スタンディングピラティスの有効性は？？？？

生徒さんより質問
「スタンディングピラティスって、足もぐらつくし、コアも感じにくいし、どこが有効なのでしょうか？」

確かに！

実は私も膝も足首もいまいちなアライメントの持ち主なので（ピラティスのおかげでだいぶ改善されてきはしましたが）その質問、とてもよくわかります。
私も苦手デース。

とはいえ、有効性となるとご絶命いたします。

我々人類は、ご存知のとおり、この日本の足で立って歩いています。思えば、なんと不安定なしくみ。片脚が浮いている間は一本足です。
ですから、ロボット研究社も走るロボットを開発するのにとても苦労しています。
私たちは、赤ちゃんの頃から二本の足でバランスをとる訓練をしているのです。それって、すごい能力なんです。

という訳で、マットピラティスで鍛えたコアは、実際には立って動いたときに使っています。
いくらマットの上で安定したコアを使えても、生活の中に、またはそれぞれのスポーツの中に活かされなければあまり意味がありません。
マットの上は動きの基礎編。立ってみたら応用編。
そんなふうに捉えると、スタンディングピラティスの有用性もわかるのではないでしょうか。

さあ、マットの上で培ったコアを、フィールドに出て使おうではありませんか！