つなのピラティス的 毎日

好きなことをたくさんしようーー!!!^^!!!
ピラティスにダンス、私の周りの素敵な人と物にウインク!

私の身体と患者さんの身体の呼応

2015年02月20日 | 整体

先ほど、バリ島のヨガリトリートから帰ってきたばかりのヨガの先生を見させていただきました。

もともと、とっても敏感な身体の持ち主で、私が触らせていただいている中でも選りすぐり。

だからこそ、いつもと違う流儀のヨガが身体に響いて体が戸惑っている様子が手に取るようにわかりました。

 

整体と進めていくと、不思議なことですが、触らせていただいている数分間のうちに、私の呼吸も深くなり、指先の感覚もどんどん敏感になっていきます。

身体を整えてあげている、なんて上から目線ではなく、一緒に整ってきれいになっていく感じです。ほぼ触っているだけなのに、どんどん身体が変わってゆくので、改めて、しっかりした技術がなければ身体を壊してしまいそうだぞーー、と私もとても良い勉強です。

というか、すごく楽しい

整体の先生が、患者さんの身体に触れていると、自分の身体で相手の悪いところを感じ取っていく、とおっしゃっていたのを思い出しました。

素敵な体験でした。ありがとうございマース。わたしも、機会を見つけてヨガに参加してみたいです。


「慌てる乞食は貰いが少ない」と ピラティスレッスンの関係

2015年02月07日 | pilates

現代は、科学技術のめまぐるしく発展する時代です。スマホからも、読みきれないような情報がふってきます。

そんなスピードの速い時代になった現代だからこその要望なのでしょうが、「毎日やったらすぐ身体が変わりますか?」「何回で治りますか?」という質問を受けることもあります。そんな方には、「慌てないでくださいね。」とお話しています。

科学技術は日進月歩でも、私たちの身体は、何万年もずっと変わらずに時を刻んでいます。時計も自動車もない時代と同じように身体の細胞は、分裂して成長して、死んでいきます。

つまり、とってもアナログなんです。

こんな風に考えてみてください。

皆さん、子供の頃に、学校でアサガオの種を鉢に撒いて育てた覚えはありませんか?種を撒くと、芽が出るのが楽しみでわくわくそわそわですが、決して撒いたそばから芽は出ません。時間がかかるんです。でも、止まっているわけではなく、その成長のペースが、私たちの待ちわびている時間に対して、長いって言うだけなんです。

芽が出た後も、早く本場が出ないかな、とジョウロでジャブジャブお水をあげたとしても、そのほとんどは鉢から流れ出てしまいます。蜂は、必要な分だけしかお水を蓄えません。気が向いたときにいっぺんにたくさんあげとけばいいや・・・、というわけにはいかないのです。

私たちの身体も、このアサガオにとっても良く似ています。身体の変わる速度は、身体の新陳代謝ともかかわっていますから、部品を取り替えたらスッキリ新品同様、というわけにはいきません。そして、一度にたくさんレッスンを受けたからといって、身体に残る分はその人の器の分量だけです。

がっかりでしょうか。

そんなことないですよ。

レッスン1回ごとに、必ず身体は変わっています。そして、レッスンを受ける方の感覚もどんどん研ぎ澄まされていきます。

身体を変える!とムキになるよりも、この感覚を磨くことを楽しんでみてください。実はその方が早道なんです。

アサガオがすくすく伸びるようにお水をあげるると同じように。身体がすくすく育つようにレッスンをあげてください。