月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

災害ボランティアのはなし

2018年07月23日 21時32分09秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


西日本豪雨災害から半月

遅ればせながらボランティアに参加してきました

ボランティア登録をして、オリエンテーションを受け、マッチングをしていただき、グループになってマイクロバスに乗り込みました

初めてお会いする方ばかりでしたが、思いが同じということですぐに打ち解けることができました

女性ばかりの6人グループです伺ったお宅は、床上50センチの浸水被害で室内の清掃のお手伝いをさせていただきました

ご高齢のご主人は「ありがとう」を繰り返され、私たちの方に扇風機まで向けてくださる

拭いても拭いても滲み出てくるような土

まだまだ畳が入るまでには時間がかかりそうです

次に伺ったお宅では、土砂が流れ込んで崩れた車庫の土砂の撤去作業

崩れたみかん山の土砂が、道路を隔てた向かいの四軒のお家を全壊させて、このお宅の車庫まで流れ込んだのです

ここに四軒もおうちがあったなんて‥

言葉もありませんでした

大事なものばかりだったでしょう

土砂に埋もれた道具や本なども捨てるしかありません

ボランティア終了の時間ギリギリまで、皆で思いと力を合わせて作業させていただきました

まだまだ終わりません

やりきった清々しさなどはなく、後ろ髪引かれる思い

身体も心も疲れたけれど‥

またお手伝いさせていただこうと思います