Fさんの図解配線図をもとに、一応接続してみました。だがしかし何処でどう間違ったのかDC出力がありません極性切替を示すパイロットランプも灯りません。電源スイッチを入れるとパイロットランプだけは着きます。
状況を説明したいのですが何をどう説明したらいいのかも判りません。当方には簡単なテスターはありますので、先ず何処を調べればいいか教えてください。
状況を説明したいのですが何をどう説明したらいいのかも判りません。当方には簡単なテスターはありますので、先ず何処を調べればいいか教えてください。
1. 一番最初に見るべき所は、先ほども述べたように配線に間違えが無いかの目視チェックをします。
2. 次にAC100V入り口にある1Aのヒューズを取り出して切れていないか見てください。
3. トランスの一次側、0Vと100V端子に半田付けされている線材に あまったネオン管リード線を駆り半田付けします。そしてパワコン基板の黄色いプリセットボリュームを右側まで一杯にまわし、パネルに取り付けた大きなボリュームも半部程回して、メインスイッチをONにして通電して見ます。この時念のためにトランスから、一次側の配線を外しておいた方が良いでしょう。つまりトランス以降の回路を一旦切り外してパワコンの機能チェックをします。(組み込む前にパワコン単体で動作チェックをしていましたか?)
以上の状態で、仮付けしたネオン管が光るかどうか見てください。もし明るく光れば、一応パワコンの出力までは電気が来ていると確認できるので、次にパワコンのプリセットボリュームの位置を調整し決定します。
私の推測では仮付けしたネオン管は全く光らないのではないでしょうか。もし全く点灯しなければ、パワコンに付けたA、B端子のコネクターを一旦抜いてみます。コネクターの根元付近をしっかりとラジオペンチ等で持って少し回すようにして引張ると抜く事ができます。じかにコネクターのオスと雌を手で持って強引に引張るとせっかくカシメた線が切れるか 抜けてしまいます。
チェックの為に付けたネオン管は、必ず半田で仮付けしてください。この部分にはボリュームの位置によって100Vが流れてくる可能性があります。又この二本の線を誤ってショウトしてしまうとパワコンを壊すことになってしまいますので注意してください。
まずは、ここまでチェックしてみて結果をお知らせ下さい。
ヒューズといえば、もう一箇所パワコン基板上に4Aの小さなヒューズも乗っていますから それも外して切れているかどうかを確かめます。テスターで調べれば断線かどうかの見極めは簡単ですが、もし旨く行かなければ目視による確認となります。通常切れているとガラス管に黒いしみのような物が確認できるはずです。もし この4Aヒューズが切れていたとしたらAC側の配線のどこかにショート部分がある事を示していますので、その箇所を見つけ 確実に修理してください。
先ずヒューズですがテスターで調べました、2個とも切れていません。
仮に付けたネオン管ですが電源ONしても灯りません。
ACパワコンのA、B端子のコネクターを一旦抜いてテスターで調べましたが、いずれも100V流れています。
私のところでも一次不安定な動きをしていた時期があり、後に このコネクター部の接触不良がその原因であるとわかりました。
あのコネクターはしっかり奥まで刺さっていますか?それなりの力を掛けないとしっかりと接続できません。それでも仮付けのネオン管が光らなければ、今度はパワコン基板の内部を疑う必要があります。単体での動作テストはしましたか。もししていなければ今行う事になります。
まずAC入力用の大きなダイヤカットのネオン管は点いているようですから電源は少なくともパワーパック内までは来ています。次に安全装置のヒューズも切れていないなら何かの電気ショックが加わった事も可能性が低くなります。つまりどこかで断線しているか、外観ではわからない接触不良と言う事も考えられます。
基板の半田付けは、以前にもお話しましたように団子であってはいけません。一見綺麗につながっているように見えますが、根元がすいていて接続不良を起こしている事があります。
半田面は下地の形状に沿って むしろ痩せ気味に綺麗に流れていなければなりません。
又、基板からパネルのボリュームに行っているケーブルのコネクターの接続状態や、特に基板からケーブルを引き出した半田面を入念にチェックしてください。半田付けする時熱を加えすぎていると基板と通電パターンがはがれてしまって 接触不良の原因を起こしている場合があります。後はトライアックが他の部品より熱に弱いので あまり半田ごてで暖めすぎてしまうと不良を起こす可能性がありますが、まずはそのような心配はしなくてよいかもしれません。
ともかくパワコン基板の周辺を丁寧に原因調査してください。そしてまた結果をお知らせいただけませんか?
仮付けのネオン管がかならす光を放つ迄各部を調べる必要があります。
ご指示に従いACパワコンの部品1つずつをテスターで調べました。その結果ポリエステルコンデンサーの1つが通電していない事が判明しました。たぶん半田付けの際、誤って熱を掛けすぎたとしか考えられません。
ちょっと強引で危険なテストですが、この部分を針金でつないでみたら、テスト用パイロットランプが点灯しました。
そこで早速マルツパーツ館にACパワコンの発注を掛けました。明日中には届く予定ですので今度は細心の注意を払って組み立てようと思います。
お騒がせしてすみません。先ずはお知らせまで!
将来もう一台パワーパックを作る予定なら、ポリエステルコンデンサだけを発注し、どうでも良い事ですが、既に頼んでしまったキットはそのまま保管しておいては如何でしょう。
ところでポリエステルコンデンサが届いてパワコン基板が完成したら、次にやるべき事をお知らせします。
トランスの一次側の配線は はずし、仮付けしたネオン管も接続したままにしておきます。この状態でパワコンを介してAC100Vを通電し、パネルに点けた大きなボリュームを左一杯に絞って 基板上のプリセットボリュームを小さなプラスドライバー等で右一杯に回してから、少しずつ左に戻し、仮付けしたネオン管が消えた瞬間の点で固定します。
その状態でパネルのボリュームを右に回していくと仮付けネオン管が点灯しだんだん明るくなっていけば、パワコンは正常で、基本的な調整も終わりです。
最終的にはパワーパック全てが組みあがってから、実際に線路の機関車を置いて、基板上のボリュームの位置を再調整すると良いでしょう。
パワコン基板が治ったら、トランスに回路図を参照しながらつなぎ、AC回路部分の再確認を行います。トランスに二次側には出力に応じた豆電球等を繋いで確認しますが、テスターをお持ちなら 勿論それで出力を確認されるのが良いでしょう。
再度組み付けた時のボリュームの調整は、ご指示に従いキチンとやる予定です。
コメントを頂きながら返事が遅れた事をお詫びします。実は今日、みどりの日という事で家内にせがまれ「花とみどりの公園」にシャクナゲを見に行っていました。
問題を起こしておきながら、花見とは少々不謹慎だと責任を感じています。
ところで、とばしてしまったコンデンサーはC1ですか、それともC2でしょうか?
もしC1なら移相回路の中のコンデンサーでトリガー回路に加える交流信号の移相を可変する働きの一翼をになっています。
C2ならスナバ回路内のもので、誘導性の負荷を接続した時逆起電力による高圧パルスが発生したり電圧と電流の間での移相ズレをを起こし旨くコントロールできなくなるのを抑える回路ですから、仮にどちらも一次直接通電させてしまっても全体の回路をいっぺんに壊してしまう事は無さそうです。つまり とばしてしまったポリエステルコンデンサ一個のみを交換し 通電すればこの回路は生き返るような気がします。
知ったかぶりをしましたが、マニュアルに載っていた回路図と説明書を見ながら私なりに考えて見ました。
多分花咲爺さんが飛ばしてしまったコンデンサーはC1の方で基板の上下を、書かれている文字通りに見て左側の方にある茶色い塊、放熱板のすぐ下にあるものではないでしょうか。C1が断線してしまうと回路には電流が流れなくなるように思います。
やっぱり補修パーツを取り寄せた方が低価格で修繕出来そうだし、多少は電気知識を考えることにもなると思えました。
余計なお節介を言ってすみません。
ニュートンのリンゴの木、確かに何処にでも有るありふれた木かもしれませんが、私に230年前に思いを馳せるきっかけを作ってくれた事だけは事実です。
むしろこちらのコンデンサーに問題があると、一応は通電できて、コントロールもほとんど正常に出来てしまうので逆起電力による高圧パルスの発生を防げなかったかと思います。むしろC1がとんで不良がはっきりしたので、不幸中の幸いだったかもしれません。