けん爺さんのつぶやき

日々の出来事を徒然に。

資産運用

2018-11-11 03:38:28 | 日記
金は無いが、現在住んどる場所に、先祖から受け継ぐ土地が僅かばかりある。
親の代には他にも土地があったが、自分には兄弟がおり、二人で相続したんで
その土地は弟名義になっとるんで、ワシには既に関係のない土地になっとる。

今、ワシが相続した土地をワシの代で減らす訳にはいかんので、
減らさずに息子の代に引き継ぐには、それなりの準備をしておかんといけん。

20歳頃には、その事に気付き、何か対策を打っておかんと大変じゃと思うた。
普通のサラリ-マンになったんじゃあ相続税が払えんとも感じた。
その頃はバブルの始まりで土地の価格がグングン上がっとる時じゃった。

今では、バブルがはじけ、20年以上連続で土地の評価が下がり、
それほど心配する程ではないが、昔はしょうもない田んぼじゃったところが
宅地になり、今では完全に住宅街として、ちょっとの隙間にも家が建つ時代じゃ。

20歳の頃にたまたま本屋さんで目に付き購入した『株式運用』の本。
読んで興味を持ったが、当時、学生なんで資金は全然ないので
株式投資シュミレ-ションを1年間やり続けながらアルバイト料を貯めた。

自分で選んだ会社の株を○月△日1000株○○円で購入したつもり。
ちゃんと集計表に毎日の終値を書き込んでいった。
その時価も株数も自分の身の丈に合うた数字でシュミレ-ジョンしてみた。

池田勇人の『所得倍増論』、田中角栄の『日本列島改造論』
生来、真面目な働き者の日本人が戦後の成長期を、ワシらの親が死に物狂いで頑張った。
ちょうど、そんな時期じゃったんで、ワシが目をつけた株価も順調に上昇。
いや、ワシが目をつけた株だけじゃなく、全体的に株価が上昇した時期じゃった。

それを『自分には株式運用の目がある』と錯覚し、自信を持った。
そして貯めた資金の半分を持って、初めて証券会社の門を叩いた。

コメント
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