追加料金、高いぞ！

夏の終わりにアパ-トの建築業者と契約した。
億を越える買い物なので充分吟味し、最終的には２社が残り、
金額的には高い方に決定したが、最初の見積もりからだとかなり絞られたハズ。

今度は仕様的な打ち合わせを重ね、ほぼ仕様が決まったところで追加の見積りが出た。
他社との競争で原設計で絞られた儲けの部分をこの追加分で埋め合わせよう、
そんな目論見はお見通しで、一つ一つ項目を吟味。
原設計の億に対して400万の追加をざっくり見積もってきた。
億の単位からしたら大した金額ではないと感じるハズ・・・。

どっこい、そうは問屋が卸さない。
項目を増やして、一つ一つの金額はそこそこに見積もっているが
①の項目と⑦の項目は場所こそ違え、同じ職種じゃ。
①の工事代金を20万と見積りながら⑦の工事代金は50万としている
確かに⑦の場所の方が①より広いが倍もない。

『①の工事が20万なら⑦の工事は同じ職種で同時に可能な工事なんで10万で出来るハズ』
と追加工事での埋め合わせを容認しない。すると今日電話してきて
『⑦の工事代金には○△の工事代金も含まれていました。スミマセン！』と説明があった。

他社との競合で減った利益を、契約後の追加工事で埋め合わせ、
そんな見え透いた付き合い方するんなら、こっちも考えるで！
『取引とはお互いの信頼関係の上に成り立っている』
という事をもう一度考えて貰う必要があるで。