初めての人に言葉で説明するのは不可能に近いことですが、この「つながる感覚」、身体がわかると、本当におもしろいのです。
レッスンの後にはスカートのウエストもゆるっとしたり、背が高くなったり、というのがわかりやすい現象なのですが、体験した人はみんな目からうろこが落ちるのです。
身体がとってもラクチン。そして動きやすい。
身体がつながるということは、人間の骨格がしっかりと機能して、それでいて重力を使って動くので、無駄な力が必要なくなるのです。教室に通ってくれている生徒さんも、大体10回目のレッスンくらいで、その片鱗が見え始めます。これが身体の変わる兆し。
ピラティスさんは、レッスン10回ごとに新たな発見があるといっていたそうですが、まさにそんな感じです。
あわてずに、急がずに、丁寧に・・・がコツですよ。
梅雨です。湿気がやってきております。
ここ、甲府盆地は夏の猛暑が厳しいところ。その前に、じめっと湿気がやってきます。
それが皆さんの身体に意地悪します。
今日も、体験の方がいらっしゃり、レッスン後に雑談をしました。コアラボにいらっしゃる多くの方は、県外出身者。そして、この甲府の夏の気候に手を焼いている方が多い様子。
こんなときにも、レッスンを活用していただけるとうれしいですね。
じめっとしてくると、呼吸がしにくくなり、胸や肩に疲れがたまったり、または消化器系が疲れて姿勢に影響したり、はてまた眠りが浅くなったり・・・。
疲れが身体の中にたまった状態は、身体が使いにくいものですね。そして何よりイゴゴチが悪い。このイゴゴチの悪さを感じたら、レッスンにいらっしゃる頃合いです。どうぞためないでくださいね。
熟成させてよいものと、よくないものがありますよね
昨日、新しい方も交えてのメンズピラティスクラス。
男性は、女性よりも納得したがる生き物。女性は、クラスの中で、「気持ちよかったー
」とか、「ほぐれたー！」とか、「なんとなくスタイルがよくなった
」とか、感覚で感想も結果も伝えてくれます。でも、男性の場合は、「この筋肉のラインが、わかるようになった。」とか、その仕組みとか、その説明に納得できると身体が変わっていきます。もちろん納得するには、頭と身体の両方に落とし込むことが必要。
こういった意味では、問題意識を持った男性型は、うちのピラティスクラスはあっているのかもしれません。
もちろん、1回のレッスンで問題解決！とはいかないでしょうが、なるべく地に足を着いたコースを進めるのでは・・・、と思っています。
自画自賛かな・・・
みなさんは、風邪を引いたら病院に行きますよね。
怪我をしても行くでしょうか。
肩が凝ったらマッサージに行きますか？
タイトルにも書いた、「あなたの身体は誰が治すのか」という問いに対して、あなただったらどう答えを出しますか？
お医者さん！マッサージ師！ 元気よく声が聞こえてきそうです。
ところが、です。コアラボのクラスには、整体に通い続けている人や、お医者さんに通い続けている人がたくさん訪れます。そして、レッスンを重ねるうちに理解していくようなんです。
風邪を引いて薬を飲んだって、身体が薬に反応してくれない事には、薬の意味がありません。怪我をして、ギブスをはめたって、傷を縫ったって、結局のところ治るまで待たなくてはいけません。マッサージに至ってはどうです？何年通っても身体は同じ状態に戻ってませんか？
レッスンを重ねるうちに、
自分の身体を治すのは、自分以外にはあり得ない！
と、身体がわかってくるんですね。私はそのお手伝い。ガイドさんです。自分の身体は、自分のもの。誰かに任せてどうにかなるものではないんです。
私が魔法使いだったら、高～いレッスン代と引き換えに、一回のレッスンでナイスバディにしてあげるかもしれませんが、残念なことに私はただの人間。腰痛を治すのは、私ではなくて、あなた自身なんです。
それがわかった人からどんどん身体が変わります。たのしいですね。どんどん変えていって下さいね！
本日のレッスンでも、ワイヤー入りブラのおかげで肋骨が固まって胸が平らな人がたくさん。
いつもワイヤーが原因でバストダウンしてるよ！と声をかけるのですが、本日も「怖くてワイヤーブラ、外せません。」といわれてしまいました。この返事が毎回返ってきます。恐るべし、下着メーカーの洗脳。
でも、確かにあなたの広い背中と落ちた胸の原因は・・・。そりゃあ、すべてワイヤーブラが原因だとは言いませんが、かなりの割合でワイヤーがあたって肋骨を硬くしていることがプロポーションを崩していることは間違いの無いことです。断言！
かくゆう、私はもう4年もワイヤーブラと縁のない生活を送っています。それでもピラティスと整体のおかげで、4年前よりカップは大きくなりました。
ということで、来週から、せめてレッスン中はワイヤーブラは外してみることとなりました。
