VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
出演者紹介:カテゴリー”VoT紳士録” 
用語辞典:カテゴリー”つきペディア”

ミドリーノ・カーテン

2016-05-31 | 月世界
緑のカーテン。
ゴーヤーを栽培する人が多いけれど、
Tsuc-Kew Gardens では、瓢箪。
昨年、会社の近所にあるJA東京に出ていた瓢箪の苗を買った。


蔓系植物の成長はわかりやすい速さだ。
あっという間に緑を広げてくれた。
真夏の日差しを遮る緑は見た目にも涼し気で
虫がつかないのが気に入って、今年も苗を買おうと思っていたところ、
今日、ちょうど出ていた。
JA東京の建物の敷地内で、基本、百円均一の無人販売方式になっている。


つんちゃがいれば、
雨で気温がそれほど上がらない日でも、湿度があるこの時期、
エアコンを起動しているだろうなぁ、と思いながら苗を見つめる。
昨夏は瓢箪があろうとなかろうと、エアコンの稼働率は変わらなかったけれど、
今年の夏はミドリーノ瓢箪による涼感で、少し省エネになるかも・・・。

つん次郎:瓢箪は食えないな・・・。


籠つん:つんちゃは、ゴーヤーも食べなかったらしいじゃん。


デシ:ああ、つんちゃはニガイの苦手だったね。味付きでも残してた。
   だから、ゴーヤーでも瓢箪でも、つんちゃにとってはどっちも"食えないヤツ"なんだ。





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八百万のつんちゃ

2016-05-29 | 月世界
つんちゃかも?と思うことがある。
いや、そう思いたいだけなのかもしれない。

今日、つんちゃの散歩道を歩いた。



木立の下を歩いているとスニーカーの底に何かが張り付いた。


葉っぱは遊歩道にたくさん落ちている。


歩いていればはがれるだろうと、しばらくそのまま歩き続けたがはがれない。
粘着性のものだったらやっかいだなと思い見てみると
なんてことはない葉っぱだった。

手で払うと簡単に取れたのでそのまま5~6歩踏み出して、
ふと、「もしかして、今の、つんちゃかも?」と
思い直して葉っぱを拾ってきた。


無理やりそこにつなげた話、と言えばそれまでだけれど、
人の思いというのは。そんなもんじゃないのかな?



世に立派な思想はいろいろあって、素晴らしい言葉に出会うこともある。
神様の存在をどこに置くかはそれぞれだろう。
ワタシにとって「八百万のつんちゃ」は
どこにでも、いろんな"形"で存在する気安い「神様」なのだ。
生前も、今も、つんちゃは癒しになってくれている。
ありがたや、ありがたや。

汗ばむ陽気の中、懐かしい道を歩く。


つんちゃと何度も通った道の脇には、公園ができた。


つんちゃがお散歩を始めた頃は、ぼーぼーの草が茂っていて、
ちょっと雨が降ると水はけが悪く、沼地のようになっていた場所が、こんなに立派になって・・・。


小さいころのつんちゃはよく川の遊歩道を歩いた。


川に沿って歩いた遠足もここを通った。




今日は、つんちゃの愛車「走月」の車検のため、ディーラーまでお迎えに行くのに
つんちゃの散歩道を歩いたのだった。
走月は、つんちゃの3歳の誕生日にうちにやってきた。
お店の人に「ワンちゃん元気ですか?」と聞かれて、思わずじわっときてしまった。
走月にもつんちゃが宿る。
「とても大事な車なんで、ずっと乗りたいからしっかり整備してね。」と言っておいた。
走月は御年11歳。がんばれ~。


しばらくご無沙汰していたワン友さんがつんちゃのことを聞いて今日、お花を持ってきてくださった。


デシ:引退した師匠に変わって、お礼申し上げます。
つん魂:歌丸さんも笑点の司会は引退したけど、高座には上がるって言ってたから、
    うちも時々、出没するやん。



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ミドリーノ・ちょっきー

2016-05-28 | 月世界
つんちゃの愛用品、ミドリーノは今もつんちゃのそば近くに置かれている。




つんちゃの花々をきれいに保てるように、
自分用の花ばさみを購入した。
初めて自分専用に買ったものは、柄の色が何色かあって
選んだのはつんちゃのミドリーノと同じ色。


"ミドリーノ・ちょっきー"と名付けた。


ミドリーノは、つんちゃが大好きな海で愛用した相棒だった。、
ミドリーノ・ちょっきーは、つんちゃのための花々に、これからワタシが愛用する相棒になる。


お花屋さんでもよく使われているハサミだというだけあって、
切れ味よく、軽くて使いやすい。
お値段も手ごろ。


Tsu-Kew Gardensにいつも花々を。



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YDK

2016-05-27 | 月世界
YDKってなんだ?
「やれば・できる・子」なんだな~。
(^^♪そうさY・D・K



アメリカ大統領の被爆地広島への初訪問があった今日。
原爆投下から71年も経っている。
でも、何はともあれ、来たんだ。
「やればできる子」だったんだ。


つんちゃも、「サボロー」と仲良しだったけれど、
YDKだった。

「できる子」というのは、結構大変だ。
何も本人や親が喧伝しなくとも、周りがちゃんと認めている。
にもかかわらず、いかに優秀かをアピールしたり、逆に変に卑下したりすると、
ドン引きで評価が下がるのに気づかないザンネンなケースが多い。

その点、出来がちょっと・・という場合はどこか相手を安心させ、伸び幅も期待させる。
「やればできる子」は現状報告にはちょうどいい。
優秀でない事実をうま~くカバーし、
自尊心も満足させる魔法の言葉だ。


オコ坊がプレミアムプリンを持ってやってきた。
月がデザインされた金と銀、「金のとろけるプリン」と「銀のこだわりプリン」という名前が付いている。


つん魂:月の砂漠?金と銀との鞍乗せて~


雨の季節がやってくる。
アジサイが咲く季節になったんだなぁ・・・。
つんちゃが散歩でよく立ち止まったガクアジサイの木も、もうすぐかな。


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人気者はつらいよ

2016-05-26 | 月世界
生誕300年で、人気沸騰中の伊藤若冲。
つい先日まで記念の展覧会「若冲展」が開らかれていたのを、
初日に行った友人が様子を話してくれた。
初日というのにめちゃくちゃ混んでいて、
なんとミュージアムショップでレジ待ち1時間半というので
絵葉書も図録もあきらめて帰ってきたとのこと。

若冲人気はメディアがこぞって煽り立てたようで、
国民的アイドルグループのメンバーまで担ぎ出さなくとも
十分人気はあったのに、300年記念で爆発させた。

今年の人気爆発より前、2010年に地元の美術館で開いていた若冲展を観に行ったことがある。
比較的静かに見られたワタシは今となってはラッキーだったと言える。


若冲を知ったのは2005年4月、金毘羅歌舞伎に行ったついでに金毘羅宮へ参ったときのこと。
金刀比羅宮の奥書院に描かれた若冲の絵は今は非公開となっているらしいが
特別展などで見られることもあるみたいだ。

当時はまだ、ふらっと入って見られた、"良き時代"だった。
見る人を一瞬で引き付けてしまうあの独特の世界にハマるのはたやすい。

ワタシが入り込みやすかった理由は単純で、
動物をたくさん描いた絵師だったからだ。
江戸時代といえば、浮世絵などでも人物や風景しか描いていないと思っていた。
でも、若冲はなんとクジラや象まで描いているのだ。
「鯨や象を見たことあるんかい!」とツッコミを入れたくなる。


若冲は象を見たことがあるのか?という検証をしていた番組を見たことがあった。
若冲の生きた時代に、象が日本に輸入されたことがあったらしい。
そして、象は長崎から江戸まで連れてこられたそうだ。
その道中の象を見たのかもしれないと、解説していたと記憶している。

以前、職場の同僚がこんなことを言っていたのを思い出す。
「象って実際に目にしないと、想像できない生き物だと思う。
 あの鼻の形状は、自分の周りにいるどんな動物とも全く違う。
 言葉で説明しても、実物を思い描くことが難しい生き物の筆頭にあがると思う。」と。

若冲、お前、見たな~・・・。


象は圧倒的な大きさと、他の追随を許さないほどのユニークさとで
子供から大人にまで大人気、誰でも大好きになる動物だ。

日本に2歳でやってきて、69歳まで生きた花子。
ひとりぼっちが寂しくはなかっただろうか?
どんなに人間に「大事に思ってる。」と言われても、
同じ長い鼻・大きな体のお友達がいなくて、日本に来る前の生活を思い出し、
望郷の念にかられたことはなかっただろうか?
小田原で生涯を終えた梅子にも同じような思いを抱いた。


つんちゃの胸の内を聞きたかったのと同じように、
花子さんの胸の内を聞いてみたかった。


長い間、みんなに安らぎを与え続けてくれてありがとう。




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つっきーの木