花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

給水塔はひとまずここらで終わりにして・・・

2013年03月15日 21時11分55秒 | 模型工作
また給水塔化と言われそうなので、一先ずここらで打ち切りとしたいと思います。



前回との違いは、ダミーながら水量計が付いた事と、バルブ開閉用の上部のレバーが少し長くなった事ぐらいです。見えないところでは、実際に水を入れてもほとんど漏らなくなった事です。


工作する物がなくなると寂しい物ですから、花咲爺さんまたゴソゴソやりだしました。


次に手掛けているのは、シェイにログカーを牽かせた時、最後尾に繋ぎたい車両です。カブースはやや不釣合いのような気がして、森で木を切り出した作業者が、一日の仕事を終えて道具と一緒に乗り込み家路に向かう、そんな情景をイメージしてみました。



仮組みしたらこんな恰好です。前側の壁面とドアーはまだありませんが、寒い時には有った方が良さそうですね。気が向いたら作ることにしましょう。
ベースの車両は、バックマンの「20ftフラットカー」を使いました。

今日は給水バルブを作りました。

2013年03月12日 22時27分58秒 | 模型工作
給水塔の製作にかかって何日になる? さっさと完成させればいいのに、とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、そうはいきません。チビリちびりと楽しまなければ後でやる事が無くなりますので・・・ (笑)



今日は先ず真鍮板を使ってバルブの本体(?)を作りました。そしてパッキン部分には水道の蛇口に使うパッキンを使いました。



早速、シンクで漏水テストをしました。結果は良く漏りました。どうもパッキンのゴムが硬くて給水口にぴたりと馴染まないようです。



そこで今度は離けい紙付きのスポンジ(たまたま買い置きがあった)を使ってみました。



今度はぴたりと止まりました。 と言いたいところですが、正直な事を言いますと、ポトリぽとり程度に改善しました。少し重りを付加したら良くなりそうです。



これは全く付録の写真です。ほぼ完成したので、家内に自慢しようと1階に持って降りたら、ちょうどコーヒーを飲んでいました。それを見て閃いた(?)のがこの写真です。庭園鉄道に使うよりは、給湯ポットとして使う方が実用価値があるかもしれません。(笑)




牛歩の如く 一歩一歩!

2013年03月11日 22時14分54秒 | 模型工作
世の中には「牛歩の如く」と言う言葉があるようですが、正に牛歩の如くゆっくりと、でも確実に一歩前進しました。



これが今日の工作範囲です。注水口にバランサーを付ける事と、バルブ(?)開閉装置です。



バランサーの重しには本物の鉛を使いました。当初鉛板だけを吊るして見ましたが、位置や向きが定まらず何となく見っとも無いので、アルミ板2枚で挟みこみ、支柱をガイドとして使かいました。



水槽の底のバルブの開閉には、木片のレバーを使いました。注水口近くで紐を引けば、水槽の底の穴を塞いでいた蓋が持ち上がる構造です。バルブの構想は固まっていますが、ただ今日の仕事にはなりませんでした。



ひとまず外見が出来上がったので、ティンバー・トレッスル(木製橋)の梯子を借用して写真を撮りました。梯子はやや長かったので、後日専用を作ることにします。
そうそう、まだ外見上不足している物が有りました。それは水量計です。今のところ構想は2~3案ありますが、この給水塔にはどんなタイプが似合いますやら・・・・・?


今日は注入口を取り付けました。

2013年03月10日 22時58分25秒 | 模型工作
今日のメインの仕事は、家庭菜園の草取りと苗物を植える下ごしらえでした。よって工作には余り手が裂けず、給水塔の注水口を本体に取り付ける仕事だけをしました。



こてが注入口を取り付けた状態です。まだバランサーなどが付いていませんので糸で持ち上げています。




今日の工作は、水槽に取り付けるパイプに、フランジを付ける所から始まりました。




予め作っておいたL字型パイプに真鍮板で作ったフランジをハンダ付けし、それを水槽本体の底板に穴を明けて取り付けました。




これは注入口の取り付け部分を拡大したものです。注入口を下げた時水槽から出たパイプに嵌まるようになっています。




これは注入口を下ろして機関車に注水している状態です。これからバランサー等を付けていけば様になってくると思います。


ようやく水槽の土台が出来ました。

2013年03月08日 23時54分46秒 | 模型工作

今日は給水塔の支柱の部分を作りました。先ず大雑把な図面を描きました。正面から見ても側面から見ても支柱は4本。内側の支柱は2度、外側の支柱は5度脚を開いた恰好です。



それを少し上から眺めるとこんな恰好をしています。一番神経を使ったのは、支柱は傾いていても上部と下部の部材は水平を保たせる事でした。今回も卓上丸鋸を使いましたが、X軸で2度・Y軸で5度などと調整をして切断しました。(この説明で判ってもらえるかな?)



出来上がった土台に水槽と屋根を載せてみました。水槽の大きさに比べやや土台が大げさ(頑丈)過ぎたかなと思いました。支柱を12本も使うのなら角材の太さをもう少し小さくするか、大きい角材で4本足にした方が良かったかもしれません。でももう出来てしまったので取あえずはこのままで済まそうと思います。

いよいよこれから給水口や給水バルブ・水位計・梯子等を取り付けてゆきますが、早々と楽しみが無くなったらいけないので、ボチボチやる事にします。

今日は水槽本体が完成しました。

2013年03月04日 20時23分11秒 | 模型工作

今日は水槽(タンク)本体を、木工ボンドを付けて本組みしました。胴回りを針金で締めては板を少しずつ削り微調整に時間を取りましたが、後は半日ほど陰干しして終わりです。



その後で漏水テストを行いました。全く漏れなかったと言えば嘘になります。最初は何処からとも無く滲み出ましたが、内面から木工ボンドを塗り付けておいたら漏れは無くなりました。



次の作業は支柱の材料取りをしました。支柱は合計12本立てる事にし、13mm角と15mm角を作って比較しましたが、15mm角の方がどっしりとした感じで良さそうなので15mm角に決めました。



次はその支柱をどの程度テーパーを付けるか検討しました。あまり脚が開きすぎても良くないし、色々とカメラで撮って見て、結局はこの写真の程度が良さそうだと思いました。最終的には脚長が決まってからにしますが、もう少し広げた方がいいかも知れません。
このテーパー(角度)何処かで見たようだと思ったら、昨年秋に作った大型のティンバー・トレッスル(木製橋)の角度に似ていました。



今日も 少しでも工作がしたくて・・・

2013年03月03日 20時37分52秒 | 模型工作
昨日・今日と兄の三回忌法要のため山陰に帰っていて、機関車いじりも工作も出来なかったのですが、午後3時過ぎには帰宅が出来たので、後片付けもしないでまた工作を始めました。



工作といってもたいした事は出来ませんが、この写真右の球面状のワッシャーです。



先ず、アルミの板から直径50mmの円板を切り抜き、中心に8mmの穴を明けました。そしてタガネを使いハンマーで放射状に叩いてゆきました。この時の要領は円の内側は強く、外周は弱く叩きます。すると初めフラットだった円板がだんだん球面状になります。後は表面の打痕をサンダーで仕上げて完成です。



そうです、話が前後しましたが、給水塔の屋根の天辺に付ける飾りを作っていたのです。ただこれは飾りの他にも12枚の木片を固定する機能も持っているのです。



今日は時間の関係で、ほんのちょっとの工作でしたが、少しでも手を動かしたので、ちょっぴり充実感が味わえました。


あれ、花咲鉄道に給水塔が有ったっけ?

2013年02月27日 21時25分16秒 | 模型工作

あれ、花咲鉄道に給水塔が有ったっけ?と思いませんか? 今日給水号の胴体(水槽)部分の部材が揃ったので、アメリカンタイプの「サドタン」 を前にして写真を撮りました。



今日は先ず底板を作りました、ただこれだけでな円形が保持され難いので上部にも4枚の木片を組み合わせて外周を円形に仕上げた物を置きました。そして胴回りの板の面取りをして、例によってガムテープに貼り付け、ぐるりと巻きつけました。
胴板を円盤に沿わせる為、アルミの帯板で締付具を作り締め込みました。



底板を円形に仕上げろのに苦労しました。木工旋盤でも有れば苦労は無いのですが、サンダーで仕上げるのには限界がありどうしても真円とまではいきませんでした。その分微妙な隙間が出来てしまいました。最終仕上げの時はパテでも塗って、水漏れの無いようにする積りです。


今日はちょっとスローダウン

2013年02月26日 18時58分36秒 | 模型工作
今日は野暮用があったので工作はスローダウン。でも何かちょっとでも手を動かしたくて、水槽と給水口を結ぶパイプを作りました。



このL字型をしたのがそうです。昨日、給水口で散々苦労したので、この程度の物は朝飯前(?)でした。まだ水槽も出来ていないので寸法はいい加減です。水槽のどの位置に付けるかで変わってくるので、ちょっと長めに作っておきました。

このような形状の物は市販品を見つけていたので買う予定でしたが、無駄なお金を使わずに済みました。

悪戦苦闘 ようやく注入口が出来ました。

2013年02月25日 20時44分00秒 | 模型工作
シェイを待つ間の気晴らしに、給水塔の製作に取り掛かっていますが、今日は私の最も苦手な金属部分の加工をしました。
給水塔の自作に当たっては、F'TrackさんやRailtruckさんから沢山の情報提供を頂き、それを基にしていますが、細部にわたっては花咲爺さんの独断と偏見により寸法を決めています。あしからず。



これが今日ようやくの思いで完成させた給水塔の給水口です。上が完成品で下は最初の失敗作です。簡単には作れなかったと言う証拠品として並べておきました。

今回の給水口はタイトルの通り悪戦苦闘でしたので、どうやってそれを乗り切ったか? 製作過程を写真で説明させてもらいます。今後同じ様な物を作ろうとされる方に、若干でも参考になればと思います。



今回の材料は、たまたま買い置きのあった「0.3mmの真鍮板」を使いました。0.3mmだとこのような使い古しの裁断バサミで切ることが出来ました。方眼紙に大体の大きさの展開形状を描き糊で真鍮板に貼ってから切りました。



先ず適当な厚みの木の板をバイスに挟み、上面をカンナで丸めました。その丸みに真鍮板を押し当てて手で曲げていきました。この手で曲げる所がポイントなのです。初めハンマーを使って曲げたら、板厚が薄い為に打痕が沢山付いて、後でサンダーをかけても簡単には取れませんでした。厚さが薄いのであまり削る事もできません。 最初にお見せした失敗作はハンマーで叩いた物です。



Uの字まで曲げたら今度は角材を、作りたいテーパーに合わせて丸め、それに沿わせて曲げてゆきました。時々真円度を確かめながら、前後にずらしたりしたら、手だけでも曲げ易いです。



ほぼ曲げ終わったら針金で縛る様に巻き付けていききました。この作業は次のステップでも役立つのです。ちなみに、針金は盆栽などで枝の矯正に使う、ビニール被覆した物がたまたま有ったのでそれを使いました。


針金を巻き付けたままで、今度はハンダ付けです。点付けが終わったら針金は除き全長にわたってハンダ付けを行います。盛りすぎたハンダはヤスリなどで取り除き表面を仕上げます。



続いて、給水口の先端部分も作ります。私の所には手頃なポンチ(ドリルで穴あけする時に位置決めに使うあれです)が有ったのでそれを使いました。このときも金槌は使わずに手だけで曲げました。



出来上がった3つの部品をハンダ付けしました。理想的には付き合わせが良いのでしようが、作業が難しいので若干ラップした状態でハンダを付けました。
作り終わってから、根元の太さに比べて先端の太さがやや小さかったと気付きましたが、良い事にしました。



終わりに胴体との接合部分も作りました。この部分だけは1.0mmの真鍮板を使いました。写真は注水口と蝶番部分のハンダ付けの場面です。蝶番が注水口に対し垂直・水平・直角に位置するように蝶番の穴に針金を通して確認しながらハンダ付けしました。
終わってしまえば他愛の無いことでしたが、とても神経を使う仕事でした。その結果、自分でも先ずまずの仕上がりになったと思っています。( 例によって花咲爺さんの自画自賛が始まりました。)