
その帰り道になぜかバカ受けだった葉っぱ、つんちゃが夢中になって食していた葉っぱ。




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お月さま拾い

2016-04-24 | 月世界
昨日、母の用事を済ませた後、
帰りに食事と買い物に出かけた。

暑い季節を除いては、つんちゃを車に待たせて出かけたスーパー。
つんちゃの食材をあれこれ買っていたお店だった。
今は、食材を見る気持ちも後退して
肉類を食べないワタシにとって、
つんちゃのために見ていたお肉コーナーは全く用のないエリアとなった。

代わりにふと目に入ったのがこのお菓子。
こしあんの半生和菓子。
北海道の月寒の会社が製造している。


いろんなところでお月さまに会うものだ。
つんちゃにお土産として買って帰った。

早速、ど~ぞ。


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花瓶のつんちゃーズ

2016-04-23 | 月世界
日常生活において切り花を欠かさず飾っておく習慣がなかったので、
花瓶についても家にあったもので不自由を感じたことはなかった。
これまでの自分の人生において、購入したものはたった1点だけだった。
それも「花瓶」として使おうと思っただけで、
本来は水差しであった。

クレイユモントローのLABRADORシリーズで、
1920年代のアンティークなのだが、
とてもきれいで欠けや汚れのないもので
気に入っている。


容量はたっぷりなので、花の数が少ないと
かえって淋しい感じになってしまうし、
つんちゃの前に置くには大きすぎる。

そこで、もう少し小振りなのを探したところ
ぴったりなのが見つかった。
ファイヤーキングのボウルジャグ。
これもやはり1950年代のアンティークで
その名の通り、用途は水差し。
注ぎ口のデザインが工夫されていて、
氷が零れ落ちないように設計されている。

何よりワタシの心をとらえたのが、
「後姿」だった。
その真ん丸な形がつんちゃの後姿を彷彿とさせる。


ファイヤーキングの収集家に人気があるらしく
違う色をいくつも持っている人もいるようだ。
このジャグはワタシの手の届く範囲のお値段だったのと、
オレンジと緑がつんちゃのパーソナルカラーなので
購入できて幸運だった。


アンティークものなので、ピカピカではないけれど、
欠けもなく、花瓶としてなら多少の使用感も気にならない。


もう一点、ファイヤーキングの前身であるアンカーホッキングの
ムーンストーンの花瓶は1940年代のもの。
これはムーンストーンという素材が購入の決め手。。


フミ姉がつんちゃのために買ってくれた花瓶もつんちゃのお花を抱えてくれている。


つんちゃを楽しませてくれた、おもちゃ組つんちゃーズから、
つんちゃを見守ってくれるお花組つんちゃーズへと
つんちゃーズのメンバーも交代となった。


つんちゃの居場所をお花で賑やかにしておいてあげたい。


つんちゃが寂しい思いをしないように。




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卒寿の女王

2016-04-21 | 月世界
慌ただしく仕度をしながら今朝のニュースを聞いていたら
今日はエリザベス女王 90歳の誕生日 なのだそうだ。

90歳は卒寿。
エリザベス女王には意味不明だろうけれど、
ワタシも「寿」カウントはお祝いの区切りくらいにしか思っていないので
その語源について聞かれてもわからない。


エリザベス女王90歳誕生日、ポートレート写真公開

アニー・リーボビッツ(Annie Leibovitz)撮影
AFPBB News 提供 エリザベス女王。英ロンドンのウィンザー城のテラスで愛犬とともに(Buckingham Palace 2016年4月21日公開)

女王とご縁はないけれど、
その昔ケニアで、エリザベス女王が父ジョージ6世の突然の逝去の知らせを聞いたときに滞在していたというホテルに泊まったことがある。
ツリートップホテルという名前そのままの
木の上というか、地上数メートルのやぐらに作られた(という説明でいいのか)ホテルで
足下に象をはじめいろんな動物が水を飲みにやってくる光景を見られるのだ。


ワタシが行ったあの当時でもすでにご高齢だったエリザベス女王、現役続行中!
スゴイな~~~。
2016年2月6日には在位満64年となり、
イギリス史上最長在位の君主であり、
存命の君主では、ラーマ9世(タイ王国、在位69年)に次いで世界第2位の長期在位君主だそうだ。

「同じように90歳の誕生日を祝っている人たちにお祝いを申し上げます。
同じ日に祝っている皆さんに、
温かい気持ちでおめでとうございますとお伝えします」とツイート。

その報道を受けてか、今朝の番組では同い年の人を紹介していた。
マリリン・モンローと菅井きん
なんかすごいヒト登場!

菅井きんさんはともかく、
90歳のマリリン・モンローは想像したくないかも・・・。

つんちゃは人間に例えたら90歳を過ぎていて、
しかも"ピチピチ""パツパツ”で萎むことなく去ってしまったので
ワタシにとって「まんまる・つんろー」はマリリンに匹敵する永遠のスターだ。

つんちゃ0歳、お迎え日のポートレート写真と祝10歳時の卓上カレンダー公開
つん魂:当時は「まんまる・つんろー」じゃなかったで。

© VOICE of TSUCKY News 提供




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つっきーの木