無花果のはなし

お供えに無花果をいただきました

無花果、大好きです


子どもの頃、玄関のすぐ前に無花果の木があり、実が熟す頃には木に登って食べたものです

実をもぐとお乳のような液が出て、口の周りがかぶれてしまったりして

それでも、甘くて、柔らかい食感が好きで、木の上でいくつもいくつも食べました

やまももの木にもよく登って実を採りました

おてんばな女の子でした


空に少し近づいて頬張る無花果の味を思い出しながら、お下がりさんをいただきました

消せない…のはなし

「親父の携帯番号、今でも消せなくて

かけることなんて、もうないのに…

かけることなんて、もうないけど

プロフィール変えたんですよ

名前は、法名に

生年月日は、新しい誕生日（命日）に」


そう仰る息子さんに…

「それなら住所は西方極楽浄土ですかね～」

「な～んか、一緒にいてくれる気がするんですよ」


はたらき処は「いま、ここ」でしたね

仏さまのいのちとなられて

息子さんのところ

奥さまのところ

それらをステージに♪

不安のはなし

内子町を走行中

激しい雨が降っています

なんだか不安です

ちいさなニコニコさんのボディが

かわいそうなほどです

あ、雷…

ますます不安です


地球のあらゆるバランスが

崩れているような

そんな気がします

記憶のはなし

ソーダの泡が

遠い記憶のドアを開けてゆきます


夏ももうすぐ終わりかな

海に行きたかったな

ふるさとのはなし

ふるさとに帰ると

ほっとします


ふわ～っと

包まれている感じがします


おしゃべりと笑い声

かわいい寝顔

たくさんのご馳走

空、風、おひさま


ふるさとっていいですね♪