つんちゃケア・あの手この手

昨日はつんちゃの３か月に１度の定期検診を受けに行ってきた。

フィラリア検査は地元の病院ですでに済ませてあり、
ここでは、詳しい血液検査とエコーの検査をお願いした。
肝機能への影響が心配だった鎮痛剤も、
前回からの数値だけを比べれば、上がっているところもあるものの、
院長先生の診断では腎機能も肝機能も全く問題なしとのこと。

あとは、毎度のことながら体重の管理。
１か月前よりは減ってはいるものの、
前回増えていたのが前々回に戻っただけ・・・。とほほ。。。
まだまだ減量にはなっていないゲ・ン・ジ・ツ。

総コレステロールなどのいわゆる肥満体質にありがちな項目の数値は決して悪くはない、
体質として代謝がよくないのでしょう、と院長先生。
（代謝を見る数値も正常値ではあるものの）

そこでEMSを使った筋力アップを試してみるのもいいかもという提案をいただいた。
え～～それってフミ姉が持ってるという”ナントカ・ベルト”って奴か？
院長先生は女性なので、ダイエットについても結構詳しい。
（ちなみに先生はほっそりした美人でご本人にダイエット器具は不要）
病院でもリハビリにも使っているそうで、筋力はつくらしい。
グローブになっていて、わんこは被毛で覆われているので
電流が肌表面に伝わりにくいから、水やジェルで濡らしてらるといいですよと教えてもらった。
う～～～ん、いいかも・・。ワタシにも・・・。

トンポッチおばちゃんに話すと
早速ググってみたらしく、防水加工の手袋式があるとのこと。
いいな～。
ポチッとするかどうか思案中。
ワタシがほっそりしたら、人体実験成功ということで・・・
ちなみにフミ姉の”ナントカ・ベルト”の効果は期待薄という結果に終わっている。（使用者側にも問題があるのかも？）

そして今日はオコ坊が来訪。
つんちゃのグリーンスムージーを作るのにと
プレゼントしてくれたブレンダー。
ああ、これ・・・じゃなくてあのあっちの・・・と言ったら
「自分で買え！」とバッサリ。
暖かい御志をありがたく頂戴することにした（撃沈）


昨日のグリーンスムージーはこんな材料で。
人参の葉っぱ・小松菜・バナナ・キュウイ・レモン清見オレンジ


バミちゃんではちょっとつぶつぶが残る。


東京下町の病院へは今のところ３か月に１度の定期検診に通っている。
運転苦手のワタシがキンチョーしながら都内の混雑した道を行く。
その狭い片側一車線道路の目の前に現れた道幅いっぱいの「すみまるくん」。
しかも行先おなじなんですけど・・・。
停留所の度に一緒に停車。一々ご挨拶のハザードを律儀に点滅させてくれたけど・・・（沈）


東京下町の家屋密集度は高い。
地震ハザードマップではまっかっかの超危険地帯には
小さな公園がやっと申し訳程度にある。避難場所にはなりえないだろうな～。


午後１番の診察予約だったので、
早めについて公園でトイレを済ませて時間調整していると、
ちょうど下校途中の小学生の男子２人が通りかかった。
「あ、ライオンが２匹いる！」
つん：坊主たち、うちは置物ちゃうで、食うたろかーっ
（陰の声：ほぼ置物ですけど）


病院では院長先生に新しい治療法の案内を受けた。
幹細胞を培養する関節炎の治療が来月、この病院でも開始するとのこと。
以前からラフィあみままに伺っていた治療法だ。
ここでやれるようにとラフィあみままが院長先生にずっと要請していた治療。
すでに始めている病院もあって安全性も高いというが、
既存の方法では６回という回数が必要で、そのたびに麻酔のリスクは負わなければならなかった。
それがここでは１回で可能で、今までよりも体への負担を少なくできるメリットがある。
麻酔の危険を思うと尻込みしてしまうけれど、体調のいい今だからやれる治療であるともいえる。
つんちゃの関節に施せる治療があるならやってみたい。

梅雨までの距離

雨音は近畿・東海にやって来ている。
予報によれば、つんちゃ地方もこの先は雨マーク連発になっている。
すぐそこに迫りくるジメジメの季節を思うと心は曇る。
堪えるよな～、高温多湿。

御幼少時代は水溜まりの全制覇を狙っていたかのような、
快進撃をしていたつんちゃも今は、
航続距離が足りず、つんちゃ球場まで行きつかないこともある。
速やかなる帰還がままならない時は”不時着”し、
途中で引き揚げてくれる駆逐艦はいないので、
ワタシが曳航してなんとか帰ってくるのだが。。。
整備士の腕が悪いので、つんちゃには苦労が多い・・・。

今朝は昨日の投薬が効いたのか、先へ先へと進む。


つん：梅雨ってなんでウメアメなんやろ？


つん：じめっとしてるとミミズが出てくるかな～？


つん：こっちとか、


つん：あっちとか？


つん：でんでん虫はまだやな。


つん：お？ブロちゃんや。



つん：おお～～～い、ミミズ博士～～



ブロ：つん、今日は調子がいいですね。
つん：わかる？


といいつつ、帰路に入ると「卵温め態勢」

友と花と海と土日

土日の”犬毛海岸”は暑さ・寒さに悩まされることなく
丁度良い気温のせいか、公園はたくさんの人出でにぎわった。

市長選で再選が決まった市長の選挙演説を
駅前で聞いて知った市の赤字、１兆８９０億。
この赤字を埋めるため、様々な努力をしていると訴えていた。
そのひとつとして、広告収入を得るために、
この春から、花の美術館は名前を期限付きで変更された。

企業の名前が着いた”フラワーミュージアム”は、
民間の力を発揮し、集客に成果を出している。
花ビジュ（いや、フラミューか？）の、
なんとなくパッとしなかった文字通り”裏庭”は、
今や、バラ一色のバックガーデンとなって人気を呼んでいる。

”勝手にドッグラン”メンバーたちの穴場的憩の場だったのが、
人の波が押し寄せるようになってきた。

芝生広場は、数年前から「コスプレ」の若者たちが、
裏庭は「定年後」の年配者が、
どちらもカメラを携え溢れんばかりにやってくる。

市の財政が少しでも好転してくれればいいのだが。。。
公園入場料はタダなのよね～。
だからわんこ散歩に出かけるんだけど、ね。
最近はつんちゃの歩行がおぼつかないので、
ウッドデッキに行くのに一番近い駐車場を利用し、
駐車場代で市の財政に貢献しているのだ。（by善良なる一市民）


ウッドデッキで大型犬集合


ラフィあみままのおやつ、メロンに釘づけ。
ひとり出遅れるつんちゃ。
つん：め・ろ・ん？お空のメロンちゃん・・・。
（陰の声：食べること先に考えたら？）


ラブ族集合写真。


ラフィとつんちゃはすぐに臥せの態勢に入ろうとするので、同じポーズ。
ラフィ：お座りのポーズ、あれは前脚つっぱるから、負担だねー。
つん：うちら”ツッパリ”ちゃうもんね。素直なわんこやから・・・。


バラにはアーチゲートがよく似合う。
つんちゃにはバラがよく似・・・ん？？？動くな、そこ！


つんちゃを探せ。。。


つん：ばぁーーーっ


なでしこJAPAN


噴水でキメポーズ。


つん：うちのキメのポーズはこれやで。
（陰の声：かなり”オッサン”入ってますね。


日曜日は海へ出たけれど、引き潮だった。


いかにも泳いで取ってきた顔だけど、
つん：もっと遠くに投げんとアカンで。


トノ家の”若手”と海で遊ぶ。


「フラミュー」に寄ってみると、相変わらずたくさんの人出。
わんこ友達は人の波に押されたか、追われたか、
誰もいない・・・と・・・思っていると
ルフィー到着。
続いてガク登場。

ルー：なにがそんなにおかしい？


つん：箸が転んでもおかしい年頃ってゆーやん。


ルー：それはとうに過ぎたでしょ


つん：現実に戻すな・・・。
ルー：ま、気持ちはわかる。箸転がして笑っていたいよね・・・。


週末はグリーンスムージーのバージョンアップ。
人参の葉っぱを使ってみた。
他にはレタス・アボガドに定番のレモン・紅玉りんご・バナナ。


レモンは皮を剥き種を取って使用。人参は葉っぱのみ使用。
これはなかなかおいしかった。


前回・前々回はグリーンスムージーに向かないものを使っていたので、
材料を選ばないといけないと反省。
つんちゃには申し訳ないことをしていたな～。
しばらく続けて飽きなければ、ブレンダーもちゃんとしたのが欲しくなってくるだろうけど、
まだまだ”スムージー”とはいかない”小粒”の初心者。
あのブレンダーには手が出ない・・・。

おまけ：
近隣わんこご長寿No.1、9月に18歳になるトノのメニューに「ヤクルト」が入っていると聞いたので、
ちょうど昨日、ヤクルト直売所に立ち寄って購入したばかりの
カロリー控えめ「ヤクルト400 Light」を
半分量、にゅ～にゅ～に混ぜてみた。
つんちゃは気に入ったらしい。
（陰の声：シロタ株、犬にも働いてくれる？）　


朝ごはんのグリーンスムージー添え。


夕ごはんの白和え添え。

夢の頂

ヒラリーってクリントン？
と最初にそっちが頭に浮かぶ人が多いかもしれない。
エドモンド・ヒラリー卿に接したことがある。
相手の意識外なので、”会った”というのはおこがましいのでそう表現するしかない。

来日したヒラリー卿を招いての昼食会で
スタッフの１人として”生”で接したときの印象は
「大きい人だな～」だった。
実際、彼は１９０ｃｍの長身だったと調べてわかった。

1953年、エベレスト初登頂を果たしたその人は、
眼光鋭い、物静かなご老人だった。
山登りを始めたばかりのころのワタシは、
あの歴史的人物が、ここに、「生」でいる！
というだけで現実感がなかった。
エベレストなんて地球上の場所とは思えないくらい遠い世界から
戻ってきて、ここにこうしているのだから・・・。

人類初からちょうど６０年が過ぎた。
今日のニュースで三浦雄一郎が世界最高齢の登頂を果たしたことを知った。
８０歳でもエベレストに登ったんだ！
これもまた現実とは思えない執念を感じる。

普段から８kgのウェイトを足に装着し、
荷物を背負って歩くトレーニングは
あの「孤高の人」加藤文太郎を想起する。
そして毎日一定時間、低酸素室での生活を課し
登頂への準備を日々重ねていたという。

「夢は叶う」「ネバーギブアップ」
と三浦氏は言うけれど、それほどまでに強い意志を持続させることは
不可能に近い。しかもそれが８０歳というのだから、超人的だ。

そして努力だけでは無理なこともある。
天候不順でどれだけ多くの登山家があの山で遭難したことか・・・。
登頂成功後、消息不明となった人も数多い。
運もなければ成功はない。

登山技術だけでなく、それをサポートする諸々の技術が
ヒラリー卿のときとは格段に違っているとはいえ、
やはりエベレストの頂に立てるのは、現代においても限られた人だけなのだ。
９９％の努力と１％の天分に恵まれないと成功できない。
運を呼び込む天分を持った人のみに与えられる成功か。

さて、人間換算年齢御年８０歳のつんちゃ。
努力は嫌い。というかそもそもモチベーションがない。
意志？ってなに？
喰っちゃ寝生活第一！
山より海でしょ。
、、、のつんちゃ。
夢の頂はご長寿世界一！
（陰の声：夢を叶えるには、努力・意志・忍耐と三浦さんが言ってます・・。）

つん：ブロちゃんの夢って何？
ブロ：夢？いっぱい食べること～。


つん：そうやよねぇ～。わんこにとって”腹いっぱい”は夢なんやよね～。


つん：草だけで腹いっぱいは難しいなぁ・・・ブツブツ・・・。


つん：やっぱり、うち帰ってごはんたべよーっと。

娘ひとりどーじょーじ

歌舞伎座新開場の杮葺落公演に母と出かけるには、
つんちゃ番が必要だったので、
今回もトンポッチおばちゃんに来てもらうことにした。

「やだなー、もー、ジトっと玄関で待ってるんだから。
　かわいそうなくらい待ってるんだから。」
（つん：同情するならオヤツくれ！）


今回は杮葺落公演なので、
３部制で、帰りは２２時過ぎ。
玄関を開けたら
スタンディングオベーションで迎えてくれた。

演目は
吉右衛門の
「梶原平三誉石切（かじわらへいぞうほまれのいしきり）」
と、
玉三郎と菊之助の
「京鹿子娘二人道成寺（きょうかのこむすめににんどうじょうじ）」

花道のすぐ横というなんとも贅沢な席で、
玉三郎と菊之助の娘二人道成寺を間近に見て感激していたその頃、
留守番のつんちゃは「娘ひとり同情児」になっていた・・・。
ごめんよ～つんちゃ。

トンポッチおばちゃん：しっかり八つ当たりされました。
　　　　　　　　　　　室内トイレで大量放水してくれちゃって。
　　　　　　　　　　　そのあと玄関前に張り込んだままフテ寝。
　　　　　　　　　　　同情？・・・の余地ナシ！

つん：なんて読むんや？柿？落ちてくるんか？


（陰の声：コケラオトシです。）


つん：喰える柿になれ！


玉三郎の線の細い美しさを倣いたい。
うちの玉ちゃん。