花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

LPGタンクカーって有りでしょうか?

2013年02月28日 20時00分18秒 | 庭園鉄道・Gゲージ

今日はいっぺんに春が来たような暖かい日になりました。家の中に居ては勿体無いような気がして、つい庭に出てしまいました。かといって特別な当ても無いので、PIKO製のサドルタンク(愛称サドタン)と、私がGゲージを始めた当初から、お座敷レイアウトの片隅でゴロゴロしていた、LPGボンベ(カートリッジ)を持ち出して、にわか仕立ての車両編成にしました。



これは登山の時などによく使かわれるLPGボンベです。何となくその大きさがGゲージにピッタリなのでフラットカーに載せてみました。Gゲージを始めた当初は特に車両が乏しかったので、いろいろな事を考えました。まだ固定金具までは手が廻っていませんが、こんなのも有りかな? なんて思いました。



これも同じLPGボンベです。日本アルプス等に行く時は必ず満タンの物を持っていく事にしていたので、家の中には中味が少なくなったボンベがゴロゴロしています。今回庭園鉄道で使うに当たっては、底に穴を明けてガスを完全に抜いてから使いました。この青いのは、少しハイパワーの物です。色違いも良いかなと思い載せてみました。



そうそう、以前紹介したクロッカスが暖かい日を浴びて満開になっていました。


あれ、花咲鉄道に給水塔が有ったっけ?

2013年02月27日 21時25分16秒 | 模型工作

あれ、花咲鉄道に給水塔が有ったっけ?と思いませんか? 今日給水号の胴体(水槽)部分の部材が揃ったので、アメリカンタイプの「サドタン」 を前にして写真を撮りました。



今日は先ず底板を作りました、ただこれだけでな円形が保持され難いので上部にも4枚の木片を組み合わせて外周を円形に仕上げた物を置きました。そして胴回りの板の面取りをして、例によってガムテープに貼り付け、ぐるりと巻きつけました。
胴板を円盤に沿わせる為、アルミの帯板で締付具を作り締め込みました。



底板を円形に仕上げろのに苦労しました。木工旋盤でも有れば苦労は無いのですが、サンダーで仕上げるのには限界がありどうしても真円とまではいきませんでした。その分微妙な隙間が出来てしまいました。最終仕上げの時はパテでも塗って、水漏れの無いようにする積りです。


今日はちょっとスローダウン

2013年02月26日 18時58分36秒 | 模型工作
今日は野暮用があったので工作はスローダウン。でも何かちょっとでも手を動かしたくて、水槽と給水口を結ぶパイプを作りました。



このL字型をしたのがそうです。昨日、給水口で散々苦労したので、この程度の物は朝飯前(?)でした。まだ水槽も出来ていないので寸法はいい加減です。水槽のどの位置に付けるかで変わってくるので、ちょっと長めに作っておきました。

このような形状の物は市販品を見つけていたので買う予定でしたが、無駄なお金を使わずに済みました。

悪戦苦闘 ようやく注入口が出来ました。

2013年02月25日 20時44分00秒 | 模型工作
シェイを待つ間の気晴らしに、給水塔の製作に取り掛かっていますが、今日は私の最も苦手な金属部分の加工をしました。
給水塔の自作に当たっては、F'TrackさんやRailtruckさんから沢山の情報提供を頂き、それを基にしていますが、細部にわたっては花咲爺さんの独断と偏見により寸法を決めています。あしからず。



これが今日ようやくの思いで完成させた給水塔の給水口です。上が完成品で下は最初の失敗作です。簡単には作れなかったと言う証拠品として並べておきました。

今回の給水口はタイトルの通り悪戦苦闘でしたので、どうやってそれを乗り切ったか? 製作過程を写真で説明させてもらいます。今後同じ様な物を作ろうとされる方に、若干でも参考になればと思います。



今回の材料は、たまたま買い置きのあった「0.3mmの真鍮板」を使いました。0.3mmだとこのような使い古しの裁断バサミで切ることが出来ました。方眼紙に大体の大きさの展開形状を描き糊で真鍮板に貼ってから切りました。



先ず適当な厚みの木の板をバイスに挟み、上面をカンナで丸めました。その丸みに真鍮板を押し当てて手で曲げていきました。この手で曲げる所がポイントなのです。初めハンマーを使って曲げたら、板厚が薄い為に打痕が沢山付いて、後でサンダーをかけても簡単には取れませんでした。厚さが薄いのであまり削る事もできません。 最初にお見せした失敗作はハンマーで叩いた物です。



Uの字まで曲げたら今度は角材を、作りたいテーパーに合わせて丸め、それに沿わせて曲げてゆきました。時々真円度を確かめながら、前後にずらしたりしたら、手だけでも曲げ易いです。



ほぼ曲げ終わったら針金で縛る様に巻き付けていききました。この作業は次のステップでも役立つのです。ちなみに、針金は盆栽などで枝の矯正に使う、ビニール被覆した物がたまたま有ったのでそれを使いました。


針金を巻き付けたままで、今度はハンダ付けです。点付けが終わったら針金は除き全長にわたってハンダ付けを行います。盛りすぎたハンダはヤスリなどで取り除き表面を仕上げます。



続いて、給水口の先端部分も作ります。私の所には手頃なポンチ(ドリルで穴あけする時に位置決めに使うあれです)が有ったのでそれを使いました。このときも金槌は使わずに手だけで曲げました。



出来上がった3つの部品をハンダ付けしました。理想的には付き合わせが良いのでしようが、作業が難しいので若干ラップした状態でハンダを付けました。
作り終わってから、根元の太さに比べて先端の太さがやや小さかったと気付きましたが、良い事にしました。



終わりに胴体との接合部分も作りました。この部分だけは1.0mmの真鍮板を使いました。写真は注水口と蝶番部分のハンダ付けの場面です。蝶番が注水口に対し垂直・水平・直角に位置するように蝶番の穴に針金を通して確認しながらハンダ付けしました。
終わってしまえば他愛の無いことでしたが、とても神経を使う仕事でした。その結果、自分でも先ずまずの仕上がりになったと思っています。( 例によって花咲爺さんの自画自賛が始まりました。)

同じバックマンの仲間たち

2013年02月24日 22時13分12秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
今回バックマンのシェイを仲間に加える事になりましたが、花咲鉄道には以前からバックマンの車両が3輌在籍しています。
何故それをここで取り上げたのか? それはシェイが入線した後、既に用意済みのログカーと共にシェイの車両編成で頑張ってもらいたいからです。



私がGゲージを始めた頃はLGB一辺倒で、調達先もモデルスシマしか知りませんでした。しかしその後、LGBの経営ががおかしくなり、頼りにしていたモデルスシマのLGB在庫も無くなってきたので、止む無く手を出したのがバックマンのこの3輌と言うわけです。



1輌目はこの「20f BOX CAR」です。外観色が嫌いで塗り替えた為、マークなどが消えました。そこで全く関係のないステッカーを貼っています。この車両だけは当初付いていたカプラーに変更済みです。





2輌目は「20f FLAT CAR」、3輌目は「20f GONDOLA」です。共に今まで出番が少なかったですが、シェイが入線したら少しは出番が増えるのではないかと思います。

最近観たシェイの動画で最後尾に「半分がゴンドラで半分は屋根付きの小屋が載った」コンバイン?を見かけました。あれなら私もゴンドラを使って作れそうな気がして、今回引っ張り出してみる切っ掛けになりました。今有るカブースはシェイにはちょっと派手過ぎるような気がするものですから・・・


給水塔の大きさを検証しました。

2013年02月23日 19時25分46秒 | 模型工作

給水塔の屋根を何とか形にして見ました。まだ微調整は必要ですが、お互いが接する辺の面取りが決め手になります。
面取りの方法ですが、3枚の板を1mmずつずらして万力で挟み,カンナ掛けしました。3枚の板の表面がフラットになったら面取りは終わりです。お解かりでしょうか?
写真の状態は裏面にガムテープが貼ってあります。先ず表面を平面上でガムテープで結合し、それを裏返して最後の2辺をつなぎました。



序の事に胴回りも作ってみました。こちらはまだ面取りがしてないので、あわせの部分に隙間がありますが、おおよそこんな形になるのかなと、出来上がりを予想するのには役立てました。胴の太さに対して高さ寸法がやや長いようなので、最終的には後10~20mm縮めた方が良さそうです。



胴回りを組み立てた方法を種明ししておきましょう。我が家では何時でも、このガムテープが大活躍です。

気を紛らわす為に 給水塔の材料取り

2013年02月22日 20時52分33秒 | 模型工作
「♪待てど暮らせど来ぬ人を、宵待ち草のやるせなさ♪」
アメリカのオークションで落札しても、商品が手元に届くのは2週間も3週間も、時として2ヶ月も掛かった経験を持ちながら、今回は待ち遠しくて仕方ありません。私がシェイを落札したのが今月の14日、そろそろロスのセカイモンサポートセンターには届いても良さそうなのに、いまだその気配がありません。そこで昨日はログカーを走らせたりして待ちましたが、今日はとうとう給水塔の材料取りをする事にしました。当初この作業は、手元にシェイが届いてから、大きさなどを確認してから開始する予定でした。



今回材料取りしたのは、水槽の底板と周囲の胴回り、そしれその上に乗っかる屋根の部分です。F'Trackさんや、Railtruckさんから提供頂いた資料やデーターを基に、私なりの思いも盛込んで簡単な図面を作り、材料取りを行いました。
私は同じ形状を沢山作る時、材料を束ねて同時に卓上丸鋸でカットする方法を取っていますが、今回もその手を使いました。



これは屋根部分の材料ですが12枚で構成しようと考えています。1枚の角度は作図から導き出した27度、27度×12枚=324度ですから、残り36度分が中央が盛り上がる量となる予定です。
これから、お互いが接する辺を、約6度ずつ面取りする作業が待っていますが、これが旨くいくかどうかで仕上がりの程度が変わってきそうです。これからは焦らずボチボチやる積りです。





こんな写真で気を紛らわせています。

2013年02月21日 19時02分55秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
シェイを落札してからちょうど今日で1週間が経ちました。出品した会社のキャッチフレーズが「24時間以内に発送」だっただけに、落札の翌日には「貨物追跡情報」の知らせがありましたが、いまだ「商品入荷待ち」の状態です。そろそろロスのセカイモンサポートセンターに到着するはずですが、アメリカでの事ですからまったく予想がつきません。



そんな気を紛らわせようと、今日は新しい丸太に載せ変えたログカーをブロッケンに牽かせて見ました。そして、どうせ後方から撮るのならと、丸太をドアップで写してみました。ただこんな事ではなかなか気は紛れませんでした。




四半世紀前の想い出 -その4- (ロンドンー3)

2013年02月20日 18時28分00秒 | 旅の想い出
2日目のロンドンは、行程表では午前中ショッピング(自由行動)になっていましたが、添乗員さんの計らいで、バッキンガム宮殿の衛兵の交代式を見学する事になりました。

衛兵のパレード(交代式)は午前11時半だと言うので、市内の観光地を幾つか廻りました。





今では何処が何処だったかハッキリしません。街角ではかっこいいロンドンのお巡りさんが、必ずペアで巡回していました。



ここが衛兵の交代式が行われるバッキンガム宮殿前の広場です。( この写真、初日の市内見学の時にも使いましたが、本当は2日目に撮った物でした。)



宮殿前には1時間前に到着したものの、すでに沢山の観光客で埋まっていました。フェンスの中で何かが行われているらしいのですが、残念な事に背の低い日本人には全く覗けませんでした。しかしその時若い外人の女性が『写真を撮ってあげましょう』と言ってくれ、連れの男性に肩車されて写真を撮ってくれました。その写真がこれです。当時はデジタルカメラではなかったので、撮った映像を直ぐには確認できず、帰国後初めて確認できましたが、それは宮殿内の衛兵が、交代の準備のたに整列したところでした。思いがけない所で思いがけない外人さんの気遣いに接し、ジ~ンと来るものがありました。



午前11時半、いよいよパレードが始まりました。ワンちゃんが先導役で、先ずは音楽隊の行進です。目の前をいろいろな楽器を手にした隊員が進んで行きました。







次は小銃を持った隊員たちが進みます。これを見て直ぐに連想するのは「オモチャの兵隊のマーチ」でした。そのモデルとなった本物に、こんなに身近に接している自分が嘘のようでした。



この一連のパレードの写真をご覧になって、大方の方は既にお気付きでしょう。そうです私たちの居る場所は宮殿の正門前で、かつ観衆が人一人前に居ない(邪魔が何一つ無い)場所なんです。こんな恵まれた場所で心待ちにしていたパレードが見られるなんて夢のまた夢でした。何故そんな事ができたのか、実は警備のお巡りさんが人ごみの中でうろうろしている私たちを見つけ、人ごみをかき分けて前に出してくれたのです。もちろん周囲の外人さんたちもそれに協力的でした。
後で考えてみたら、多分背の低い家内を見て気の毒に思ってくれたのでしょう。私一人ではこんな好意を受ける事は無かったでしょう。家内のお陰です。 






パレードも終わり、昼食も済ませたら後は次の目的地パリに向けての移動です。カンタベリー郊外をバスで走りぬけ一路ドーバーの港に向かいました。



ドーバーの港が見えてきました。ホバークラフトの発着には海に面した広くフラットな土地が必要で、一般の船舶とはちょっと離れた所が乗り場だったような記憶があります。


いざホバークラフトに乗船です。ホバークラフトは予想以上にでっかい物でした。前後左右にある4基のプロペラが推進用です。



この写真は絵葉書です。中央が車両、左右が乗客のスペースになっています。浮上する為には設置面積が広く必要な為、とても幅の広い形をしています。



一般的にホバークラフトは騒音や揺れがひどいと言われていましたが、それ程感じませんでした。それよりも時代の最先端の乗り物に乗れる興奮の方が大きかったのでしょう。
出航するとまもなく客室乗務員が免税品を売りにやって来ました。もうここは一国の支配が及ばぬ公海上なのです。ただ、まだ旅は長いのでみやげ物などは買いませんでしたが、ビールかスコッチを飲んだような気がします。
この英仏海峡(俗にドーバー海峡)のホバークラフトは2000年10月に廃業になった様で、この記事を見て乗りたいと思われても後の祭りです。 念のため申し添えておきます。残念ですね。(笑)

3回にわたってお伝えしてきた「ロンドン」もこれで終わりです。いよいよ次回からは「パリ」に移ります。拙い写真や文章ですが、またお付き合い頂けたら幸いです。コメントも歓迎します。

南の島に雪が降る!

2013年02月19日 22時23分14秒 | 山登り
今日は「山の会」の定例登山日でした。この季節、中国山地は積雪があるため、それを避けて瀬戸内海周辺の山が企画されています。今回も瀬戸内海に浮かぶ生口島の観音山に登ることになっていました。



ところが昨夜から降り出した雨が、しだいに雪に変わり出しました。そこで暫らく様子を見るため、因島にある水軍城を見学する事になりました。暫らくすると雪も止んで来たので、予定通り登る事になりました。



ただ雪は止んだものの、一面雪景色です。こんな瀬戸内の島で、こんなに雪が降るなんて年に一度も無い事です。誰かだ叫びました『南の島に雪が降る!』と・・・





おまけに山頂付近ではガスが掛かり、普段だと楽しめる瀬戸内の多島美も全く台無しでした。山登りは自然との闘いです。遭難しなくて良かったと喜ぶべきでしょうか!??