月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

「ももたろう」のはなし

2015年06月05日 21時35分54秒 | ふうわりふわり(坊守日記)

放課後に遊びに来てくれるSちゃんたちと一緒に紙芝居を作りました

何日もかかってようやくできあがりました

タイトルは「ももたろう」

ももたろうのおはなしがはじまりますよ~!

①むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがすんでいました。

 二人はとってもなかよしでした。

 

②ある日、おじいさんは山にしばかりに、おばあさんは川にせんたくにいきました。

 おばあさんが川でせんたくをしていると、川かみから大きなももが、どんぶらこ、どんぶらことながれてきました。

 

③「あれ、まあ!大きなももだこと!」

 おばあさんは、おじいさんにみせるために大きなももをとって、もってかえりました。

 「おじいさん、大きなももですよ!」

 「これはすごい!さっそくほうちょうでわってみよう」

 

④パッカーン!!「おぎゃあ!おぎゃあ!」

 ももの中から、かわいいおとこのこのあかちゃんがとびだしました。

 げんきな、げんきなあかちゃんです。

 おじいさんとおばあさんは、あかちゃんの名前を「ももたろう」となづけました。

 

⑤ももたろうはりっぱにせいちょうし、

 「わるさをするおにを、やっつけておくれ」

 と、おじいさんにたのまれて、おにがしまにおにたいじをしにいくことになりました。

 ももたろうは、とちゅうでさるといぬときじにあい、きびだんごをわけてあげて、なかまになりました。

 

⑥ももたろうたちは、おおきなふねにのって、おにがしまをめざしました。

 あおいうみのむこうに、おにそっくりのしまがみえてきました。

 「あっ!あれがおにがしまだ!」

 おにがしまは、おおきな口をぱっくりあけているようでした

 

⑦ももたろうたちは、おにがしまにとうちゃくしました。

 おにがしまには、あかおにと、あおおにと、みどりおにと、きいろおにがいました。

 ももたろうたちは、ちからをあわせてたたかいました。

 

⑧ももたろうたちは、おにがわるさをしてあつめたたかものを、とりかえしました。

 たからものは、たくさんのくだものでした

 「ひとりじめするより、みんなでわけあうほうが、いいとおもうよ」

 と、ももたろうがいいました。

 「では、このくだものを、むらにもってかえって、むらのみんなでわけっこしてたべようね」

 「おにさんたちも、いっしょにおいでよ!」

 ももたろうがそういうと、みんなにこにこわらいました。

 あおいそらのおひさまも、にこにこわらっていました。

 

 おしまい

 

いかがでしたか?たからものも、なかなおりもSちゃんが考えてくれました。

おやつもおりがみも、いつもわけっこすることができるSちゃんならではの物語だな~とうれしく思いました!

 

できあがった紙芝居は、Sちゃんがママと妹と弟に披露しました

パチパチパチパチ・・・拍手~