鹿児島県曽於市大隈町の覚照寺様に初めてお参りさせていただきました。
立派なご本堂です。
この地方は明治時代の念仏弾圧、廃仏毀釈の法難にあいながらも、お念仏を命がけで伝えてくださったのですね。
開基のご住職が京都から持ち帰られた懐中本尊と廃仏毀釈で焼かれる火の中から取り出された御仏像をご住職様に拝見させていただきました。
昭和初めに建立されたご本堂には、太平洋戦争時の米軍の機銃掃射の弾痕が何箇所も残っており、争いの恐ろしさを生々しく見させていただきました。
200発以上打ち込まれたそうで、延焼しかかったところをご住職様がなんとか消し止められて、ご本堂焼失を免れたそうです。
苦難の歴史のなかで、人々のよりどころとなってくださった阿弥陀さま、お念仏の響き、ご本堂。
ご縁の深い皆様とご一緒に、尊い今を喜ばせていただきました。
明日も楽しみです。
↑覚照寺様HP↑