2012夏 ピラティスブラッシュアップのお知らせ

皆さま夏に近づいてきました。いかがお過ごしですか？
夏のブラッシュアップのシーズンです。今回は、テーマの違う内容を挙げました。どちらでもライセンス更新のための6ポイント獲得できます。

①
7月8日(日)10:30～13:30

＠StudioStyle＋(新宿区西新宿7-22-31　柏木MURA-1F　新宿駅西口より徒歩10分、)

テーマ「足裏の構造とスタンディングピラティス」

メリー・ジェーンのワークショップの内容を分かり易く皆様にお伝えすると共に、立った状態でのピラティスエクササイズの展開について、考えていきます。
料金:\8500
持ち物:教科書、筆記用具、マット
定員:10人


②
7月10日(火)11:00～14:00

＠リフレッシュリラクゼーションスクール飯田橋校

テーマ「バランスボールを使ったピラティス」

マットの上から飛び出して、バランスボールを使い、さらにコアを感じやすくするためのエクササイズを考えていきます。
料金:\8500
持ち物:教科書、筆記用具
定員:10人

申し込みやお問い合わせは、鈴木つなまでお願いします。
poisson0610@hotmail.com
皆様にお会いして、近況を聞けることを楽しみにしています。

頑張れ！新人インストラクター！！

卒業生からメールが来ました。
スクールを卒業して、あるスタジオのクラスの立ち上げに参加できることになったと３月に嬉しそうに報告してきた彼女。

ところがところが、そのメールの内容は、逆の内容でした。本業が忙しいし、主人がいい顔をしないし、第一向いてないみたいだから辞めようと思います、というもの。

むむっ？

スクールにいた時には熱心に勉強していた彼女だけに、頑張りすぎて空回りして生徒さんが集まらなかったのかしら？と心配になり事情を聞きましたが、ボスが生徒を集めてくれて、定期的にレッスンが開催できるようになっているのだそう。では、何か失敗でもしたの？と聞くと、私は新人だからレッスン毎に内容をボスがチェックしてくれているからたぶん大丈夫、とのこと。
インストラクターなんて使い捨て！という経営者の多い中、そんなに面倒を見てくれるボスはめったにいません。
もしかして、そのボスと馬が合わないのかしら？の問いにも首を振り…。

わからないなあ、と思いながら話を聞いてみると、あることがわかりました。
彼女は、初めて受け持つレッスンにとても緊張していましたし、責任感も感じていました。で、ボスから聞いていないことがヒトツ。

どんなベテランさんでも、クラスのオープンとなれば神経も使うし骨も折れます。
でも、そこでの努力は後々の大きな進歩につながります。誰でも苦しかった分は学びがあるし、オープン時の大変な時期を乗り越えれば、多かれ少なかれた新しい世界が広がるものだと思います。
彼女は、そのオープンのプレッシャーに負けてしまったようなのです。
あの彼女がやめる事を告げるに当たり、さぞかし沢山の言い訳を考えたんだろうなぁと思います。

これも身体の構造改革とまったく同じで、やり始めた事を途中で辞めてしまうのは、それまでの努力をないものにしてしまう事になりかねません。(大変だったという印象だけが残って、返ってマイナスかもしれません)身体の事は、まだ自分についての問題なので他への影響はないですが、レッスンを受け持ったとなると、彼女を慕ってレッスンに来てくれた生徒を捨ててしまうことになります。

何より、自分の育てた生徒が成長した姿を見ないで辞めてしまうなんて、どんなにもったいないことか…。

と、説き伏せつつ、私が彼女を育てきれなかったんだろうなぁ、と改めて反省しました。
しかし！
自分を弁護する訳ではありませんが、どんなことでも、やってみよう！と思い、行動してみないと実現しませんし、成果も得られません。私はピラティスのテクニックは教えてあげられますし、私の感じる情熱も暑苦しく語ることは出来ますが、実際に行動する彼女の中に自身で火を灯してくれないとどうにもならないこともあります。

せっかくの才能がもったいないなぁ…と思った出来事でした。

夏の体に！

徐々に夏らしい日が増えつつある今日このごろです。
今年も節電が叫ばれているので、クーラーのスイッチを入れるのをためらう人も多いのでは・・・。

私に限って言えば、私はかなりのクーラー嫌いなので、節電だろうがなんだろうが、あまりクーラーは着けない派です。
レッスンの時にかいた汗が、クーラーの風でヒューっと音を立てるように体を冷やしてしまうので、体に負担がかかる気がするのです。
レッスンに来る皆さんの中にも、オフィスのクーラーにはずいぶん悩まされている様子ですね。

そんな中、出ました！クーラー大好きオバサマ！！
午前中のレッスン、まだレッスンの始まる前から、「汗をかきそうだからクーラーをいれましょう！」
彼女は、いつも運動不足を解消したい、代謝をよくしたい、と私に訴える方です。


出来れば、爽やかなこの季節のうちに、汗をかく事に慣れて、夏向きの体にしておきましょう！
私の体の経験だと、この梅雨の前の気持ちの良い時期に十分汗をかいておけば、あのジメジメの夏にずいぶん対応しやすくなります。
一週間も頑張ってみれば、かなり効果がある気がします。
政府からも、１日３０分程度の少しきつめの運動を・・・なんておふれが出ましたね。

どうぞ、ちょいと意識して汗をかいてみてください。きっといいことがありますよ。

体が変わるまでの苦痛

春です。というかもうすぐ夏です。

ピラティスの他に、整体もしていると、「よし(^_^)ノ！ここいらで、ガッツリ身体の構造改革をしてみよう！」
という方が現れます。

普通の運動不足解消の方は、週一回のペースでピラティスのグループレッスンを受けることをおすすめしますが、構造改革まで志す方には、整体も併せて受けることをおすすめしています。

整体をしてみるとほとんどのみなさんが、こんな所が凝っていたなんて・・・！とか、私の体って、治るんですね！とか言って帰られます。
ええ、その通り。思いもよらない箇所が凝っていたりすることで姿勢が崩れてしまうのです。
そして、きちんと受ければ必ず快方に向かいます。

・・・でもね、その途中ではひとつ乗り越えないといけない山があります。

「好転反応」なんて呼ぶ方もいらっしゃいます。
要するに、その作業というのは、今までの体のバランスを一度崩してから、新しい体のバランスを覚え込ませることであり、慣れていた革靴を捨てて、真新しい革靴にはきかえるようなものなのです。そりゃあ、新しい靴のほうが正しいっていうのは分かってはいるんだけど、古い靴の方が今の私には合ってるの。なんて声が聞こえてきそうです。

実際には、体のバランスに今までよりも敏感になってくるので、あそこが疲れた、ここの調子が崩れてきた、ということに気づきやすくなってきます。気づいても、まだ完全なバランスには到達していないので、居心地の悪い期間を過ごすことになります。

そこで諦めてしまう方がいらっしゃり・・・それこそ一番もったいない。

今までの自分のバランスはあまりよくないことも知ってしまい、整体の後の良い方向に進んだ身体も体験してしまった後で諦めるのは、なんともストレスが溜まります。

ですからね、是非とも身体の構造改革を志した方は最後まで頑張ってみてくださいな。
私も、できる限りの応援を致しますぞ！
　

私の受けたワークショップのお話

今日まで約一週間、ベリーダンスのワークショップを受けてきした。
最終日の今日、ピラティス的見地から、何とも興味深い内容のレッスンを受けました。

ベリーダンスは、色んなダンスの中では、体の一部分だけを巧みに繊細に動かすことの多いダンスです。

で、今日は、姿勢と筋肉とその機能を確認してから、ダンスの動きに入りました。
ひと昔前に、バレエの世界がそうだったのを思い出しました。
なにを感じたのかっていうと、ピラティスのレッスンで、身体をキチンと感じて理解しておくのは、どの世界にも役に立つのだなぁ、ということです。

ちょうど、言語を習うのに似ています。
英語を勉強して、それを使って自分の表現したいことを表すのと同じように、ピラティスを通じて身体の使い方的文法を習って、よりクリアに上質な表現が出来るようになるのは、感覚として似ているのです。

世界中の誰もが、身体を使う仕組みは同じように、様々なジャンルをまたがってピラティスの有用性を実感しました。