ローマの市内観光を早目に切り上げ、バスはオプション希望者だけを乗せてナポリに向いました。
バスがナポリに到着したのは夕方近く、車窓から眺めるナポリの港にも夕闇が迫っていました。
先ずはホテルに直行ですが、その前に添乗員から改めて治安上の注意事項をくどい程聞かされました。
ホテルで一風呂浴びたらみんなお揃いで「カンツォーネの夕べ・ディナーショー」に出掛けました。ディナーショーと言う割には粗末な食事でしたが、声量豊かな歌手による日本人好みの「ナポリ民謡」は、一見(一聴)の価値がありました。
翌朝(現地時間5月1日)ホテルを出て、次の訪問地ポンペイに向かいました。上の3枚の写真はナポリ市内の風景です。今日は快晴の為、何処を見ても色鮮やかな風景でした。
ポンペイに到着。先ずは遺跡前で記念撮影。後方に雲を頂くのがヴェスヴィオ山です。この山の噴火でポンペイの街は一瞬の内に火山灰で埋め尽くされてしまったのです。
西暦79年のベスビオ火山の大噴火でポンペイの町は火山灰に埋もれてしまい、およそ1700年の時を経て初めて本格的な発掘により古代都市が出現したのだそうです。私たちも発掘によって現れた劇場や公衆浴場、下水道、パン屋の石臼まで見ることが出来ました。
ポンペイの遺跡見学を終えると、また一路ローマに引き返しました。この日はメーデーとあって「ローマも休日」(?)、途中多くの人出に会いました。でもそこが何処だったかは、幾ら考えても思い出せませんでした。 その後、ローマで丸1日の自由時間を過ごし、シンガポール経由で帰国しました。
今回の旅行記はこれをもって終わりとさせて頂きます。ご覧頂いた方に深く感謝いたします。
お断り: 今回使用した写真は、アルバムに貼られたプリント写真を、再度カメラで複写した物です。よってきわめて画質が悪く、鑑賞に値する物ではありませんでしが、記録として恥を忍んで掲載しました。その点ご理解の上ご了承下さい。
宜しかったら過去の記事もご覧下さい。
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四半世紀前の想い出 -その1- (序文)
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四半世紀前の想い出 -その2- (ロンドン1)
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四半世紀前の想い出 -その3- (ロンドン2)
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四半世紀前の想い出 -その4- (ロンドン3)
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四半世紀前の想い出 -その5- (パリ1)
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四半世紀前の想い出 -その6- (パリ2)
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四半世紀前の想い出 -その7- (シャモニー)
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四半世紀前の想い出 -その8- (ローマ)