花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

今日は窓枠の切り抜きに挑戦しました。

2011年08月31日 18時27分48秒 | 模型工作
いよいよ今日から前後の窓枠とサイドドアーの加工です。切り取った4辺を直線に仕上げるのも大変ですが、窓枠を切り抜くのはもっと大変でした。その窓枠を切り抜く工程をちょっとばかり紹介しておきます。


この写真は前後の窓枠部分です。カーブしている辺がルーフ(屋根)側になります。
先ず、真鍮板に方眼紙で作った型紙を糊付けをし、切り抜く部分に6㎜の穴を4個ずつ明けます。次にその穴に糸鋸歯を通し4辺を切り抜きます。大変大雑把な切り抜きですが、後は平やすりで仕上げるので大丈夫です。


これは先日ホームセンターで買ってきた糸鋸ですが、思いのほか良く切れてくれますので助かっています。


やすり掛けは手間が掛かりますが、慌てて母材を傷付けない様慎重に行いました。
ご覧のように大型バイスが始終役立ってくれました。厚板を曲げるだけだったら勿体無かったのに、こうまで活躍してくれると、後悔はありません。


以上の作業工程で、今日仕上げたのが、このサイドドアーです。窓枠もですが外周を直線に仕上げるのも根気が要る仕事でした。

このブログをご覧頂いた方で、もっとスマートに加工する方法をご存知の方は、是非教えてください。お願いします。



山に行ったので、工作は一休みです。

2011年08月30日 20時01分51秒 | 山登り

今日、久しぶりに「山の会」の行事がありました。まだまだ暑さが厳しいので、山登りは避け、広島と山口の県境近くの渓流沿いを歩きました。
よってここ数日間続いていた「凸電の着せ替え」工作は一休みすることになりました。


ただ、まだ明るいうちに山から帰れたので、久々に庭にブロッケンを出して走らせました。


この前紹介したサルスベリの花が、今だ庭の主役を演じていました。


ただ困った事に、枯れた花びらが所かまわず落ちて、丁度真下にある牧場などは惨憺たるものでした。これから先、保線作業が思いやられます。

また一歩前進 厚板が曲がりました。

2011年08月29日 19時53分10秒 | 模型工作
Gゲージサイズの模型を自作する時、1.0mmの真鍮板は厚過ぎて加工が難しいので、0.6mm程度が適当ではないかとの助言を頂きましたが、事すでに遅し1.0mmの真鍮板を購入ずみでした。
厚過ぎて困る加工の一番は、フロントフェイスの曲げ加工です。今日その曲げ加工に挑戦しました。


先ず結論から申し上げますと、今回購入した大型バイス(?)のお陰で、どうにか、こうにか曲げる事に成功しました。一歩前進です。


どうやって曲げたのか、先ず木の角材を2本用意し、その1つのコーナーをノミでアール状に削りました。この時、正確にアール形状を作る必要はありませんでした。目的のアールよりやや小さめに荒削りしました。後は2本の角材に真鍮板を挟み手で折り曲げるだけです。一度で所定の形状は出来ませんでしたが、数回掴み所を変えて曲げ直したら、何とか使えそうな形になりました。


これで一難去りましたが、これからが大変です。真鍮板に貼った方眼紙に従って部品を切り出していかねばなりません。その中でも特に窓枠部分の切抜きが大変そうです。それも沢山有るだけに気が重くなります。
まあボチボチとやるより仕方ありません。もう後には引けませんから・・・




燦然と輝く 黄金のアングル??

2011年08月28日 22時08分08秒 | 模型工作

最近金が高値で取引されているらしので、私も少しばかり金儲けしたくて偽造してみました。 と言いたいところですが、そんな甲斐性は有りません。

真鍮のアングルが欲しくてホームセンターに行きましたが、目的の物は有りませんでした。そこで『無いのなら造ろう』とバイスを買って帰ったところまではお話しました。
今日はそのバイスを使って、冒頭の写真のようなアングルを造りました。


バイスの口幅が90㎜と狭いので、せいぜい100mmのアングルしか造れません。それでも今回作成しようとしている「凸電の着せ替え」には支障ありません。
先ず一定幅に切断した真鍮板をバイスに挟み、大きなハンマーで折り曲げました。( 直接バイスを強打して傷つけないように、バイスの口にはアルミのアングルで保護しています )


今回使用した道具のオンパレードです。叩いて出来た傷の補修と、フランジを定寸にする為に、このディスクグラインダーが大活躍しました。大きなハンマーは石工用の石のみを叩くあれです(?)。

皆さんから、花咲爺さんは「凸電の着替えボデー」を造ると言いながら、有っても無くてもいい様なアングル作りを何時までやっているのか?、とお叱りを受けそうですが、まあ慌てないでください。本人はこんな些細な事でも結構楽しんでやっているのです。ご免なさい。


無駄な買い物にならねばいいが!?

2011年08月27日 20時45分46秒 | 模型工作
今日、真鍮のアングルは無いものかと、何時もとは違うホームセンターに行って見ました。結果として目的の物は有りませんでしたが、格安のバイスを見つけたので、ついつい買ってしまいました。平板からアングルを作れそうな気がしたからです。


一応「ホームバイス」と言う事ですが、口幅が90mmあり、取付けは作業台にボルト締めする本格タイプです。取付けに必要なボルト・ナットも合わせて買いました。


我が家には、これをボルト締めするような、頑丈な作業台はありません。そこで取りあえず13mmのコンパネを2枚重ねにして、タルキの足をつけました。これで一応使えるようにはなりましたが、日も暮れたので「アングル造りのトライ」は明日以降に持ち越しになりました。


ちなみに、今まで使っていた口幅50mmの物と比べてみました。よく鉄道模型マニアの皆さんが、NゲージやHOゲージとGゲージを並べて、大きさの比較をされている写真を見る事がありますが、そんな事を思い出すような大きさの違いでした。



リベットピッチを狭めてみました。

2011年08月26日 09時00分39秒 | 模型工作
凸電の「着せ替え」を真鍮板で作ろうと材料は揃えたものの、生産技術的な問題が立ちはだかってなかなか前に進みません。
先ず最初の問題はボデー外板の接合方法でした。私の狙いはリベット接合なので、前回アルミ板でトライしました。
結果、外観的にはまずまずの出来だったと思いましたが、Gゲージサイズの車両にはリベットの頭の大きさやピッチが大きすぎる事が判りました。


一度はこれでも良いかと考えましたが、折角作るのなら悔いの無い様にと、再度ホームセンターに走り、真鍮釘の頭径が1サイズ小さなものを買ってきました。
最初の物(左)が頭径3.5mmに対し、今回の物(右)は2.8mmですが、それ以上に差があるように見えます。
こちら一箱に1140本入っていました。余ったら何に使いましょうか??(涙)


今回はトライといえども、本番と同じ1.0mm厚の真鍮板を使い、リベットピッチも8.0mmにしてみました。なかなかいい仕上がりだと思います。(例によって自画自賛)
今回は表面の状態を確認するのが狙いだったので、アルミアングルは省略しました。その為ハンダ付けが真鍮同士になったので、作業がとても楽でした。出来たら本番は「真鍮のアングル」を使いたいのですが、この世の中に「 真鍮のアングル(1.0×10×10)」なんて物は有るでしょうか?
Gゲージのレールが有る位ですから、有っても不思議ではないはずです。何方かご存知の方がありましたら教えてください。


念のため凸電と並べてみました。窓下のリベットピッチが約8.0mmでほぼ同じです。頭径はもっと小さい方がいいとも言えますが、これぐらいリベットが自己主張してくれる方が逆にいいのではと思い、これでいくことに決めました。


ボデー外板の結合方法検討

2011年08月25日 11時40分40秒 | 模型工作
先のスレッドで、凸電の「着せ替え」を作るために色々買い物をしたことを紹介しましが、それに対して色々とアドバイスを頂きました。
ロウ付けする際のロウの選び方だとか、素晴らしい金切り鋸の存在とか、Gゲージ向きの真鍮板の適正板厚など等。本当に有難うございました。
ただこのコメントのやり取りの中で、私の考えているボデー外板の結合方法は、文章だけでは説明し難かったものですから、このスレッドで写真入で説明させてください。


これは工法検討用の試作品のです。2枚の板をアングルとリベットを使って結合した完成イメージです。


先ず結合端面にボール盤で穴を明けます。まず1.5mmの真鍮釘に対し1.5mmを穴を明けてみましたが
後の作業性が悪いので2mmの穴にしました。端末と平行でかつ直線状に明けないと見苦しいので、バイスに木片を挟みガイドとしました。穴ピッチは外板に方眼紙を糊付けしておき10mmずつずらしていきました。ポンチ無しでも、とても綺麗に穴を明けることができました。( この写真は方眼紙を剥がしています )


アングルは外板に仮止めして穴明けをしました。穴明が終わると穴に真鍮釘を差込み、裏からハンダ付けをしました。アルミ板には付きませんでしたが、これはリベット代わりですから、ガタさえなければ真鍮釘にだけハンダが付けば良いことにしました。( 真鍮のアングル材が有ればそれを使いたいところです )


ハンダ付けが終わったら真鍮釘の不要部分をニッパーで切り落とします。この時ガタがあれば再度ハンダ付けのやり直しです。


次にもう1枚の外板も同じ要領で止めていきました。ひとつだけ留意したのは2枚の板の穴位置を
真鍮釘が干渉しないように5mmずらした事です。


今回は工法検討の為だったので、安いアルミ板を使いました。外板とリベットが色違いだとどうもボケた様でイメージがつかめません。そこで有り合せのスプレーで塗装してみました。
まずまず狙い通りに仕上がったと思います。本番では真鍮板と真鍮釘を使う予定なので、塗装しなくても見栄えも良いのではないかと思います。
あえて言うなら、リベットのピッチと頭の径は、もう1サイズ小さい方が良かったかもしれません。

追記:後から凸電のリベットのピッチを調べてみました。そしたらボデーで7~8mm、ドアーで5mmでした。リベットピッチを狭めたりサイズを小さくすると、折角真鍮釘を800本も買ったばっかりなのに無駄になります。ようやく加工方法に少し自信が出来てきたかと思ったら、また新し悩みが1つ出て来てしまいました。



これだけ揃えば 何でも出来る!?

2011年08月22日 14時45分48秒 | 模型工作
昨日、近くのホームセンターが「なんでも10%引き」のセールをやっていたので、この際『買わねば損だ』と出掛けて行き、色々と買って来ました。


先ずこの写真、下敷きになっているのは「1mm厚の真鍮板」です。300×365を1枚と、100×365を2枚買いました。左上にあるのは「糸鋸と鋸歯のセット」です。右手にあるのは「パワートーチとボンベ2本セット」です。他にはロウ付け用に「銅ロウ」、「3mm真鍮棒」1本、「アルミアングル材」2本、「真鍮釘」800本入り1箱です。
合計で1万円をちょっとオーバーしましたが、「10%引き」のお陰で、1万円出したらコインが数枚返ってきました。


これらの材料で何を作ろうと言うのか?、それは先日予告しましたのでお気付きでしょうが、凸電(花咲鉄道での愛称はオンデコ) の足回りを使って、メルヘンチック?(マンガチック) な着替え用凸電を作ろうと思ったのです。
そして同じ作るのなら、上物だけでもオール真鍮製にしてみたかったのです。よく鉄道模型マニアの方が、コレクションで飾り棚に並べているような金ピカのイメージです。もし造りが悪ければ塗装してボロ隠しすればいい。その時はこの赤色がいいかな~ぁなんて考えています。


凸電のプロポーションを色々と変えて見てるうちに、路面電車はどうだろうかと思いました。そこで今度は路面電車の切り紙をオンデコに貼り付けてみました。こちらも目先が変わって良いかもしれないなと思いました。ただ、おでこの部分の造りが難しそうです。

折角高い買い物をしたのだから、直ぐにでも作業に入ればいいのでしょうが、私は細部のイメージが固まるまでなかなかスタートしない癖があります。またスタートしても途中で投げ出してしまう事もあります。
今庭に置いてあるトラス式鉄橋は、お座敷レイアウトで使う積もりで材料を買って、3年振りに完成しましたし、100円のまな板で作ろうとした駅舎などは、今だお蔵入りです。よって金ピカの車両が出来るのは何時の事になりますやら?、期待せずに待って見てください。


百日紅が花を添えてくれました。

2011年08月20日 15時35分37秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
このブログをご覧頂いている皆様方に、謹んで残暑お見舞いを申し上げます。
何か涼しげな写真でも添えられないかと探しましたが、今年は夏山にも出掛けませんでしたので、適当なものがありません。代わりに庭に咲いたサルスベリの花で、ご勘弁いただきたいと思います。


我が家には、紅と白のサルスベリが1本ずつあります。夏になるとその内の白い方のが、庭園鉄道のトラス式鉄橋の上に、覆い被さる様に枝を伸ばしてきます。昨年は病気がついてだめでしたが、今年は丁度いま花が咲き揃いました。


今日は朝から小雨が降り続いていたので、本来庭園鉄道はお休みのところですが、よく見るとサルスベリの花が線路上に散りだしていました。これでは記念写真のタイミングを逸してしまいそうなので、クラウスやブロッケンを出して走らせました。


後で調べて判った事ですが、サルスベリは「百日紅」とも言うように、花が散ってもまた次々と枝が伸び花を付けるのだそうで、そう慌てて記念写真を撮る事はなかったようです。ただ線路上に百日も花びらが落ち続けるのは困りものです。


雨は最後まで止むことはありませんでしたが、クラウスもブロッケンも良く走りました。さすが全天候型設計で造られた庭園鉄道車両だと思いました。 ~LGB万歳~

追記;画面に何とかサルスベリの花を入れたとはいえ、何時もと変わり映えのしない写真で御免なさい。ただカメラマン本人は雨の中で2時間も、夢中になって撮り続けていました。



家のお爺さん また何かやろうとしています。 

2011年08月20日 00時02分02秒 | 模型工作
今晩は 私は花咲爺さんちのぴょん子です。
最近、家のお爺さんは「オンデコ」を前にして、何枚も何枚も図面(絵?)を描いています。色々とプロポーションを変えて描いていますが、ホイールベースの75mm だけは変えないようにしています。
どうもオンデコの動力装置を使って、上物を自作したいようなのです。


それにしても、なんと下手な絵でしょう。 『 わしの採り得はデザインセンスの良さだ 』 なんて言っていますが、本当にその昔、車の設計をしていたかどうか疑いたくなります。


ちなみに、おじいさんの絵と実物を比べて見ました。どうもおじいさんの狙いは、より漫画チック (上品な言い方をすれば、メルヘンチック) にしたいようです。

ご存知のように、お爺さんは 「 したい事と、する事が 」 なかなか一致しません。だから絵に描いたオンデコが実現するのは、半年先か 1年先か? それとももっと先か? 全く予測がつきません。
どうか皆さん、余り期待しないで見守ってやってください。お願いします。