月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

三人三様のはなし

2015年06月22日 12時50分42秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


土曜日の夕方、ご近所の三姉弟が遊びに来てくれました

7歳と5歳の女の子、4歳になったばかりの男の子です

本堂で遊ぶのですが、遊びたいことも三人三様

「おばちゃん、えほんよんで~」

「いろえんぴつでえをかきたい~」

「ピアノひこうよ~」

私の体はひとつなんですけど~(((^_^;)

右手を引っ張られ、左手を引っ張られ、膝の上に乗っかられ

いやはや、3人を育てるのは大変ですね~


午前中のご縁…

92歳でご往生されたお母さんには娘さんが3人いらっしゃいます

優しく微笑まれているお写真を拝見しながら、どんなお母さんだったのかな…と、想像しました

三姉妹さんは、みなさん本当に優しくて素敵な方ですし、仲がよいのがよくわかります

そんな三姉妹さんのお母さんって、どんなお母さんだったのでしょう

「お母さん」という人は一個人だけれど、娘さんお一人ずつに三人三様の「お母さんのはたらき」があるのですね

子育て真っ最中の時も…

み仏となった今も…

なんまんだぶつ(^人^)


百回忌のはなし

2015年06月22日 01時31分21秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


百回忌のご縁に合わせていただきました

当然のことながら、施主様にとっては顔も見たこのないご先祖さまです

それでも、私に続くいのちですから…と、お念仏のご縁にあってくださいました

大正時代、過去帳には幼子のお名前がたくさんあります

今生にいのちいただいても、育つことが難しい時代だったのでしょう

どれだけの涙が流されたのでしょう

今も…昔も…

梅雨の晴れ間に、100年の月日と涙を感じたご縁でした

なんまんだぶつ